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魔女の隠れ家 - とある新兵(ゼウス)

2017/07/26 (Wed) 23:41:43

ファンタジー?

魔法を使う者は魔女と呼ばれ、処刑されていた。

武勲が尊ばれ、騎士は武術を磨き続ける。
この世界で、魔法を使える者は、悪魔に魅入られた者と呼ばれた。

これは、その世界に存在した1人の魔女の手記の断片。

Re: 魔女の隠れ家 - とある新兵(ゼウス)

2017/07/27 (Thu) 00:02:49

土砂降りの雨が森に降り注いでいた。

森を駆け抜けてきたかのようなずぶ濡れの女性が何かしらの文言を唱えると、薄暗い洞窟にあった枝に火が灯る。

彼女は濡れた服を脱ぎ、奥にあったらしき服に着替えるとまた違う文言を唱え始めた。

青白い魔法陣が女性を中心に浮かび上がり、女性が文言を言い終えると手元に毛糸玉の様な生物が乗っていた。

女性はその生物に微笑み、その瞬間崩れ落ちる。彼女の背中から大量に出血しており、到底助からない傷だ。

投げ出された生物は召喚主の危機を悟ったのか、彼女の傷口に張り付く。

生物が張り付くと、紫色の幾つもの小さな魔法陣が彼女の傷口を覆い尽くし、傷口が塞がると魔法陣は消えた。

Re: 魔女の隠れ家 - とある新兵(ゼウス)

2017/08/04 (Fri) 22:16:05

女性はゆったりとした動作で起き上がると、毛玉を優しく撫でた。

毛玉は細かく振動すると徐々に消えていく。どうやら召喚時間を過ぎたようだ。

私は杖 ー今は亡き母親の杖ー をしっかりと握りしめ、気配を隠して近づいた。

「あら、先客かしら?」

私の魔法が届くか分からない距離に近づいた途端に気づかれた。その距離およそ10m。

「私の隠密魔法を気づく…貴方ですか?レウニィル」

私の問いかけに対して女性は笑を零し、フードを降ろす。端正な顔立ち。純金の如き金髪を持つ人はレウニィルしかいない。

「久しぶり〜☆ちょっと追手も来たけど貴方が消してくれたのね〜」

レウニィルはついさっきまで死にかけていたというのに…私はいつもヒヤヒヤするばかりだ…

Re: 魔女の隠れ家 - 笑えない道化師(新兵)

2017/10/30 (Mon) 00:04:56

レウニィル。

本名はレウニィル・ルイフェリット…らしいけど本当かは分からない。

彼女は数年前から現れた。私の見立てでは恐らく都市部に隠れていた魔女だ。

レウニィルはスープを啜りつつ息をついた。

「あぁ〜美味しいっ!***のスープは久しぶりだわ!」

「よく言うわね…貴方1週間前に来たばかりよ?」

孤独が友達の私にとって、彼女との会話はとても有意義な時間だ。…例え悪い知らせであっても。

Re: 魔女の隠れ家 - 笑えない道化師(新兵)

2017/10/31 (Tue) 23:28:49

「そういえば***、貴方王国軍の事はもう知ってる?」

唐突に話を振られる。

「知らないけれど…?」

なんだか嫌な予感がする。魔女狩りの激化か、戦争か…

「あいつら私たちを探し出すため新しい機械を作ったらしいわ。更に私たちに協力してくれてる農民を片っ端から殺して回ってるみたい…既に何人も仲間が捕まって処刑されてる…」

最悪の事態だ。よりによって自国民でさえ手を掛けるなんて…

かろうじて声を出す。

「…そんな……」

レウニィルは1枚の羊皮紙を取り出した。どうやら魔法の地図らしい。現在地が光っている。

「私たちが生き延びるには二つしか道はないわ。一つ目は徹底抗戦して殲滅。もう一つは…」

言葉を濁す。あぁ…私にも分かってしまった。

それは魔法使いとして最低の行為。

「「国外逃亡…」」

Re: 魔女の隠れ家 - 笑えない道化師(新兵)

2017/11/03 (Fri) 01:13:52

数日後…

私は荷物を纏め、旅立つ準備をしていた。

チリ-ン…

ふと聞こえた異国の鈴(風鈴と言うらしい)。この時期に地元の農民…?

私は荷物を纏める手を休め、簡易杖を隠し持っていつもの場所へ向かった。

「朝早く申し訳ありません***様…ですが貴方様が出立なさると噂を聞いてしまい、いても立ってもいられなくて来てしまいました…」

この近くの村の長は恐る恐る訪ねてきた。噂の内容で私が腹を立てると思ったのだろう。

「貴方様が異国へ出発すると言うのは嘘ですよね…?」

「…」

乾いた唇は声を通さない。俯いて沈黙していると村長は湿った声ながら訴えて来た。

「…貴方様が居なければ、私の村の疫病は村を飲み込んでいたでしょう……。貴方様が赤ん坊の病気を治してくださらなければ今年の祭で踊る者はおりませんでした…」

今まで行ってきた事の数々。全てを挙げ終えた村長ははっきりと言う。

「貴方様がこの地でやってきた事を無駄になさるおつもりですか?貴方様方が我々農民への救いの手をこの国は国民の体を切り開いてでも払い除けるのですよ!?」

国外逃亡することに躊躇が無かったわけではない。しかし、現に都市部付近の農民は虐殺されているのだ。

「…貴方は都市部の虐殺を知っているの?」

「…はい。ですが…」

村長は1枚のパピルス紙を差し出した。そこには、私の知っている魔女やこの近くの農民の名前がある。

「我々は救いの手を差し伸べる魔女の方々がこの国の国王と真反対と言えるほど神聖な方々だと信じています。だからこそ、我々はこの国に革命を起こし、魔女にとって安心できる国を作ります。」

「……えっ?」

思いがけない行動に頭が理解を始めない。そんな間にも。

「この連判状に名前を書いていないのは西の魔女一派と貴方様だけなのです。…救いの手をどうか差し伸べて頂きたい」

「…少し考えさせて……」

数時間後、国王に叩きつけられた革命の連判状には***の名前とレウニィルの名前が末端に書き込まれていた。

Re: 魔女の隠れ家 - 笑えない道化師(新兵)

2017/11/07 (Tue) 21:48:13

王都

その日、国王にとって最悪の1日となるかと思われた。

国王の足元には革命を起こした事を書き記した書状が散らばっており、近衛兵は身を固くしていた。

次の瞬間彼らの王は高らかに笑っていた。普段は不機嫌で数人が医者にかかるほどの怪我を負わされるほどの暴君が笑うという異常性。

近衛兵達はこの異常性を肌で感じ、今日の謁見の間勤務を呪っている…

Re: 魔女の隠れ家 - 笑えない道化師

2017/12/03 (Sun) 22:40:32

2ヶ月後

革命軍は壊滅寸前だった。

初戦は圧勝と呼べるほどの勝利により周辺地域からも多くの人々が集まった。

[魔女に迫害を加えるこの国に鉄槌を!]

身分が下である程彼らはその恩恵を受けており、彼らの生活には魔術が欠かせなかった。

しかし、ある攻城戦の敗北から急速に状況が悪化する。
西の魔女一派による魔術攻撃と主導者である農民指導者の変死により指揮系統が瓦解。

残った魔女や一部の農民が必死に束ねたものの、既に多大な被害を受けていた。

とある農村

「あの村は…?」

誰かが問いかけた。辺りに明かりは無く、村の常夜灯と不寝番らしき人影がチラチラとしている。

「この辺りの村は確か左翼の奴らの故郷だ。誰か知らないか?」

そうして話し合っているあいだに不寝番がこちらに気づき、何かの合図をした。

「お、おい…不寝番が」

次の瞬間、周りを松明の群れが囲い、金属音が響いた。

「罠だ!」

革命軍は元々少ない人数を全方位から射撃を受け、全員が倒れ伏した。

隠れていた王国軍は立っている者が居ない事で満足したのか、その場を去っていった。

数分後、数人の人物が起き上がる。後に、革命の六英雄と呼ばれる人物だった。

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