3DSゲーム CCキューブクリエイター軍事コミュニティ兼wiiU軍事部コミュニティ 10942

WIIU軍事部×CC軍事部×CCDX軍事部(予定)用の軍事部コミュです。
スレッドはできれば120コメまで使った後、代表者が次スレを建設してください。
一般の方はこの機会に兵器作りに興味を持ってもらえれば幸いです。
フレンドコードは自己責任でどうぞ。
個人情報はやめとけ。
禁止事項
R18(卑猥な直接表現の禁止)


参加型小説「WW4・結」

1:くいあらためよ :

2017/04/21 (Fri) 20:46:20

世界は破滅に向かうのか、それとも……………
2:イル・マーレ :

2017/04/22 (Sat) 00:25:14

ー司令室ー

「ヨーロッパ各国の今戦闘を機にネクロシアを攻撃しようという流れが高まっています。」

「シアさん、司令ならどう動く?」

「恐らく、ネクロシアの味方をするかと。現在、ネクロシアには各国ありったけの資金をつぎ込む形となり、経済危機寸前です。そこを狙って、ネクロシアを助けるでしょう。」

「なら、シアさんの言う通りにしようと思う。」

「そう言えば、今日は士官学校で戦闘が行われてるらしいですね。この時間だと、第2回戦最終ブロック辺りですね。少し帰りに寄ってみます。」

「えっ…!あっ…!行くの!?」

「何か不都合が?」

「え?あ、あぁ…何でもないです。」
司令に連絡しとかんと…修羅場る…
3:さいろう(多分幸せ、今はどう?) :

2017/04/22 (Sat) 11:28:18

ネクロシア王国side

2回戦会場

「...」

「皆さん沈んでないで明るくいきましょうよ!」

「...」

まずいな...ここで仲間が敵に渡ったのがかなり効いたようだ...

『それでは...第二回戦開幕です!!!!』

『なお今回は特設ルールとしてナギサさんの能力は制限させていただきます』

「ヴァイ!?」

「なんで!?」

『いちいち飛ばされた選手の回収するのが面倒なんですよ~』

「それじゃテストの意味が...」

『カメラ...』

「へ?」

『カメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメr..』

あ、だめだこれ...

「どうするんですかナギサさん?」

「おほほ!無様ですわね!!」

「?」

「あなたがサラマーリ姉さまをかどわかしたと噂の...許しませんわ!」

「なんのことです?」

「さぁ?」

「カメラカメラカメラカメラk...」

「あ、ナレーターさん...」

「許しません...私の可愛いカメラたちを...」

「あの...よろしくお願いします!...です!」

「あ、どうも」

「...」

ちゃんとクラテさんも...本当に俺を倒しに来たのか...

「無駄話は終わりです...私たちの舞踏の前に散りなさい!」

「ちょ!?私の紹介まd...」

「開戦!」

あ...ラミアっぽい人かわいそう...てかあのラミアはリリス原種のラミアか?それともラミア種か?
4:イル・マーレ :

2017/04/23 (Sun) 00:32:15

士官学校。

「落とし穴使えないとは残念だねぇ。」

「ナギサの事ですか?」

「そそ。それにしても夜になって人増えたねぇ。ただのテストなんだけど…軍の娘が観戦しに来たね…って、え…?シア!?暗いから昼以上に良く見えるけど…やっぱ美人…いやそうじゃなくて。」

「どうかしました?帰ってきてるんなら会っておけばいいじゃないですか。」

「いや、それとこれとは違う問題なんだ。俺一時隠れるわ。」

「そんなこと言わないで。おーい!シアさーん!」

「ギャァァァァ…!呼ぶなぁぁぁぁ!」

「ハイーイマイキマスヨー」

「こんばんわ、ユミカちゃん。さっき司令居なかった?」

「いましたよ?でも闇に紛れちゃいました。」

「帰ってたのね…やっぱり。じゃあ、どこをほっつき歩いてるんでしょうねぇ…見つけたら離さないんだから…」

「おぉー。そうですよね。シアさんも、私と立場は同じですものね。」

「ん?どゆこと?」

「どっちも愛人に近い存在って事ですよ?」

「愛…人?私達愛人だったの?二人目の正妻じゃなくて?」

「そうでしょ。司令と何回シました?」

「1回。」

「逆にあるんですね…1回。でもそれならまだ愛人に近い存在で通りますね…でも確実に二人目の正妻って表し方は間違ってます。」

「そ…そうなの?」

「はい。あっ…いや、石化しないでください。」

「……………」

「駄目ですねこりゃ…今日は先に上がります。ついでに副司令を副司令の家まで運びます。司令、もう隠れなくて良いですよ。」

「あいよ、んじゃ、頼んだよ。」

ユミカはニャムニーを憑依し、43kgを片手で軽々と持ち上げ、運んでいった。

「……この勝負見るのに集中するか。」

シア宅
「鍵はこれですね。入りますよ。ここのカゴに鍵ですか…入れときます。」

………………なにこの部屋。私の部屋みたい。ただ、私の部屋は壁一面にレン君なだけ。シアさんは壁一面にセア司令を貼ってるんだなぁ…。とりあえず。ベッドに放置しといたらいっか。

「んじゃ、帰ります。ちゃんと寝てくださいよ~。」
5:さいろう(多分幸せ、今はどう?) :

2017/04/23 (Sun) 01:55:40

ネクロシア王国side

「おわっと!?」

「ちっ...さっさと受け入れて固まりなさいよぉ!!!」

「カメラの件はあとでなんとかするって~!!!」

「問答無用!レイミア!その汚らわしい男を拘束して!!」

「紹介してよぉ~」シュルシュル

「そういいつつ拘束しようとすんな!?」

「ナギサさん右上に飛んでください!!」

「ラジャ」

「逃げんな!!!」

「ひえ~...」

どうしよう...相手チームはナギサさんを執拗に攻撃してこちらの主戦力が削られてる...クラテさんはずっと隠れたままだし...

「あのティオさん!サキュバスの人が見つかりません!!」

「え!?」

「捉えました!こっちでハチの巣にしてy...」

「遅いですの!!」

「へあ!?」

「ドリュアスさん!?」

「...」

「ふふふ...これであなたはわたくしの僕...さぁ邪悪な敵を打倒しなさい!!」

「ハイ...」

「ドリュちゃん!?」

「まずい...サトリさんよけて!」

「ロックオン...fire」ブォーー

「ムリィ~!!!」
6:さいろう(多分幸せ、今はどう?) :

2017/04/23 (Sun) 02:16:31

ネクロシア王国side

「...あれ?」

「...」

「クラちゃん...」

「...」シュン

「もう!!なんで邪魔するんですの!?」

「...」

「くっ...わかりましたわ...まずは男の方からです!!!」

「この神聖な舞台に男はいりません!!」

「全員俺を目の敵にすんなよぉ...」

まずい...ヘイトが...

「ティオさん私じゃドリュちゃんの分埋めれないよ~」

「わかってます...考えろ私...こんな時はどうすればいい?」

「戦況が芳しくねぇなぁ...」

「おしゃべりはリング外でやれ!!」

「ほい...動きが単調だよ~」

「ティオさん!俺はまだいけるぞ!!」

「やっとですか...前回といい立ち上がりが遅いですよ!」

「すまねぇ...でもこっからが本番だ!」

「まずは火力バカをたたくぞ!バランスを均等に持っていくんだ!」

「わかりました...サトリさん!彼の援護を!」

「りょーかい!」

さて...私も攻撃をよけずに考えられるのはいいですが...

「ドリュアスこっち見な!!!」

「?」

ドリュアスはナギサに捕まる

「...」ぼそぼそ

「!?」

「ダウン...ダウン...」

「」プシュー...

「よし、ドリュアスは落とした!」

「はや!?」

「火力バカだから仕方ない...次だ!」

(本当はAIの弱点を突いただけなんだけどねぇ~)
7:くいあらためよ :

2017/04/23 (Sun) 21:58:06

聖十字共和国連邦side
西インド諸島

『<ぺトロ>から<ヨハネ>、国土防衛装置の起動を確認。』

「<ヨハネ>から<ぺトロ>へ、了解。そのまま監視を続けろ。」

『了解、続行する。』

「アマテラスが動いたのか?」

「技術長……えぇ、凍結中であるのにも関わらず、動きました。」

「やはり…アイツが関わった兵器は全ておかしい……」

「あ!技術長、また!」

「さっきからあぁなのか?」

「えぇ、"高速飛翔体"を認識すると自動的に迎撃しています。」

「詳しく調べてみる必要があるが………」

「やつ(アマテラス)は生きておるのじゃよ。」

「チーフ!」

「おぉ、ロリのじゃ様や!」

「あの兵器には人の魂がベースとなったAIが存在する。あらゆるハッキングをうけつけない完全な独立AIじゃ………。わしが何年かけても完成しなかったのに………くいのやつ…。」

コスタリカ・国会議事堂前

「………これにより、中国は完全に陥落!降伏しました!」

「「うおぉぉぉ!!」」

中国派遣部隊による制圧が成功し、国中の士気が高まった。
まさか、中南米の小国が勝つとは夢にも思わなかったであろう。

「これにより、現在我が国向けて攻撃してくるネクロネシア………にたいし銃口を突きつけている国家を殲滅します。」

「なんだと!?」

「ネクロネシアが黒幕ではないのか!?」

議員は一斉にどよめいた。
当然、この情報は国家機密なのだから知るはずはなかった。

「ただ、先程の攻撃で海軍の方が大損害を受けたため作戦はかなり後になる予定ではあります。」 

「今回、議会を開くのはこれが本題ではありません。新しい予算案についてです。」

「市街地における復興うんぬん…………。」

議会の決定により、多額の新予算が可決された。
しかし、その半分は別の目的に使われるための別予算であった。

その半分は、イギリスに流れた。
そう、軍拡であった。


ヒタリア
「ところでボス」

「ボスはやめろくい。私はダグラス・ダーターだ。」

「ダグラス、いつまで女の体をしてる気だ?」

「やかましい。このピザうまいな。」

「あぁ、この猫耳ちゃんが作ってるってよ。」

「ほう、いい腕だ。」

「このジャガイモのイタリア料理もうまい。」

「それはインドだ。」

「そうなのか………」

くいと特警のボス改めダグラスはヒタリア市内の獣人の営むメイドカフェで朝食をとっていたのであった。
8:さいろう(多分幸せ、今はどう?) :

2017/04/25 (Tue) 16:59:52

ネクロシア王国side

ガシ!

「!?」

不意に死角から伸びてきた手に捕まれた...おっと...ナレーターさんか...

「ふぅー...ふぅー...」

一難去ってまた一難...彼女は気が立ってる分厄介だな...

「やっと、捕まえました...さっきは逃がしましたがもう観念してください!!」

「そうだね...観念するよ」

「意外ですねぇ...最後に何か言うことはないですか?このままだと気持ち悪いのでいい分くらいは聞いてあげましょう」

「そうだな...まずはカメラの件については謝るよ...」

「はい...私が時間の合間を縫ってこつこつ貯めてやっと買ったカメラをすべてなくされたときはさすがに殺意が起きましたよ」

「そうだよね...」

まじか...そんな大事なものだったとは...なぜ学校に持ち込んでいたかは触らないでおこう...一応今すぐ取り戻せるけど壊れてたら火に油を注ぐしなぁ...プランを変えるか

「実は少し前に君を見たときに興味が湧いてね...少しでも君に近づきたかったんだ...」

「いきなり何の話ですか?」

「何でもないよ...でもこんな結果になってしまったことは本当に残念だ...すまなかった...」

「...」

「私も少しやり過ぎましたよ...」

「さっきまでは私もあなたを許す気はありませんでした...実際ここで死んで償ってもらうつもりでしたし...」

「へ?ここで死んでも生き返れるんでしょ?」

「この空間の管理に私も関わっているんです...だからあなたの能力を封じるときに少し...」

「あ、能力を封じたのは運営委員会の決定で私の決定ではありませんよ?」

「大丈夫、気にしてないよ...それだけのことを僕はしたんだから」

げぇ!?じゃあここで死んだらガメオベラじゃん!?あぶねぇ...むやみやたらに人の物は壊すもんじゃないね(普段から壊してはいけません)

「あはは...じゃあどうしようか...」

「あなたが参ったと言ってくれたらここから出せます...私も考えれば怒りで大変なことをしてしまうところでした...ごめんなさい」

「僕に非があるのに謝ってくれるなんて...ありがとう」

「でも、ここで参ったとゆう訳にはいかないんだ...最後まであきらめないのが僕の信条だからね」

「私もあなたを逃がすことはできません!でも...でも、人殺しは...」

よし...彼女が俯いた...今のうちに近くまでよって...

さて、吸血鬼の能力とメデューサの能力...どちらが勝つか見ものだな

「名前はなんてゆうの?」

「私なんかの...ですか?」

「うん...そういえばまだ知らないなと思ってね...最期に聞いておきたいんだ...」

「レジーナ...です」

「レジーナ僕の目を見てくれ」

「え...ひゃ!?」

魔眼...だっけ?まぁその能力が発動してくれればなんとかなんだろ?とゆうか今はそれしか方法がない...仮に彼女の能力で石化みたいになっても俺の体がレジストしてくれるのを祈るしかない...はぁ、相手を倒せば終わるってわけじゃないのが辛いな

そして30秒ほどたった...

「ナギサさんはなにしてるんでしょうか?」

「早く戻ってきてよぉ~一対多戦闘を非戦闘向けの能力者にやらせるとかマジ鬼畜ぅ~」

「私の指示に従って逃げてる分には問題ありませんよ」

「こっちだって疲れるんだって!」

「でも非戦闘向けの能力者のなかではダントツで素晴らしい運動能力を発揮なさると聞きましたが...」

「なんで知ってんの!?」

ー相手sideー

「ちょこまかとぉ...狐白さんやってください!!」

「え?...でも...作戦とは違うよ?」

「臨機応変に...ですの!」

「しゃ~ない...狐白!私が止めるからその間にやって!」

「...わかった!ありがとうr...」

「今ですの!」

「私の名前ぇ~(´;ω;`)」
9:さいろう(多分幸せ、今はどう?) :

2017/04/28 (Fri) 20:11:05

ネクロシア王国side

「...」

「...!?」

「はぁ...はぁ...」

危なかった...血液が全部固まったな...

「体は...」

よかった...今はリンパと皮膚呼吸で代替してるようだ...くそったれな科学者どもに今だけは感謝しよう

「...」

「あの...大丈夫かい?」

「ひゃい!?」

「あ、よかった...」

マイナスから0に近づけただけでも効くのか?

「立てる?」つ

「っ///」

「赤面してどうしたの?どこか調子が悪いとこでもある?」

「ひゃ!?...いえ...その...うぅ///」

すげぇ...効果...しっかしおかしいな?

もうちょっと...こう、催眠がかかった感じになるもんだと思っていたが...まぁいっか!

「え~と..."お願い"していいかな?」

さて本命の魔眼を使おう...これが決まらなければ負ける...

「ハイ...」

お...催眠状態に入ったな...しっかし目から光が消えてるのに赤面したままとか...怖っ!

「"この鏡に映る自分の目に能力を使ってくれないか?"」

「ワカリマシタ...ソノカワリニタイカヲ...」

対価?吸血鬼の能力ってそんなん必要だっけ?あ、劣化してるのか...

「レジーナに何をしたぁ!!!」

「のわぁ!?」

俺は派手に吹き飛ばされた...てか、気づかなかったが...

「とほほ...ナギサ君のばかぁ...」

「万事休す...です...」

「狐白ぅーまだやっちゃだめだよー私がしっかり捕まえとくからー」

「うん...」

「...」

全員捕まってんじゃん...

「レジーナ?何をされたの?目を覚まして!」

「ジャマスルナ!マダワタシハタイカヲモラッテナイ!」

「レジーナ!」

「くぅ...何をしたぁ!!」

「別に...ルールに乗っ取って攻撃をしただけだ」

「わたくしはそんな能力を貴様が持ってるなんて知らないわ!?なんで私たちみたいな力をたかが人間が持ってるのよ!?」

「なんで教えなきゃいけないんだ...」

「くそぉ...どうゆうことですのクラテさん!!」

「...」

「なるほど...俺たちの能力を教えて入ったのか...」

確かにあっぱれだな...ドリュアスを封じ込め...俺の能力に制限をかけ...見事に継戦能力を奪ったわけだ...

「秘密兵器は味方にも隠しておくもんなんだよ!」

俺も知らなかったし...しかも、空も飛べない変身もできない催眠できるけど劣化で弱点だらけの劣化吸血鬼だけどな...しかも命のリミットのおまけ付

「...」

「だけどクラテさん...味方が仲間思いだったのがあんたの最大の誤算だったな」

「私は...お前を倒す...」

「こんなんで?あんたが?」

「私たちが...ですの!」

へ!?

「ちょ!?レージナは!?」

「汚らわしい声で彼女の名前を呼ぶなぁ!!!」ブォーン!!!

「おわぁ!?」

「お前のような下種が神聖な我々の能力を真似て彼女をたぶらかしたのはわかりました...ならせめて汚される前に終わらせてあげるのが友の務め...そして敵を討つのもです!」

うわぁ...この人たちの仲間思いはそんじょそこらの陳腐なやつじゃねぇや...助けてドリュアス!

『無理ですマスター』

あれ?再起動したの?

『死亡判定で外にだされました...そしてなぜかボォーとしてる蛇女も』

後遺症ありとか?

『なんのことかわかりません...とにかく外からサポートを...』

『は~いズルはだめですよぉー』

『ちょ!?思考に割り込んで...』

『それでは...ごゆっくり~以上運営委員会からですた~』

『離せええええぇぇぇぇ....』

ダメだこりゃ...

「ぼさっとしてどうしましたの?さぁ、わたくしたちの前にひれ伏しなさい!」

「クラテさん...あとでしっかり事情を聴きますよ...」

「ですが...約束なので彼女たちは最後にヤってあげます...」

「どうゆうことクラちゃん!?」

「黙りなさい!あなたたちはそこでこの男が朽ちるのを黙って見てるといいですわ!頼みましたよレミ!」

「あいよー...やっと名前を言ってくれたぁー(´;ω;`)」
10:くいあらためよ :

2017/04/28 (Fri) 20:50:30

聖十字共和国連邦side
ヒタリア・港
「そろそろこことお別れか………」

「なんだダグラス、寂しいのか?」

「いやいや、彼女達のためだ。それにここにはいつでも行けるだろ?」

「違いない………そろそろ乗船しよう。」

「あぁ!彼女達もお袋や親父に会いたがってるしな!」

「そうだな…………ん?」

ダッダッダ!

「どうした?くい。」

「いや………なんか聞き覚えのある音がしたような……。」

金属が擦れ会う特有の音……重量のある足音……フィンランドで聞いたことが……

「!!ダグラス、早く乗れ!出港しろぉぉ!」

「はっ?」

そういうが早いか、突然くいの背後から鎧をきた人影が斬りかかってきた。

「うぉ!?」

キィィィィン!

刀と刀がぶつかり合う耳障りな音が辺りに響いた。

「ぐぅぅぅぬぬぬ!」

「ホウ、防イダノカ。」

「くい!」

くいの肩に僅かだが刃が食い込む。

「ダグラスゥ!早く行け!ここは私が抑える!」

「ぐっ!出港だ!」

「イカセハセヌ!」

「くそがぁ!!」

くいは腰から拳銃を抜いて発砲するも、その厚い鎧によって弾かれてしまった。

「無駄ダ。ソレゴトキデハ抜ケハセヌ。」

「ならば、これでどうだ!」

背中のホルスターからデザートイーグルを取り出し構え、零距離で弱そうな膝間接の部分に発砲した。

「ナッ!?」

「これでどうだ!」

鎧が膝を着いたことにより、刀が肩から離れそれを見計らったかのようにくいは刀を鎧の首部分に叩き込んだ。

「カハッ!?」

「そんじゃそこらの刀とは物が違うんだよ!」

より力を入れ直し、徐々に食い込んでいった。
少し、刀身が小刻みに震えている。

「コレハ!」

「30年式震動軍刀だ!どんなに強固な物だろうとこの刀に切れぬものはあんまりない!」

「グアァァァァァ!!?!?」

ザシュ

赤い雨が辺りに降り注いだ。

「ふーふー。」

「くい!無事か!?」

「ダグラス……早く行こう。」

「そうだな……」

「こんだけ騒いだら警察やら何やら来る。にげるぞ!」

くいたちはなんとかヒタリア国外へ脱出し、聖十字への帰路に着いた。
11:さいろう(多分幸せ、今はどう?) :

2017/04/28 (Fri) 22:41:49

ネクロシア王国side

「ぬーん...」

なんだっけ?このいっぱい問題が発生する奴

「ちょこざいなぁ~!!!」

「...」

いや、よけるのは簡単だよ?殺気がこもってる分予想しやすいし...

「あんまり攻撃すんなよ~」サッ

「甘い!」ドッ

「ごふっ!?」

「やったか!?」

くっそぉ...槍の刺突くらった...さすが軍学校の生徒...

「い..ってぇじゃねぇか...」

「なんで死なない!?」

血液が固まってるから傷がふさがらねえぇ...

「ひゅー...ひゅー...」

あー血が止まんねぇー意識も飛ばねぇー...ボロボロ崩れる血とかホラーだな...

「不気味だ...化け物か...」

「そんなことないよ!攻撃し続ければ...はっ!」

「!?」

あれはメキシコで見た狐も使ってた...まずい!?

「決まった!」

ナギサの体にもろに決まった...当然彼はよけれるはずもない...しかし幸か不幸か...まだ未熟者だった彼女の攻撃は仕留めるには至らず彼の半身を砕いただけだった...

「てめぇ...もう痛みもねぇ...」

「半身が崩壊してるのに!?」

「くくく...ここまでされて負けを認めるわけにはいかねぇな...」

「いいだろう...人間様の叡智と禁忌に触れた術の集大成見せてやるよ...よかったな...100年に一回見れるか見れないかの奇跡だぞ?」

「いや...我々の軌跡か...」

彼がそう言った瞬間彼の体が吹き飛ぶ...そして体が再生成されていく...

「な、なにが起こってるのですの!?」

「げほっ...この煙...毒だ!すっちゃだめだよ!」

「けむりの中からこんにちは」

「きゃ!?」

「ふぃ...せあがいるのにこのすがたは見せたくはなかったんだが...」

「子供?あなただれ?」

「さっきまで戦っていただろ?ナギサだよ?」

そう言った男の子は小学1生くらいの背丈でとてもさっきまで戦っていた化け物とは違う印象だ...

「さて君には眠っててもらおう...まだ気化したたんぱく質が浮遊してるうちに...」

「あ...が!?かひゅ...」

「何をした!?」

「ボツリヌス毒素を体の中に生成しただけだよ...この空間の空気を吸っちまっただろ?」

「さて...きみはなにがいい?シロシビンでトリップ?ステロイドで心不全?アルカロイドで昏睡?」

「この空間内なら俺の知識のなかの生物毒をすべて作り出せるぞ?」

「くっ...」

「あ、安心しろよクラテ...お前は一騎打ちで倒してやる...戦いたいんだろ?」

「...」

「さて...答えが返ってこないな...ならば好きにさせてもらおうかな?」

「おい!」

「ん?」

「この娘たちがどうなってもいいのか!!」

「え~と...名前なんだっけ?」

「こいつ~...」

「ま、いいや先に眠れ」

「けこ!?が...」

「さすが蛇...スカンクの刺激臭には耐えれないか」

「レミ!?」

「さぁ...次は君の番だ...」

「あ...やだ...来ないで!」

「う~ん...サキュバスなら逆に媚薬で死んでみるってのはどうかな?きっといい気持だよ...」

「ひ!?」

「にしても今日は気分がいい...吸血鬼の力とかこの部屋の力で強化されてるのかな?ふふふ...」

さぁ時間がない...空気中のタンパク質に干渉できる時間もあとわずかだ...この体になったら安定剤飲まないと崩壊しちゃうしなぁ...それに成長したらさいろうの体になっちゃうし...ま、終わらそう
12:さいろう(多分幸せ、今はどう?) :

2017/04/29 (Sat) 16:48:06

ネクロシア王国side

「あ˝~あ˝~///」ビクンビクン

「疲れた...」

ここから出ればトリップも治るだろうし...もうちょっと濃度を上げれば中毒死するかな?

「あぐっ!?」

うん...時間がかかるだろうけど大丈夫だろう...イラついたからシロシビンとかで体感時間1000年くらいにしたけど大丈夫だよね?

「さて...あとは」

「かひゅ...う!?」トシャ...

「あ、刺激臭だけじゃあ倒せないか...」

「さっさと寝ようか...」グシャ...

「」ピクピク...

「アハハ!さすがに人間より強くても頭が潰れれば死んじゃうよね...」

「ひっ...」

「あ、ごめんね...サトリさん...こわがれせちゃって」

「今はちょっと精神が不安定なんだ...空気に触れただけでもストレスがかかるからね」

「さて...さっさと帰って寝たいし終わらそうか...クラテ」

「...」グッ...

「さっきまでのあれをみて戦史喪失しなかった人間は見たことないんだけどな...それだけ本気ってことか...」
13:さいろう(多分幸せ、今はどう?) :

2017/04/29 (Sat) 17:16:17

ネクロシア王国side

あぁ...やだやだ...
透明な敵がここまでめんどくさいなんて...

「...っ」

体にかすった...あぁえぐれてる...本当にやめてほしい

「そこか...」ガシっ

「くっ...」ザシュ...

「...痛いなぁ...」

腕が取れちゃった...今の状態ならくっつくだろうけど...

「ねぇ...このままだと埒があかないから一騎打ちしない?」

そう言って裸の死は構える...

「どうやら今は吸血鬼の力もサカキからパクった能力も使えないみたいだから望み通り一騎打ちができるよ?君が望む戦争はそうゆうの何だろう?」

「...あなたはなにもの?」

「ナギサ...君たちにとってはただの能力者だよ」

「誰もあなたみたいな能力者をしらない...」

「複合とかそうゆうのだって言ったろう?無意味な時間稼ぎはやめてもらえないかな...」

実際下手に時間をかけると今度こそ終わりだ...この体は安定するまで無敵の防御能力を誇るが...
安定剤を使わなければ自壊するし掠っただけで大ダメージを受けるからな...

「...」

それにセアを見ている...これが終わった後軍が入ってきて拘束なんてことになったら目も当てられない...もう自分の意思以外で実験台に座るのは嫌なんだ...

「仕方ない...こっちから行かせてもらおう...」

そうナギサが言いクラテに距離を詰める

「もらった!」

「甘い...」

「ぐ!?」

クラテは見た目からもわかる通り人よりは非力だ...彼女もこの一発が通ったところでどうにもならないことは理解していた...

が、ナギサの体はいとも簡単に貫通した

「え?」

攻撃した本人が驚くほどに...文字通り腹に穴が開いた...

「あぁ...痛い...」

そう言いながらナギサはクラテに覆いかぶさるように倒れる...

「でも...俺の勝ちだ」

ナギサの体がクラテを包むように溶けて...

「な!?ヤめr...」

クラテが逃げようとするが彼ががっちりとつかんで離れられない...

「なぁ...この腹に開いた穴どうしてくれる?」

「嫌だ...離せ!」

「少し前の君ならもっと戦ってくれると思ったのに...」

「嫌だ...食べられたくない!こんなんじゃない!」

「まぁいいや...ゆっくり話をしようか...俺の中で」

「きっと俺が今までヤッてきた奴らも待ってるだろうから...仲良くしなよ」

「違う!私は弱くない!嫌あああぁぁぁ...」

彼女の叫びも虚しくこだまするだけ...次第に溶けたナギサだけになった...そしてまた体がもとに戻る...

「はぁ...結局強いってなんだろうね?」

「さて...俺たちの勝ちだ...終わろうか」

「...」

「どうしたんだいみんな?そんなに睨んで...」

「クラちゃんはどこに行った...」

「さぁ?どうせここでの効果は終われば無かったことになる...」

「口には出さなかったけど俺は彼女に激しい怒りを覚えたんだよ...まさか俺なんかを倒すためだけに友達を裏切るなんてね...」

「...」

「さて...終わりましたよ!さぁ早くここから出してください!」

『え!?あ、はい!これにて第二試合を終わります!』

『今試合において三回戦にでるチームがすべて決まりました!』

『各チームの皆さんは明日早朝より行われる試合に遅れないように出席してください!遅れた場合棄権とみなします!』

『それでは良い一日を!』
14:さいろう(多分幸せ、今はどう?) :

2017/04/29 (Sat) 21:50:18

ネクロシア王国side

『マスター』

ドリュアスか...

『外に出るのは危険です...私が手配しますので裏手に回ってください』

どうしてだ?

『さきほどの試合を見てサラマーリさんの取り巻きがあなたを狙ってます...また学校内の治安組織も...』

それはまずいな...できるのか?

『サラマーリさんが手伝ってくれると...ループしたってことはそろそろ体が危ういのでは?』

その通りだ...内臓の溶解と再生成でまずい...

『やはり...必要なものはほかに?』

能力の顕現の詳細とできれば吸血鬼の血を頼む...なにかしらの補助がないとまずい

『了解しました...サラマーリさんに聞いておきます』

了解...アウト...

「ナギサ...いや、さいろう...さん...」

「クラテさんか?」

「クラテ...でいい...」

「そう...なんかよう?」

「その...あの...」

「...」

「ありがとう...」

「?」

「私は戦場で死ぬのが一番だと思ってた...」

「あぁ...そうゆう...」

「だけど...」

「おっと...そこから先は言わなくていい...君が見たものは俺の答えだ...君のじゃない」

「それを踏まえてもう一度聞こう...」

「力が欲しいか?」

「それでも私は欲しい」

沈黙が二人を包む...そしてさいろうが破った...

「あげない☆」

「...え?」

「どっちみち君に教えるものもあげられるものも俺は持ち合わせていないからねぇ~」

「ま、欲しいなら自分でつかみ取ってみれば~道は誰かが用意してくれるさ」

「むしろ俺に服をください...」

「変態...」

「だって~はたから見ると素っ裸の小学生に童顔美少女が話しかけてるなんてシュールな絵面だぜ?」

「あ...そっか...」

「でも...女物しか...」

「あ~それなら大丈夫...まだ...」

そう言うとさいろうは体を変化させる...小学一年生らしき男の子は9歳らしき女の子に変わった

「形は決まってないからねぇ~...まぁ最終的には寄ってきちゃうけど...」

「どう?将来有望なロリっ子に見えるぅ~?」

「え...え?」

「別に驚くことないさ...俺のプロフィールはいつまでたっても"謎"なんだから...少なくとも今の俺はね...」

「?」

「ま、いいや...うわぎちょーらい!」

「えと...はい、どうぞ...」

「ありがとー...と言いてもしたが寒いな...替えのパンツぐらい持ってくるんだった...まぁいいや」

「じゃ、また...次会うときは敵同士かもしれないけど...」

「お互い精いっぱい生きてこうや...」
15:イル・マーレ :

2017/04/30 (Sun) 00:52:43

士官学校

「解説ちゃん。良い一日をって言ってるけどさ。なんか1ヵ月位たった気がするの俺だけ?」

「そうです。元司令官さん。」

「そですか。んじゃ、俺帰るわ。明日の夜が楽しみだね~。」

「暴れられますか?あんな煙みたいな化け物相手に。」

「あぁ。暴れられるよ。(サラマーリと一緒にあの煙で向かってきたら。だけどね)」

「そういうことなら解説も頑張りますよ~!」

「よろしく。それとお休み。」

「おやすみなさい。元司令はこれから家に?」

「いや、ホテルだよ?」

「そうですか。(この司令には浮気の噂とかありますけど、さすがに…ないですよね?あったらスクープですね。)」

「どうした?考え事か?」

「はい。そうです。」

「ちゃんと寝ろよ~。じゃーなー。」

「はい。」

その頃クロイツェル家(布団の上)では。

「ミレイナ、実はな…司令が帰ってきてる。」

「おとーさんが!?なんで出てこないの!」

「声を大きくするな。サリーさんに知られる…。今は会ったらまた家から出たくなくなるから会わずにいるんだとよ。まぁ何をしているかは教えられないが、家には帰ってこない。」

「えっ…おとーさんまた浮気?」

「んなわけねぇ…。なんで司令のイメージそれなんだよ…一回だったんだろ?それもお許しが出たと勘違いしてのだろ?」

「そうだったの?てっきり浮気王かと思ってたんだけど…。」

「ワァオ。いやいやいや、そんなわけないから。親父さんなら信じてあげろよ…。」

「それも…そうね。ふわぁぁ。」

「眠いか?」

「うん。」

「それじゃおやすみ。」

「おやすみレン君…。」

ホテル

ドロドロさいろうさんはサラマーリに触れた時点で不明に変わる…それなら。あの力は完全に封じ込める。問題は、混沌を持つサラマーリか…さて、能力は効かないというより使ってはいけない。そうなれば、力で勝つか…。眠いな。寝よう。

某所1

マスター、やっとデータが揃いそうです…。昔からずっと、生きてきた研究者としては、このデータが揃えば…ヒタリアの為になるでしょうねぇ。いや、私のため?まぁ良いです。まだしばらく観察させて貰いましょう。
と、観察する前に男でも喰って来ますかね。…お食事お食事。

某所2
はふっぅ…お腹空いた…キュンってする…あんなところに世間一般でいうイケメン発見♪
さっさとつれこもっと♪
「そこのおにーさーん!あーそーぼー!」

その次の日。女体化元ヒタリア司令官と超能力マッドサイエンティストはやけにつやつやしていたという。
16:イル・マーレ :

2017/05/01 (Mon) 01:32:35

ホテル

「おはようございます。司令官さん」

「あーおはよう。てか、なんでマリアさんここにいるんです?」

「いえ、偶然レンさんの言葉を聞いてしまいまして。」

「あーそう。でなんでここ分かったの。レンにホテルまでは伝えてないぞ?」

「司令が野宿するわけないですし、家に帰らないなら、ホテル以外どこで泊まるんですか?友達の家でもいく気ですか?」

「うっ…いや、友達少ないし。(本当は士官学校時代の友達のほとんどがAI戦線で戦死してるだけなんだが…)」

「友達いないんですか?」

「作ろうと思っても作れないんです。立場的に。」

「そうですか。」

「それより、早くここから出てってもらえません?着替えられないんですが。」

「失礼しました。では。」ドロン

ふぅ。さてと、今日の夜はバトルロワイヤルか…かすらないように気をつけないと。
17:さいろう(多分幸せ、今はどう?) :

2017/05/01 (Mon) 21:54:54

ネクロシア王国side

会場バックヤード

「くふぅっ...早く迎えに来いよ...」

体の組成が女性のものに変わり始めた...やばいな...さっきは誤魔化したがこのままじゃまずい...

『マスターどこにいるんですか?』

バックヤードだ...早く来てくれ...もう性別が女で固定しそう...うっ!?

『どうしました?』

生理きたぁ...Halley!Halley!このままじゃまたシステムの管理外で死ぬまで女で固定されちゃう!

『そこで自決しては?』

中途半端に死んだらふたなりになっちゃうでしょうが!?

「そそりますね」

「早く...安定剤持ってきたんだろう?」

「はいどうぞ」

「...っ!」ガっ...

「そうがっつかないでください」

「くぅ...はぁぁぁぁ///」

「キマッてますね」

「うるへ~...はぁ...危なかった...」

「まぁ山場を越しただけですし...まだ安心するのは早いですよ?」

「あぁ...サラマーリさんは?」

「ここです...あなた何者?」

「それはあとで...とりあえずこの成分で構成された液体でプールを作ってくれないか?」

「大丈夫ですマスター!すでに制作ずみです」

「どこに!?」

「もちろんサラマーリさんの実家です!」

「バカぁ!?」

「まぁまぁ...最終戦は今夜なんですし...下見を兼ねて...ね?」

「危険すぎるだろ?」

「マスターならできるはずです!なんならそのまま真相を突き止めてもいいのですよ?」

「なぜに命令形...そんなことより早く...」

「下腹部が痛いから...」

「どんな感じにですか?」

「なんとゆうか...石を体の中に詰められて内側から殴打されてるような...ってそんなことはいいから早く!」

「了解しました~さ、サラマーリさん...案内、お願いします」

「なんなのこの人達...」
18:くいあらためよ :

2017/05/01 (Mon) 22:34:31

聖十字共和国連邦side
コスタリカ・港
くいは絶句していた。
変わり果てた町をみて。

「これは…………一体。」
 
「ネクロネシアの攻撃によるものじゃ。……やつらは限度を知らんのか。」

「博士か。」  

「久しぶりじゃのう?」

「何があった?」

「お主がいない間、一気に事が進んでのう………我が国にたいし飽和攻撃を行ったのじゃよ。我が国だけではない、デンマーク、ノルウェーなどの聖十字に関係する国は全て攻撃を受けた。」  

「………被害は?」

「町が1つ2つと、それから都市が1つ半壊。あとは………」

「リーファは無事か?」
 
「あぁ、無事じゃ。官邸には何発か当たったが、すぐに復旧したぞい。」
 
「そうか。」

「………ところで、くい?」

「なんだ?」

さっきまでドヤってたロリのじゃ博士が急に小さくなる。

「その、な?疲れとるじゃろ?今日は、儂の家で休まないか?」  

「気持ちはありがたいが、これから親衛隊省に戻らなければならん。すまんな」

そのまま、スタスタと歩いていった。

「…………この薄情者め。」

赤く、顔を染めた少女の声は誰にも届くことはなかった。
19:さいろう :

2017/05/01 (Mon) 23:21:16

ネクロシア王国side

「...」ゴポゴポ...

あぁ...懐かしい...これに入ったのは十数年ぶりだ...まぁ前とは少し環境が違うが...

『どうですかマスター?』

問題ない...ただマグネシウムが若干安定しないな

『了解しました補充します』

わかった...俺は体の再構成が完了するまでシャットダウンするから頼む

「はい...」

「ふぅ...」

「あのぉ...」

「なんですかサラマーリさん?」

「なんですか?これ...」

「これ?あぁ...マスターの入ってる液体ですか?」

「はい...てゆうかマスターって...」

「あ、申し遅れました...我々はネクロシア王国非公式諜報・内部監査機関...アイセス機関所属の工作員です」

「まぁ私はマスターの所有物とゆう要素が強いですしマスターも公的には兵器扱いなので工作員とゆうのも少しおかしいですが...」

「はい?」

「それとこの液体は何かとゆう質問ですが...原始地球の海水を疑似的に再現した液体です」

「待ってください...話が見えないのですが...」

「要約すると...今あそこでぷかぷか浮かんでる何かをもとの体に再構成するための材料です」

「ナギサくんを?」

「正確には世界灰化計画の要となる計画の一つとして遂行されたプロジェクト:オーディンの花形ですね...」

「通り名としては"豺狼"をもとに日本の文字で表記してさいろうと名乗ってますが...」

「世界灰化計画?プロジェクト?」

「はい...すべて極秘ファイルSランク指定を受けている情報です...許可が出てない者が閲覧した場合終了対象となります」

「え!?なんでそんなことをわたしに...まさか私を消す...」

「いえ?マスターから許可を得てあなたの質問すべてに応えるように指示されていますから...ちなみに私はAIです」

「あれ?じゃあここにいる人間って...」

「人間をどうゆう意味でとらえるかによりますが...少なくともあなただけですね」

「...」

「まぁ私がマスターの指示をはき違えていたとしてもあなたを消さなければいけない状態にはならないでしょう...多分」

「多分って!?」

「だって知ったところでこんなことを普通の人間が信じると?」

「それにまもなくネクロシアが持っているほとんどのデータは一部を除いて開示を余儀なくされるでしょうし...」

「まだこんなのがあるんですか!?」

「まぁ...ヒタリア建国以前から我が国は亜人や能力者...とゆうより兵器として使えそうな存在や事象の研究を推し進めていましたので...」

「まずいものもたくさんあるでしょうね...時には我が国だけで一つの種を絶滅させてしまうなんてこともあったとゆう報告がありますし」

「報告があった?」

「私はマスターがかりそめの自由を手にした後に作られた機械ですから...報告を参照することはできても実際に見ることはできないのです」

「そうゆう...」

「さて...そろそろマスターの身体データの計測が完了...ん?」

「どうしました?」

「いえ...私のデータやあなたに提示してもらった亜人・能力者のデータにはないものが含まれているので...」

「?」

「ここです...再構成のさいの不具合かわかりませんが...多分麻薬効果のある成分なんですが...」

「先程の戦闘の効果が持続してるのかな?」

「どれどれ...あ...」

「どうしました?」

「いえ...エストロゲンってどっかで聞いたよな...」

「エストロゲン?なにか危険な物質ですか?」

「そんな大層なものじゃないですよ...たしか私のお友達が...何だったかなぁ?」

「...」

「そうだ...これってあの香水の成分に似てるんだ」

「?」

「確か...」

「確か?」

「ご愁傷様です...私は今から鼻栓かなにか買ってきます」

「え?どうして!?」

「いやぁ...これ確か男性をその気にさせるシリーズ的なやつの香水に書いてあったとゆうか...」

「まぁただの媚薬だったんですけど...」

「それが自己生成されてる?」

「多分...」

「すぐに治療しましょう...このままだとマスター、起きたときに発狂します」

「へ!?」

「ただでさえ女性関係がやばいのにそれが悪化したら今度こそ発狂しますよ...初めて私たちと会ったときは一か月ほど引きこもってましたから...なんか『襲ってこない女の子最高!』とか言って...」

「でも、最後はすごい物足りなさそうな顔してたんですよねぇ...なんなんだこいつは...」ブツブツ...

「...」(そっとしておいて私は鼻栓買いに行こう)
20:さいろう :

2017/05/02 (Tue) 17:37:25

ネクロシア王国side

「ふぅ...体よし...声よし...聖剣よし...」

「世界よ...私は帰ってきた!」

「ん?」スンスン...

「なんか匂いがおかしいような?」

「ま、いっか!」

「お帰りなさいマスター...」ゲッソリ...

「あれ?なんでそんな疲れてんの?」

「一生分の計算とエラーを経験しました...」

「?」

「ナギサ君...とゆうよりさいろう君?」

「あ、どーもサラマーリさん...てか結局ドリュアスから教えてもらったんだ...」

「えぇ...まぁ...」

「年齢とか経験とかも?」

「いやそこまでは教えてもらってないけど...」

「ならよかった...さて、サラマーリさん」

「はい」

「これより残り三時間で自宅の捜査と依頼の遂行を始めますが...よろしいですね?」

「お願いします...」

「よし!ドリュアス...かかるぞ!」

「うぇ~い...」

-しばらくしてー

「う~ん...家じゅうを探し回ったが...彼女の父親に関することが全く分からん...」

「PCもハッキングしてみましたが特に変わったことはありませんでしたし...」

「絶対にあるはずなんだがなぁ...」

「仕事は家に持ち込まない主義なんじゃないですかぁ~」

「にしては薬品とか設備がそろいすぎてるだろう...ん?」

一枚の写真を見つけた...おそらくサラマーリさんの母親らしき美女が写っていた...

「...」

「なんか手がかりでも見つけました?」

「いや...女の写真が一枚...それと」

その写真の裏には何やら暗号のようなものが書かれている

「ドリュアス...これ解けるか?」

「う~ん...キーがあれば解けますね...おそらうわんタイムパッドだと思われます」

「まぁ個人で簡単にできる最強クラスの暗号だからな...そしておそらくキーは...」

「この女性...」

ーサラマーリ自室ー

「あれ...この写真...」

「誰ですか?」

「母です...あの...私...」

「ん?」

「いえ...なんでもありません...それで聞きたいことって?」

「この女性のことです...まぁあなたの母親のことですが...好きな本とか歌ってありましたか?」

「なんでそんなことを?」

「いえ...ただ少々お父様の残された暗号に手を焼いていまして...」

「え~と...確かこの本だったと...父が...」

「パンセですか...わかりました...ドリュアス!解析頼む!」

「了解しました」
21:さいろう :

2017/05/02 (Tue) 18:11:58

ネクロシア王国side

「解読完了しました」

「う~ん...候補は?」

「4つですが...まともな人語になってるのは1つだけです」

「よし...これをPCに入れるか...」

「すでに入力済みです...案の定別アカウントに接続されました」

「よし...じゃあ確認するか...」

「さてさて...これは...聖十字に攻撃するための化学兵器の発注か...そしてこっちは...催眠薬?」

「おそらく我が国含めて世界各国の政府高官に使ったものかと...」

「なるほど...洗脳に使ったりわいろに使ったりねぇ~」

「まぁレシピはメモしておくかな...さて...奴らの計画を垣間見れれば嬉しいんだけど...」

「お、ヒット...これは...」

「どうしました?」

「委員長の言っていたサイトか...確か太平洋だったな...最終目標地点は決定ってことでよさそうだ...」

「え?でもあのサイトは...」

「あぁ...ネクロシア...いや、サレストン時代からの負の遺産であり我らが財産...そして俺の故郷でもある」

「まさか...まだ研究をしてるのか?」

「どちらにしろあそこに聖十字やヒタリアを入れるとまずいのでは?」

「まぁ...人体実験に使った亜人や能力者のなれの果てがうようよしてるだろうしな...どちらにしろ俺たちの力がなければいけないが...」

「だが今回は協力してもらわないと終わらせそうにない...なにより彼らには奴らを殴る権利がある」

「はぁ...ではそれとなく政府高官にリークでもしておきます」

「あぁ...頼む...」

「さて...最後のファイルは...」

「なんでしたか?」

「いや...このファイルは触らないで上げよう...俺たちが触れていいものじゃない...」

「ん?あ...そうですね...いくら仕事とはいえプライベートを隅から隅まで監視する必要は今はありませんからね」

「あぁ...じゃあ計画を言うぞ?」

「はい」

「まずは最終日を抜けよう...ここでいきなり棄権したら怪しまれるからな」

「セアには当てれようが当てれまいが軍への入隊は拒否する...どうせ向うも俺の正体には気づいてるはずだ...進んで入れようとは思うまい...」

「次にサラマーリさんの父親の救出だ...さっきの報告書によると途中から承認者が彼女の父親から副社長に変わっていた...おそらく会社に軟禁されてる可能性が高い」

「そして救助したらは本部に帰らずに聖十字に向かう」

「なぜですか?」

「俺は指名手配されてんだぞ?どうせこの国をでたら嫌でも体をもとに戻さなければならない...セアに吸血鬼にされたからな...」

「でも聖十字には...」

「確かに今ネクロシア人が入国するのは危険かもな...だがジーニーたちがまだメキシコにいる可能性がある...それにあそこの親衛隊にはちょっとばかし縁があってな」

「どうやって面会するんですか...」

「忘れたのか?俺はテロリストを束ねて世界の麻薬や奴隷の流れに関与してるんだぞ?密売人として入国すればもれなく逮捕してくれるだろうさ」

「私はコアになればいい...と?」

「そうだ...」

「そのあと事情を説明するなり無理やり奪うなりして一時的に聖十字軍に入隊する...そしてネクロシアに堂々と帰国...とゆう訳だ」

「ヒタリアからでもいいのでは?」

「表向きは国連加盟国だぞ?あいつらの息がかかった人間もうようよしている...それに木の葉を隠すなら森の中...」

「いまや世界的な犯罪国家として敵視されてる聖十字なら国際指名手配犯の一人や二人...潜伏してても問題ないだろう?たとえそれが作られた悪だとしても...」

「そうですね...」

「そしてネクロシアを取り戻した後清算と親玉ども潰しのために新連合部隊で殴り込みってわけだ...ようやくこの戦争も終わりが見えてきた...」

「でもその計画にヒタリアや聖十字がのると?」

「のるさ...少なくとも軍部は...政治家連中は知らん」

「と言っても二か国ともそっち方面にも明るいから心配はいらんだろうがね」
22:さいろう :

2017/05/03 (Wed) 09:38:08

ネクロシア王国side

「ふぅん...学校に戻るか...」

「え!?」

「ん?なんか問題あり?」

「いやー...ないんじゃないっすかね?」

「まぁいいや?外に出て...」

「ま~お...」

「ん?猫?」

「「「「ま~お、ま~お」」」」

「多すぎぃ!?」

「あ~...」

「おわぁ!?犬!?」

「ピーピー...」

「ちょ、歩きづらい!...何がどうなってんだよ!?」

「とりあえず退却しましょう」

「ちょ!?ついてくんな!」
23:くいあらためよ親衛隊もーど :

2017/05/03 (Wed) 10:38:38

聖十字共和国連邦side
コスタリカ・拘置所
「ひぃ!」

「さぁ、はいてもらおうか………貴様はネクロネシアで、女性たちをさらってなんの研究をしていた?」  
ルインがそう問い詰める。

「わ…私は、何も!」

「吐いた方が楽になるよ?また、あの業使われたくないでしょ?」

カインがそう耳元で囁く。

「ひ!何もしてないんだ!」

「だって………ファメド、どうしよっか、」

「とりあえず痛みだけ与えておこうかしらね。」
 
「い…嫌だ!誰か!」

「三人とも、落ち着けよ………」

そこにくいとダグラスが帰ってきた。

「こいつにはコイツを使わないかん。」

「それは!それだけは!」

「それは?くい。」

「自白剤の強化版だ。」

「国際条約で禁止されてる薬だ。まぁ、今は国際条約は適用されてないから大丈夫だ。」

「やめてくれ!頼む!」
 
「いい夢見ろよ……」

「あぁ!!!!#&%&##!$+':.!!」
24:さいろう :

2017/05/03 (Wed) 12:26:31

ネクロシア王国side

「なぁーなぁー」

「うるさい!そんな猫みたいになぁなぁ言ってるとこれを注射しますよ!」

「ひえ...」

「あのぉ...やっぱりだめでした?」

「あ、はい...ダメでしたサラマーリさん」

「え?サラさんは知ってんの?」

「サラ?」

「いや...サラマーリって長くて言いづらいじゃん?だからサラさん!」

「はぁ...ねぇドリュアスさん?彼...少し幼児退行してない?」

「過度なストレスですよ...説明したら軽く発狂しまして」

「あぁ...」

「どうしよう...決勝戦はこんなんでどうしよう...」

「ドリュアスさんは機械なのに病みそうですね...」

「まぁ感情のシュミュレーションも実験として行ってますし...もうこの注射を打ってしまおうかしら...」

「なんですかそれ?」

「日本の雛見沢にいた寄生虫と聖十字が送り込んできた声帯虫とギニアワームと...とゆうかいろんな寄生虫のハーフです」

「なぜにそんなものを...」

「安定剤を作る際にこいつらが必要だからですよ...処分に困るなぁ...」

「いつもはどうやって処分してるんです?」

「焼却したところで死なないですからねぇ...いつもはセメントで容器ごと固めて核物質用の容器につめて地下10kmに埋め立て処理をしているんですが...」

「ぶ~んぶ~ん...」

「なんかもっと幼くなってません?」

「叩けば治るでしょう...もうヤダこれ...」

「oh...まぁとにかくもうすぐ試合が始まるので私は車で行きますね?」

「その手があったか!」

「へ?」

「すみませぇん...一緒に乗せてって?」

「えぇ...」

「乗せてかないとこれを打ちます」

「わかりました一緒に行きましょう」
25:くいあらためよ親衛隊もーど :

2017/05/03 (Wed) 22:53:43

聖十字共和国連邦side
女王官邸
「だからダメだといっているでしょう!」 

「お願いです!必ず成功させます!どうか………!」  
「それだけは出来ぬ!」

部屋に入ったくいたちはリーファとエリザベスの口論に圧倒されていた。

遡ること数分前
カイン連れて尋問室を後にしたくいは、そのまま帰還報告をするために女王官邸へむかった。
そして、女王と謁見するために部屋に入ったのだが、現在に至る。 

「なにが起きてるんだ……?」

「僕もわからない……かな?」

「だから………!くい!戻ったのね!」

くいの存在に気づき、一目散に抱きついた。

「会いたかったわ!」
 
「陛下ぁ………首がぁ!」 

「あら、ごめんなさい。」  

カインが横目で睨んでたのは秘密。
 
「さっきから何を口論してたんだ。」  

「えぇ、それは………」  

「お久しぶりですわ、くい様。実は聖十字に協力して頂きたい事があるのです。」

「協力?なんだ?」 

「はい、『イギリス奪還作戦』を実行しようと我が国では考えているのです。」

「イギリスは私たちに力を貸せっていいに来たのよ。」

「親衛隊が言うのもなんだが無理だ。」  

「え…」

「僕も賛成できない。」

「………」

「エリザベス、あなたも見たでしょう?今のこの国の現状を。とてもじゃないけど今は出せる軍がないのよ。」

「ですが………」

「諦めなさい。」

「………」

エリザベスは静かに俯き、大粒の涙を流していた。

「………あ、そうだ。」

「?」

「どうした、カイン。」  

「確か、東インド諸島方面の師団って今は暇だよね?」

「そうね……あ。」

「それなら援軍に出せるけど?」

「ほんとですか!?」

「あそこは何師団ほどいるのかしら?くい。」

「5師団です。」

「これでいいわね?エリザベス。」

「はい!」

エリザベスは眩しい笑顔を見せたのだった。
26:さいろう :

2017/05/04 (Thu) 22:37:26

ネクロシア王国side

イギリス:ロンドン
「さすがにここはいつまでたっても変わらねぇな...」

「まぁ宮殿前が地で染まったことを除いて...」

「あの後の暴動を抑えるのは大変でしたな」

「「あ、ジャックさん」」

「やぁ...遠いところからわざわざご足労いただいてありがとうございます」

「本国のほうは大変ですな...まさか彼が死んでしまうとは...まぁ死人に指名手配をかけてる当たりそうゆうことなのでしょうが」

「そうですねぇ...このことは他言無用で」

「わかっています...彼が名乗り出てこないとゆうことはそうゆうことでしょうし」

「えぇ...さて、本題に入りましょうか」

「はい、早速ですがネクロシア軍から独立していただきたい」

「それはまた...つまり我が国に駐留している貴国の軍に反乱せよ...と?」

「違います...元のイギリス軍に戻る"権利"をあなた方に返還しよう...と」

「...はぁ」

「つまり...過去の栄光をすべて捨て去り脆弱ながらも新たな一歩を踏み出した我が国に...亡べと?」

「違います...我々は強制しに来たわけではありません"要請"しにきたのです」

「もちろん拒否もできますよ?認めたくはないですけど...今の俺達には国と戦う力はない...」

「まぁ、いくら落ちぶれたとはいえたかだか一レジスタンどもに負けるほど栄光あるわが軍が負けることはないですな」

「えぇ...ですから要請...もといお願いをしにきたんですよ...」

「このままじゃネクロシアは本当に死んでしまう...」

「...」

「なにか我々に見返りはあるのでしょうか?」

「契約が成立したならばあなた方に国を返すと約束しましょう...いえ、確約すると約束します」

「国家間の取引において約束はタブーですよ?」

「ですから前払いとして軍を返すと言っているんですよ...」

「それに...クライアントがつかなかったあなた方の国をあなた方に同じ条件のままそっくりそのままお渡ししましょう...」

「随分、高圧的で失礼な連中だ...私が話のわからない人間ならこの場であなた方の身柄を拘束し即刻ネクロシアに変換していたでしょうな...」

「ですが...一考する価値はあるようです...いいでしょう...ですがこのままでは少々気分が悪い...」

「ことが終わるまで我が国にあなた方を拘束...もとい強制滞在と活動の続行を行ってもらいましょうか」

「いいんですか!?」

「えぇ...と言ってもあなた方ネクロシアのためではありません...さいろう...彼に免じてですよ」

「バッキンガムの悲劇のあと...少々我々に便宜を図ってくれましてね...たとえ償いだろうと」

「へ?いつの間にそんなことを...」

「国の復興をほぼ全面的に無償でやってくれたんですよ...ポケットマネーでそれをやってのけるんだからすごいですよね...あんなのと敵対はしたくないですから」

「まぁ彼は...」

『大丈夫、大丈夫!どうせ友達の企業だしぃ...彼らのも自分たちの技術を宣伝できてうれしいって言ってたからwww』

「って言ってましたよ...」

「あぁ...」

マジか...確かにそんなやつとは関わりたくねぇわ...あ、一応上司だった...てか、友達でもあった...絶望した...

「あ...なるほど...だからこれから30年くらい契約むすばされたとか言ってたんですか...」

「えぇ...それまじ?アナちゃん...」

「そうですよロードさん...おかげで国家予算が予定より0.2%ほど余分にとんだらしいです」

「あいつただの軍属だよな?」

「そこらへんは私共気になるのですが...」

「本人は何でも屋もやったことあるからとか言ってましたよ?」

「「理由になってない...」」
27:さいろう :

2017/05/05 (Fri) 19:44:03

ネクロシア王国side

「なんかまたおかしくなってた気がする...」

「ええ、おかしくなってました」

「やっぱり...あれ?ここどこ?」

「私の膝の上です」

「いや、膝枕されてることじゃなくて...」

「あぁ、そっちですか...サラマーリさんのお家の車です...今は学校に向かってるところですよ」

「へー車かー」

「イヤだイヤだイヤだ虫イヤだ...」

「なにしたんだ...」

「教えてほしいですか?(⌒∇⌒)」

「あ、遠慮しときます...」

「...」

「...」

「怖い怖い怖い...虫怖い...」

「...」

「...」

「助けてパパぁ...」

「マスター」

「なに?」

「心拍数が上がってますが...まさか興奮してるんですか?」

「へ!?いや...そうゆう訳じゃないけど...」

「変態...」

「違うって!ちょっと乗り物全般にもトラウマが...」

「あ、その関係の話はNGです」

「うん...そっちの方が俺もいいと思う...とゆうか表情に出ないようにしてたけどばれた?」

「明らかに異常な数値をたたき出してますので...まぁ確かにこれは恐怖を示してますね」

「そんなにひどい?」

「えぇ...また膝枕しましょうか?」

「いや、変なネタは作りたくないから遠慮しとくよ...」

「あは...あははは...(虚ろな目)」

「サラマーリさんまずくない?」

「大丈夫でしょう...そんなに気になるんならマスターが落ち着かせればいいのでは?」

「えぇ...まぁ、できたらやるよ...」

「人として最低ですね」

「えぇ...」
28:イル・マーレ :

2017/05/06 (Sat) 02:08:56

ー司令室ー

「………っ!誰だ!」

「あらら。気~づいたかァ!」

「何の用だ!まともに答えなければ貴様を消す!」

「えェ~先に聞いちャう?」

「ちっ…」パァン
「……………消えた…?」

「いきなり撃つなんて酷いなぁ。撃っても意味ないけど(笑)。そんなやつ撃つゥ?利益のある話なんだけどォ?」

「……………消えろ」パァン

「 だからぁ!撃っても意味ないってェ!」

「貴様…何者だ。」

「名前教えるのメーンドークサーいィ。あえて言うと時空神かな」

「時空神…?」

「そっ、滅びかけた世界に現れ、別のパラレル世界に一人送り込んで同じ過ちを繰り返させないようにするのが僕の役目。要するに忠告者かなァ。」

「この世界が滅ぶと?」

「そう。このまま戦争が続けば、連合国軍が世界を壊しちゃうね。」

「なるほど、で、どうすればいい?」

「頑張れば~?僕はヒントしか出さないし。ここの軍にも一人違う世界の人間がいるよ?名前は、セア・クロイツェルかな?」

「司令が…!?何かのまちg…」

「じゃあねぇ~。次はネクロシアかなぁ。その次は聖十字~。」

「何だったんだ…。」
29:さいろう :

2017/05/06 (Sat) 10:14:15

ネクロシア王国side

「ふんふ~ん♪」

「楽しそうだねぇ~」

「あれ、さいろうさん?戻ってきたんですか?」

「げぇ...君にはあの人外に見えるぉ?イヤだなぁ...」

「...誰ですか?」

「う~ん...神様?」

「神様!?」

「そっ...ってぇ跪かなくても結構だよぉ?」

「いえ、先ほどまでの無礼をお許しください...」

「まぁ、別に怒ってないけど...う~ん...さっきとは全然違うなぁ...」

「今日はなぜこんな辺鄙なところに?」

「...うむ、実はそなたたちに大事なことを伝えにきたのじゃ...」(久しぶりだしのっておこ)

「大事なこととは?」

「もうすぐ、この世界は滅亡する...」

「!?」

「私は次の世界にこの世界のものを送り込み同じ過ちを繰り返さぬようにするために来た!」

「どうすればいいのですか!?」

「適当にお告げ出すからそれを待ってるとよいぞ!」

「わかりました!」

「うむ!」(いやぁ楽しい!)

「あの...」

「なにぃ?」

「なんで私の前に何か来たんですか?」

「え?君がこの国の女王なんでしょう?」

「そうですけど...私にはそんな重大なことを背負う覚悟は...」

「さいろうってやつに伝えてほしかった?」

「え?」

「いやぁ...君の心が必死に彼を求めてるからさぁ...でも、ごめんねぇ」

「ボク...あいつ苦手なんだよ~...ボクの領域に踏み込んでくるしぃ...死神に愛されてるしぃ...」

「死の商人じゃなくて死に愛されてるんじゃないの?あいつ...てか、さっさと終われよ...さすがに死神がかわいそうになってくるよ...」

「えと...あの...」

「まぁとにかくあいつは無理!ごめんねぇ...さすがにあの人外はちょっとぉ...ま、ちゃんとヒントはだしたから!じゃね!」

「あ!?...いっちゃった...」

「アイリーン陛下どうしました?」

「いえ...すぐに会議を開きましょう...緊急事態です」

「?」
30:さいろう :

2017/05/06 (Sat) 10:28:20

ネクロシア王国side

「ん?」

「感じましたか?」

「あぁ...量子ゆらぎだ...」

「マスターが科学の追及をし過ぎて神が起こってるんじゃないですか?」

「う~ん...理論的に神の実証は可能だけど...まぁ、俺はアイデアマン...設計者はレイジーで観測者はビルだからなー...わかんね」

「ほどほどにしないと世界壊しちゃいますよ?」

「だって知りたいんだもん」

「はぁ...人間は神を信仰し畏れ...とゆうかご機嫌をとるものじゃないんですか?」

「別に...俺は信仰はしてないしぃ...とゆうか存在を理解できても心から純粋に信仰すんのは生理的に無理」

「はぁ」

「強いてゆうなら空飛ぶスパゲッティ・モンスター教だから...俺」

「人間ってバカげてますよねぇ~」

「俺は似非科学者とカルト集団が嫌いなだけだ...」

「へ~」

「う~ん...何か嫌な夢を見ていたような...」

「あ、起きましたかサラマーリさん」

「あれ?さいろう君はもう大丈夫?」

「えぇ...」

「てか、なんでそんなに服がべたべたなの?」

「(あなたが僕に汗びっしょり抱き着いてうなされてたからです)なんて言えねぇな...」

「?」

「ちょっと飲み物をこぼしただけですよ...hahaha」

「えぇ...車汚してないよね?」

「そこはご安心ください!」

「それならいいけど...あ、もうすぐ学校だよ...」

「そうですねぇ」

「私もスイッチ入れないと...じゃ先に行くね...ナギサ君」

「わかりました僕もすぐ行きますよサラマーリさん」
31:くいあらためよ :

2017/05/06 (Sat) 20:52:11

聖十字共和国連邦side
女王邸
「イギリスに軍隊は派遣したくないなぁ………」

「もし?」

「はぁ………カインとくいの願いだしなぁ…、」

「もし!」  

「うるさいわよ!街灯に吊し上げるぞ!」

「ひっ!?」
 
「…………どなた?」

「え、あ…ゴホン。私は神じゃ。」

「紙?」

「神じゃ!!」

「あっそう、」

「あっそうじゃなくてな……」

「なんのようかしら?これから議会があるのだけれど。」  

「人の話を…まぁよい。今日は、お主に大切なお告げをしに来たのじゃ。」 

「お告げ?」

「この世界は直に滅ぶということじゃ。」  

「…へぇ。」

「なんじゃ、案外素っ気ないのう」  

「そうかしらね。で、それで?」 

「だから世界が滅ぶって………」

「私には関係ないわ。」

「へ?」

「世界が滅ぶとか滅ばないとか私には関係ない、滅ぶなら滅んでしまえ聖十字~♪」

「せ、世界を救うのは過ちを正すこと。それができたら世界は滅ばずにすむぞ?そしたら……」

「過ちを犯すのは人の本質よ。それを正そうなんて思い上がりも良いところね。それに………。」

「それに?」

「お母様のいない世界なんて、私には必要ないわ。」

「…………」

「気が変わった?」

「いや。そういえばお主の名前は?」    

「リーファ、リーファ・ルイフェリットよ。」

「覚えておく。お主は面白い奴だからのう。」

「そう…………楽しかったわ。じゃあね。」
32:さいろう :

2017/05/06 (Sat) 21:34:04

ネクロシア王国side

「はぁ...まさかあんなこと言われるとは...」

「あなたみたいな化け物とは一緒に戦いたくない...きついですねぇ...」

「でも、ここまで来て出ないわけにもいかないし...」

「あはは...もう、言われなれてると思ってたんだけどなぁ...」

『絶望して消えたくなったか?』
33:さいろう :

2017/05/06 (Sat) 21:44:55

「「は?」」

突如俺たちに向かって声が聞こえた

「あのぉ...どちら様で?とゆうかなに?」

「マスターがふたり!?どうゆうこと?」

「え?俺がふたりって...バグかドリュアス?」

そこには光るなにかが浮かんでいる...頻繁に形が変わっているから特定しにくいが...

『へぇ...ついに認識もできなくなったのかい?』

「どこかで会いましたっけ?」

『教えないよ...特に君みたいなルールを守らない人間には』

ルール?どうゆうことだ?冥界に行った時もそんなことを言われたが...

『第一、いい加減にしろよ!?どんだけ生きることに執着してんだよ!?』

『ボクたちの管理外で勝手に世界線を越えたりやり直したり...』

「俺の体って時空超えてんの?」

「100%この世界に現存する物質でできてるので可能性は低いかと...」

「だよな?」

『そうじゃない!あぁ...もう!話が通じないなぁ...なんか変な夢とか見ない?』

「夢?」

『そうだよ...予知夢とか...未来が見えるとか...過去に体験したはずのないこと見えるとか...』

「まぁちょくちょくあるな...たまにアイデアとして形にしてるが...」

『それだよそれ!そうゆうのを控えてほしいんだよ...今回は違うけど君も十分イレギュラーになるんだから!』
34:さいろう :

2017/05/06 (Sat) 21:48:32

「つまりどうゆうことだ?」

「マスターの報告にあった世界の穴と同じ効果がマスター中心に発生するってことじゃ?」

「つまり俺、破壊神?わぁーかっけー」

『違うわ!ただの厄災だわ!』

「う~ん?ニトロ?」

『そう!それ!』

「へ~...ま、いいや...今はちょっと気分がのらないからぱっぱと帰ってねぇ」

『ちょ!?そうゆう問題じゃ?!待ってって!能力を悪用するな!ヤメry...』

「はぁ...亜人もああゆう中二を患わってることってあるんだねぇ...」

「亜人でしょうか?」

「どっちでもいいけど...第一違う世界の記憶?そんなことができる機能があるなんて俺は聞かされてないし...」

「それ、フラグです」

「まさかそんな!?ってか?ナイナイ」

「う~ん...そうでしょうか?」

「てかそろそろ試合が始まっちまう...行こうか...」

「えぇ...あの...」

「なに?」

「一応忠告しておきますが...あまり気に病むことはないと思いますよ?さっきから視線が安定していません」

「そう...どっちにしろ問題ない...ただ暴走したときは頼む...もう、手加減はできそうにない...」

「...はい...最悪マスターを最優先目標として行動します...行きましょう」

「あぁ...」
35:イル・マーレ :

2017/05/06 (Sat) 22:08:59

時空神side

あぁ…ここ、どこ?まァ俺時空の神様じャし。どこであろうと問題ないけど。少しィ口調で調子に乗りすぎたナぁ
さて、どうしようか。このままだと世界また滅ぶよ。時空の神ディスティニア・クロノスとしては、助けたいんだよね。こんな世界久々に見たし。WW4の惨劇を止められる可能性だってあるし。どうするかな。もちろん俺が戦えば、連合国、いや?銀河だって壊せるけどさ。流石にそれはできないし。神として、不公平だし。
……………
……………………………
………………………………………………
考えても仕方ないし。寝るか。後は任せたぞ。現在の地球の皆さん。
36:さいろう :

2017/05/07 (Sun) 16:07:58

ネクロシア王国side

控室
『だだいまより決勝戦受付を始めます』

『なお、特別ゲストとして参加していただく方は別で受け付けますのでBゲートまで来てください』

「ふぅ...ひゃ!?」ピト

「昨日ぶり...ナギサ...」

「久しぶり...」

「クラテさんに...レジーナさん...珍しい組み合わせですね...」

「ん...差し入れ」

「どうも...」

「で、なにか用ですか?」

「なにも...ただ差し入れしに来ただけ...」

「わ、私は連絡が!」

「連絡?」

「はい、あなたの能力の限定解除の許可をとってきました!」

「それはありがたいです...今の僕はほとんどただの人間ですから」

「えと...具体的な内容はこちらの書類に...」

「なになに...発動から3分間だけ使用を許可...その際は宣言するように...ですか...」

「はい...さすがにあそこまで強力な力を連発されると試合にならないので...」

「まぁありがたく受け取っておきます...」

「それから...それから...」

『まもなく決勝が始まります!出場する選手は入場口に集まってください!』

「だそうです...行ってきますよ...」

「あ...はい...頑張ってきてください」

「ナギサもドリュアスも...頑張って...」

「えぇ...殺る気で戦ってきます...二人もお元気で」

『これより決勝を開始します!出場する選手は至急会場入場口にお集まりください!』
37:くいあらためよ :

2017/05/09 (Tue) 18:53:59

聖十字共和国連邦side
カリブ海・防空艦隊
「目標捕捉!対象無人爆撃機!」

「既存データベースと照合…………出ました!」  

「アメリカ製の標準的な爆撃機です。」

「主砲用意、ミサイルはチャフで使えないからな…。」

「目標、主砲射程まで残り500m。」

「オートシステム起動、射撃システムを切り替え。」

「目標進路変更、恐らく本艦が目標かと。」
 
「近接防御システム作動、30mmを装填・射撃せよ。」

「照準よし、射撃開始します。」

防空艦に搭載される30mm機関砲は無人爆撃機を木っ端微塵に消し飛ばした。

「やつらもだんだんと攻撃が雑になってきましたね………」

「そうだな………。」

「………艦長、レーダーに妙なものが。」
 
「なんだ?」
 
「本艦より2km.上空10000mを飛行する物体が。」   
「大きさは?データ照合は?」

「データにはありません。大きさが40mを超えている新型かと。」   

「40mだと………各艦に知らせ、『対空兵装起動。対空警戒を厳となせ。』と。」 
 
「了解。」

「先手を打ちますか?」
 
「ダメだ、万にひとつ民間機という可能性も捨てきれん。」  

「大西洋艦隊より入電、目標を捕捉したと。データ上げます。」

そこには、大型の爆撃機の映像が映し出された。 

「アメリカの新型………いやネクロネシアか?」  

「付近に無人戦闘機の姿も確認できます。」

「確認した、先手を打とう。各艦に伝達、砲撃開始と。」 

「了解。」

「射撃システムを手動の切り替え、一番二番に対空ミサイルを装填、発射しろ。」

「了解、射撃開始します。」
38:さいろう :

2017/05/09 (Tue) 19:32:25

ネクロシア王国side

国境
「だぁ~!!...そっちはどうだ!」

「弾切れ~ついでに銃も壊れたぁ~」

「上層部はなにをしてるんだ...」

「おい!ここら一帯は焼くから撤退だ!」

「まじ?」

「早くしろ!」

「よし!てめぇら!第二防衛ラインを破棄する!さっさと逃るぞ!」

「まだ、できます!」

「あほ!こんなとこに居たらいくら命があっても足りんだろ!戦うならもっと安全な場所からにしろ!」

「ですが!」

「誰か!死にたがりのバカを引きづってこい!たくぅ...」


ひゅるるるrr...どご~ん!


「ひゃぁ...すごいっすね...」

「あぁ...まさか空さんも母国に爆撃するとは思わんかったろうよ...」

あたり一面焼け野原...また、元の生活に戻るのに何年かかるだろうか...

昔はあの森の中で仲間たちと遊んだものだったが...彼らは今何をしてるのだろうか...

「ん?」

「どうしました隊長?」

「あそこを見てみろ...」

「黒い鳥?」

「いや...空中要塞だな...援軍か?」

「でも、わが軍の兵器は欧州に接収されたんじゃ...」

「敵か...逃げるぞぉ!!!!!!」

「「「「え!?」」」」

「早く!死にたくなかったら走れ!」

「なんでだ!?敵は足止めしたはず...」

「とにかく走ってください!早く!」

「しかしこの防衛線を突破されると!」

「どうせ国民はもっと内地だ!そんなことよりなんで最終防衛兵器を使用しない!」

「上層部がOKを出さないんだよ!」

「あれなしでは鉄壁のわが軍の防衛網もただの網に変わるぞ!?」

「知らねぇよ!てか、なんで逃げるんだ!?」

「空中要塞です!」

「だにぃ!?てめぇら!とにかく走れ!奥だ!できない者は地下に潜れ!」

「なんで...こんな目にあわなきゃならんのだ...」

その日ネクロシアの国境防衛線は一部崩壊した...だがすぐに立て直すことになる
しかし、これがいつまで続くかはわからない...兵士も国民も疲弊し始めていた...
39:さいろう :

2017/05/09 (Tue) 20:04:28

ネクロシア王国side

決勝戦 バトルロワイヤル

「...」

さすがに噂になり過ぎた...

「ねぇ...聞いた?」ヒソヒソ

「あれが...」ヒソヒソ

「そもそもなんであんなのが入学できたのかな...」ヒソヒソ

「...」

周りの人間すべてが俺のことを噂しているのだろう...

昔を思い出す...イヤだな...

『では、次のテストだ...』

『...』

『あれが...』ヒソヒソ

『戦神ではなく死神か...』ヒソヒソ

『...』

「...っ」

また、頭痛か...ん?

「サカキ?...いや、博士?」

「どうしましたマスター?誰もいない場所なんて見て...」

「いや...何でもない...」

なんでこんな時にサカキを思い出す?なんでサカキとあの博士が重なる!?...くそ...こんな時に一番思い出したくない人間を思い出してしまった...

『お前は失敗作だ...』『期待していたのに...』

やめろ...

『私の人生最大の汚点だ』『なぜ、お前はレイジーみたいにできない』

やめろ...

『レイジーはああなるなよ...』『お前はレイジーと接触するな...汚らわしい...』

それ以上喋るな...

『さい..ご...まで...迷惑を...か...けて...』

ダメだ...

『なんだ...その目は...私...が...憎いか?』

それ以上喋ったらまた殺るぞ...

『ふ...それならそれでいい...でも...私が死んでも...』

頼む...やめてくれ...

『あなたは生きて』

...

「...」

「マスター?」

ぁ...

あぁ...

『これよりトーナメント最終戦...バトルロワイヤルを始めます!各チーム位置についてください』

「マスター?早く移動しないと」

「あぁ...そうだな...また終わらせよう...」

「えぇ、そうですね..?」
40:世紀末の暇人 :

2017/05/12 (Fri) 17:30:50

聖十字共和国連邦side
新・国連総会
「ネクロネシア、ヒタリアが不在だがいいのですか?」

「大丈夫です。さて、皆様。そろそろ手詰まりなのでは無いのですか?」

「聖十字攻略……………奴等はとんだ化け物だ。」

「この中には、奴等を支援するやつがいようだがな。」

そっと一部代表者は視線を下げる。

「そんなことはいつかわかります。しかし、今はそのときではない。」

「いかにこの戦争を終結させるか…ですよ。」

「確かに、なにかしらきっかけが欲しいところだ。」

「ネクロネシアを使った飽和攻撃も防がれた今、奴等は頑なに抵抗するだろう。そこで我が国はこんなものを用意した。」

「これは…!?」

「奴等に大打撃を与え、一気に反戦ムードにして『あちら』から講和へ持ち込ませなければ………。」


カリブ海・防空艦隊
「くそ!奴を本土に近付けるな!」

カリブ海では、防空艦隊の決死の砲撃戦が始まっていた。
突如飛来した巨大爆撃機……
その強度にみな度肝を抜かれた。

「あり得ない………ミサイルが効かないなんて。」

「敵機直上!」

艦内に船員の悲痛な叫びが響き渡る。
艦が激しく揺さぶられる。

「船底部浸水発生!!」

「くそぉ!!無人機を落とせ!」

爆撃機に、集中するばかりに無人機の接近をたびたび許してしまった。
激しい弾幕を浴びているにもかかわらず落ちない爆撃機に艦隊指揮官は苛立ちを隠せない。

「航空隊より連絡!戦闘機がこちらに駆けつけている模様!」

「了解した。ここでしばらく耐えるぞ。」



「これは………」

各国代表者は驚きを隠せなかった。
アメリカが見せた爆撃機の画像、そしてそれから送られてくるリアルタイムの映像。

「これは、我が国が試作した爆撃機ですが………大成功のようですね。」

映像には、聖海軍防空艦隊の姿があった。

「素晴らしい!」

「さすがだ!」

各国の称賛の声を得たアメリカは鼻を伸ばしていた。
41:さいろう :

2017/05/12 (Fri) 19:56:32

ネクロシア王国side

『皆様!長らくお待たせいたしました...これより!当トーナメント最終決戦を始めます!』

『わぁぁぁぁぁ!!!!』

『それでは選手の紹介をしていきたいと思います!』

『第1コーナー!』

『あふれる闘志と強靭な体で戦線を切り開く縁の下の力持ち!紅蓮オーガ隊!』

「うぐおぉぉぉぉおおおお!!!」

『第2コーナー!』

『甘いフェイスの下には邪悪なたくらみ?遠距離支援と人生の殿は任せろ!ハウンド・エンジェル!』

「やぁ、みんな!頑張って優勝しちゃうよ!」

『きゃぁぁぁぁああああ!』

『第3コーナー!』

『美しい肢体に力強い嘶き!我らが突撃番長!モノケロース』

「誇り高き我々の前にひれ伏すがいい」

『第4コーナー!』

『変幻自在の死神!機体のルーキー!ナギサ&ドリュアス!』

「...」

『緊張してるのでしょうか?』

『まぁ、彼らは諸事情でチームメイトをほとんど失いましたからね』

『そうですね...他チームのほとんどが4人1組ナノに対して彼らは二人ですから...それもあるのでしょう』

『ですが、彼らは能力者で史上3番目に最終決戦に立ったとゆう栄誉をすでに獲得しています』

『記録によると惜しくも前の二組とも準優勝どまりだったそうですが...もしかすると優勝するかもしれませんよ?』

『さらに史上たった二人で決勝戦に参加するとゆう暴挙!これは非常に楽しみな戦いになりそうです!』

「なにが楽しみよ...クラちゃんを殺そうとした化け物だってのに...」

『そして!最有力優勝候補にして我らが女神!サラマーリ嬢がリーダーを務めるクイーンズ!』

『わあぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

『きゃあぁぁあぁぁあ!』

『う~んこの会場の熱狂!いつになってもいいものですねぇ~』

『そうですね』

『以上5チームによる優勝カップをめぐる争い!とくとご堪能あれ!』

『この試合はヒタリア軍部の全面支援のもと執り行っております』

『なんと今大会には前司令官が来てくださっています!』

『皆さん心して戦うように!』
42:さいろう :

2017/05/12 (Fri) 20:27:46

ネクロシア王国side

「...」

使用可能兵装チェック...ワームホールの使用可能を確認

『カウントダウン開始!』

ポイントAからポイントBへの連絡完了

『3』

さいろうよりドリュアスへ通信

『何でしょうマスター?』

指定座標に敵勢力を誘導してくれ

『了解』

『2』

なお、こちらは調整のため戦闘開始12秒後まで戦闘に参加できない、アウト

『1』

さぁ...君たちに鉛玉の味を教えてあげよう...

『開始!』

「ヒャッハー!!」

くそ...オーガの連中真っ先に俺を...
ユニコーンは変身中...天使どもは移動中...サラさんたちは静観か...

「貴方たちの相手は私です!」

「あ˝ぁぁ?」

「ぐわぁ!?」

さすがアヴェンジャー...さすがのオーガも...!?

「少し痛てぇな...なぁ嬢ちゃん?」

「なっ!?」

「ふん!」

「きゃ!」

「あんなでかいものを振り回してた割には弱いなぁ...さて...化け物を葬り去りますかね...」

「兄貴...いくらクラテ嬢にひどい目に合わせた奴だからと言って張り切りすぎんのも...」

「あ˝!?てめぇは敵討ちの邪魔するってのか!」

「違いますよ...たく...とゆうことで退場してくれ新入り!」

「のわぁ!?」

なんだ?...

「ちっ...クイーンズの連中...なんで邪魔なんかを...」

「マスター!!!」

「てめ...あんだけ吹っ飛ばされたのに生きてんのかよ!?」

「言ったろう!おまえらの相手は私だとぉぉぉ!!」
43:イル・マーレ :

2017/05/13 (Sat) 01:02:25

「みんな張り切ってんな。」

「そりゃ、そうですよ。闇の頂点を勝ち取ることが出来るかも知れないのだ…」

「あ~…そう?闇って…正直闇の頂点は俺らだぜ?」

「だったな…」(まずいよぉ…)

「個人的にはクイーンズが好みかな。」

「そ、そうてすか…。
44:世紀末の暇人 :

2017/05/13 (Sat) 15:51:34

聖十字共和国連邦side
新・国連総会
「でも、たかだかこれだけって訳では無いんでしょう?」

「さすが、察しが良い。そうです、これだけではありません。」

不意に、会議室に一人の男が入る。

「紹介しましょう!新しい我々の仲間を!」

「どうも、イギリス第二帝政の代表です。」


ニカラグア
「基地航空隊が出撃らしい。」

「そろそろ本土も危ないってことか……」

「この戦争はいつまで続くんだろうな………」

「お袋…………ん?」

「どうした?」

「今光ったような………グッ!?」

「なんだ!?うぁ!」
 
辺りに銃声が響き渡る。

「敵襲!!」

「バカいえ!こんなところに敵なんか!」

「んなことより指示を!」

「前方戦車!ん、あのシルエット……そんな!ぐふっ!?」

「応戦しろ!誰か照明弾を打ち上げろ!!」

迫撃砲から打ち上げられた光は辺りを鮮明に照らす。

「チャレンジャー………それにこの数、イギリス軍だぁ!!!奴等が攻めてきたぞ!」

「なに!?奴等裏切ったのか!」

「くそ、撤退!撤退!!」

「補給所まで退却!装甲車、援護ぉ!」

装甲車の105mmカノン砲が唸るも数の前では圧倒的に不利であった。

「ミサイルぅ!」

「助けてくれぇ!!」

『Go!Go! 』

「ちくしょう!第5中隊!足止めするぞ!」

「何してる!さっさと退却しろ!」

「大隊長、我々は貴方の元で戦えたこと誇りに思います!」

「貴様、何を……」

「どうかお元気で………総員着剣せよ!」

「くそ、生きて帰ってこい!」

「…………いいか、誇り高き聖十字の底力を見せつけてやるのだ!」
 
「「「おう!」」」

「かまえぇ!」

キュラキュラキュラ

キャタピラーの音が近付いてくる。
足音もすぐ近くに聞こえた。

「てぇ!!!」

一斉に放った銃弾はむなしくもほとんどが戦車の装甲に弾かれる。

「突撃用意!」

「…!」

「突撃ぃ!!!」

「「「女王陛下万歳!!」」」

一斉に飛び出した第5中隊は脇目もふらずイギリスに向かっていった。 

「うらぁ!!」

「ぐ!?………聖十字をなめるなぁ!」

一人、また一人と同胞が倒れていく。

「この堅物め、喰らえ!」

中隊長がチャレンジャーのキューポラをこじ開け、中に手榴弾をぶちこんだ。

「くそが!うっ!?」

いつのまにか胸から血を流していた。

「くそぉぉぉ!!道連れにしてやるぅ!」

血を流し意識が薄れ行くなか、イギリス兵を一人捕まえ、一緒に手榴弾で吹き飛んだ。


この日、イギリス第二帝政は突如新・国連に加盟。聖十字共和国連邦に宣戦布告をした。
45:さいろう :

2017/05/13 (Sat) 16:04:04

ネクロシア王国side

「くっ...」

そろそろ予測できなくなってきた...マスターは...

「...」

ちっ...まだ調整中か...場所は秘匿ねぇ...

「はぁ...はぁ...てめぇも化け物か!?」

「乙女に化け物とか言うな!」

「ひぃぃぃ...」

オーガはそろそろ体力切れ...ポイントに誘導完了...次は天使か...

ヒュン...

「がっ!?」

「兄貴ぃ!?」

ちっ...

「漁夫の利狙いですか...顔に傷がついたんですけど...」

「悪いね、でも勝負だろ?」

「確かに...」

まずいな...マスターは...

『準備完了だ...馬野郎どもが軽く射程からそれている...天使どもは置いといてこっちに誘導してくれ』

やっとですか...

『合図した後は好きにしていいぞ...といってもお前も巻き込むことになるが...』

巻き込むんですか...

『メリットとデメリットの兼ね合いの結果だ』

『それにこの勝負は戦争の予行演習だろう?ならば彼らに少しでも体験させてやるのが先輩の務めってやつだ』

...私がいなくなっても前みたいに暴走しないでくださいよ?

『...了解』
46:さいろう :

2017/05/13 (Sat) 16:38:50

ネクロシア王国side

「ふぅ...ドリュアスありがとう...」

衛星とのリンクは良好...
誘導員はいないがぶっつけ本番は今に始まったことじゃない...
あとは砲撃開始とともにワームホールを開けて少し弾薬と運動エネルギーを拝借するだけ...

『マスター...ポイントに敵を釘付けにしました』

よし...あとは好きに戦え...幸いサラマーリさんのチームも射程内だ

『了解...ご武運を...アウト』

...ワームホール展開

『お~と?突如リングの上空に大穴が開きました!』

『例のナギサさんの能力ですね!今度は一体だれを飛ばすのでしょうか?』

「は、近づかなければ大丈夫だ...それよりもこの女を早く片付けるぞ!」

「あの男の能力なんじゃないのか!?」

「あいつは変身してからが強い...それまではただの案山子だ!」

「なるほど...それよかこの怪力銃女のほうが強いってことry...」

その瞬間、リングとゆう狭い空間に鼓膜を破れるかと思うほどの轟音と鉄の雨が降った...

『...なにが起こったのでしょうか?』

何人たりとも理解しがたい光景...ただ土煙と大量の死体...明らかに選手以外のものも混じっている...

「はぁ...はぁ...」

リング内に立つのはナギサ...ただ一人しかいないように見えた...

「さすが...だなぁ...サラマーリさん」

「まさかドリュアスさんも巻き込んで破壊しつくすとは思いませんでしたよ」

「大丈夫かサラ?」

「えぇ...皆さんは?」

「チーム全員が無事だ」

戦闘開始からほぼ動かずにずっと瞑想していた男と勝負の行方を静観していたクイーンズ

戦車や戦闘ヘリ...弾丸やどこかの軍隊の兵士の遺体...戦場ならまだしもそれが安全国の一つの学校の中にあるリングに集まるとゆう異様な光景の中での会談

「なに...が...」

「まだ生きてたのか...敗者は消えろ」

唯一生き残っていたオーガや天使たちは...クイーンズが根こそぎ残らず抹殺する...

「あんたらも...十分...えげつない...」

「随分息が上がってるようですね...」

「さっきの一撃で...仕留めるつもりだったから...な...」

「でも無理でしたね...諦めますか?」

「まだだ...」

そう言って俺は用意しておいたワームホールからいつもの装備を出す
会場じゅうにコレクションしていた銃や弾...自分の手元に補助スーツ...もちろんネクロシアのマークを消して

「どこからこんなに...」

「今は関係ない...お互い死ぬまで殺しあうだけだ!」

「皆さん...準備してください!きます!」
47:さいろう :

2017/05/13 (Sat) 20:28:55

ネクロシア王国side

「ちっ...」

アラートが鳴りやまない...血液が濁ってる?多臓器不全寸前?どうなってんだ...

「昨日再生させたばかりだからなぁ...次はない...」

まさか学生に死ぬまで追い込まれるとは思わなかった...今更嘆いても仕方ないが...

「右にFA-MAS...手元にナイフ...」

そしてボロボロの体...

「せめて敵の詳細が欲しいが...それは戦いながら考えるしかないか...」

<どこに行った!出てこい!>

「まだ気づかれてないようだが...死体に紛れるか?って...これ聖十字兵じゃないか...こっちはイギリス...ニカラグアも...何が起きてるんだ?」

~安全運営委員会~

「~♪」

「ん?」

「どうした?」

「いや...なんかフィールドが安定してないとゆうか...」

「こっちもシステムエラーだ...生命維持が安定していない...いや、戻った」

「一応報告しとく?」

「別にいいだろ」

「~♪」
48:世紀末の暇人 :

2017/05/13 (Sat) 20:34:42

聖十字共和国連邦side
女王官邸
「一体………どういうこと、かしら?」
 
「そ…そんな、こんなこと…私知らないわ。」

あまりのことに怒りと驚きを隠せないリーファと、全く状況の呑み込めないエリザベスがいた。

ちょうど、『イギリス奪還作戦』に協力するとsignを書いたばかりだった。

「イギリスが進行?ニカラグア方面団崩壊?ハハッ…まさか……」

まるで壊れた人形のように呟くアナスタシア陸軍大臣をよそにくいは問い詰める。

「あなたはこの事を知っていたのですか?エリザベス」

「し…知らない!本当よ!!ね?ラムダ………ラムダ?」

ラムダメイド長は黙っていた。

「なるほど……そう言うことか。」

くいは腰から拳銃を取りだし構えた。

「なにするの!やめて!お願い!やめて!」

エリザベスの叫びを無視しラムダに問い詰める。

「いつから………知っていたんですか?」

「………半年前からよ。」

そしてラムダはすべてを話始めた。

作戦を前々から話されていたこと。
協力を求められたが断ったこと。
女王が殺されるとしり、助けるために聖十字にありもしない作戦に協力させ、その調印式に乗じて逃げる手はずだったこと。

「ですが、もう無駄です。」

廊下から叫び声と銃声が聞こえた。

「エリザベス様を消すために敵はここにきます。アメリカの特殊部隊も………」

「くそ!!」  

「せめて、私が奴等にエリザベス様を渡さないよう……この手で!」

ラムダがポケットからデリンジャーを取りだし、エリザベスの額に当てた。

「ラムダ………?嘘よね?」

「お許しください、エリザベス様!」

引き金を引く瞬間、刹那カインがラムダに蹴りを入れた。
その反動でラムダは部屋の端に飛ばされ、タンスを破壊し気絶した。

「勝手なことを抜かすなよ………。」

「カイン、よくやった。アナスタシアとエリザベス、リーファの護衛を頼む。」

「………わかった。」

「リーファ、命令を。」

「女王命令だ!ここを死守し、我々を守れ!」

「了解しました。」

扉をあけ、正面からやってくる敵にたいしデザートイーグルが火を吹いた。

「OK?Lets party!!」


ヒタリア
「中……隊長…」

外が妙に明るい……もう朝か。

それにうるさい………どこだ?

ニジェラ軍曹は起き上がると目を見開いた。

「な……んだ…よ、ここは。」
 
コロッセオを思わすような会場に溢れんばかりの観客がいた。

まわりには死体や兵器の残骸が散らばっていた。

「なんだよ………ここはよぉ……」

俺たちは戦っていたのに………

「なんだよぉ……」

血ヘド吐きながら前進してたのに…

「なんでそうやって笑ってんだよぉ!!」

やりきれない思いや怒りがニジェラ軍曹の体を貫いた。
49:さいろう :

2017/05/13 (Sat) 21:00:26

ネクロシア王国side

「おい...てめぇ...少し黙れ...」

「!?」

俺は死体の一つに引きづり込まれた...いや、生きてる人間?

「お前誰ry」

「誰何は後にしろ...自己紹介もあとだ...ちっ」

「ここはなんなんだ!?」

「誰何は後にしろと言っただろう...はぁ...ヒタリアだよ」

「ヒタリア!?」

「俺が呼び出したんだよ...まぁ事故だが...」

「とゆうかお前...」

「あ?」

「ネクロシア人...お前らのせいでぇ!!!」

「あ...そうゆうことか...邪魔するなら死んでもらうぞ?」

「くそっ!!」ジャコ...ガシャ!!

「?!」

「諦めろ...その銃は俺しか使えない...まさか聖十字じゃ生体認証を入れてないのか?」

「まぁいいか...残念なことにお前はヒタリア軍学校の試験に紛れ込んじまった...そして終わるまでは俺の味方をしてもらおう」

「なに!?なんでネクロシア人がヒタリアの!?」

「任務だ...あとでいくらでも殴られてやるから協力してくれ...俺には時間がない」

「は?」

「無かったことになるとはいえ、もう体がボロボロだ...」

「無かったことになるって...死んだことがか?」

「あぁ...少なくとも俺は...お前は知らん...」

「...つまり生き残るためにはお前に...くそ!」

「だが、この空間じゃお前は俺が召喚したことになってる...相手にはお前は俺の仲間として認識されてるだろうさ」

「つまり選択肢はない...」

「あぁそうだ...不幸な軍曹...だが君は持っていたようだなまだ生きれるぞ?」

「生き残ることがどんなにつらいことかわかるのか!?」

「あぁ、わかるよ...なんども悩んだ...だから選んだ、生き残る道を」

「お前と俺はとことん馬が合わないようだな」

「そのようだ...」

「だが、今は仲間...後ろは頼むぞ」

「ちっ...撃たれても文句はゆうなよ」

「そっちこそ...俺を殺る前に死ぬなよ...」
50:世紀末の暇人 :

2017/05/14 (Sun) 00:41:26

聖十字共和国連邦side
ヒタリア
「やれやれ………」

ニジェラは自分のs-1ライフルを拾うとすぐにたまを込めた。

「(訳のわからんままこのネクロネシア人に協力するとは…とりあえず聖十字に戻るためには仕方ないか。)ふぅぅ…」

ニジェラは銃を自分の正面に構えて倒す、聖十字独特の戦闘態勢を作った。

「敵は………右に一人前に二人か……」

「この中でわかるのか?」

さいろうが問いかけた。

「しばらく最前線にいたからな、感覚が冴えてる。」

「そうか、来るぞ!」

「聖十字に栄光あれ!突貫!」

走り出したニジェラはクィーンズの一人に襲いかかった。

「なに!?」

「遅い!!」

クィーンズが気づいた頃には既に懐に入っていた。

ニジェラは階級こそは低いもののその実力は聖十字の中でも上位に当たる。

「女に手を出すのは不本意だが、許せ!」

下腹部に銃剣を突き刺し、続け様に六発の銃弾を撃ち込んだ。

「いっ……くっ、そ。」

「こんのぉぉ!」

すぐに銃剣を抜くとそのままこっちめがけて走ってくるクィーンズに銃床で頭を殴った。

「かはっ!?」

そしてそのまま銃を構え直し、頭に3発銃弾を撃ち込んだ。
 
「次ぃ!!聖十字の力を見せてやるぅ!」
51:世紀末の暇人 :

2017/05/14 (Sun) 10:27:21

聖十字共和国連邦side
コスタリカ中央作戦本部
「ニカラグア方面団、立て直し完了!地点Bを絶対死守圏に設定。」

「グアマテラ方面団、イギリスに向け進軍開始。現在膠着状態。」

「急報!女王官邸が襲撃!現在女王陛下お呼びアナスタシア陸軍大臣と連絡が取れません!!」

「何だと!?くそ!」 

「親衛隊は何をしてる!」

「現在女王官邸に急行。また、なかにはイギリス第一皇女と親衛隊隊長の姿が確認されています。」

「親衛隊隊長がいるならしばらくは持つ……しかしなぁ…」

「急報!カリブ海艦隊壊滅!大型爆撃機が前方絶対防空ライン突破!なお、現在コスタリカ航空隊が戦闘中であります!」

「なに!?」

「奴等の行動力にはただただ驚かされるな……」


女王官邸
「た、たすけ!」pan

「こ、この化け物が!うぐ!?」

「くそ………そろそろ弾切れか。」

くいはデザートイーグルを捨て、腰からパトリオットを取りだした。

「あー、親衛隊の奴等まだかなぁ……ルインとか。」

「いたぞ!あそこの部屋だ!」ドダダダダ

「うわっ!危ないな!」パパパパパン

「そろそろ、能力使わなヤバイかな………いや、でもめんどくさいしな。」

「グレネード!!」

「!?」
52:さいろう :

2017/05/14 (Sun) 13:50:29

ネクロシア王国side

「やるねぇ...」

「見つけた...」

「死体に紛れて観戦してたのに...」

そこには中世の騎士のような恰好をした女性が立っている

「お前を倒せば終わるんだな」

「さぁ?とりま君には退場してもらうかな」

俺はいつも通り銃口を向ける

「下種め...戦士を冒涜するばかりかそのような血塗られた道具を向けるなんて...」

戦士?あぁ、この死体の山か...死んだ人間に敬意を払うときではないだろうに

「あっそ」パパパパ

俺は気にせず引き金を引く...騎士道かなんか知らないが生き残れればいい

「効かん!」

「げぇ...」

「私はヴァルキュリー!貴様のような戦士にも満たない半端ものを処し戦を勝利に導くため...そして戦士をヴァルハラに導くために生まれてきた!」

「本物の戦神ってわけねぇ...」

「まぁ、俺もオーディンの名前を貰ったこともあるし...師弟対決みたいなもんなのかな?」

まぁ、俺はまがい物...性格や性質は似てても結局は偽物だけど...それにこいつとは馬が合わなさそう...戦争にルールと誇りを持てる時代は終わったんだ

「じゃあやってやるよ...お前の剣を使うならオーディンに倣って槍を使ってやる」

「今は気が立ってるんだ...手加減はしない...」
53:世紀末の暇人 :

2017/05/14 (Sun) 18:32:59

聖十字共和国連邦side
カリブ海上空
「ヒューこいつぁでけぇ………」

『同感だ。しかし、ただの張りぼてだ。』

「海さんもけっこうやったらしいぜ?」

『なのに倒せないのはただの無能だ!カタをつけるぞ!』

『Δ1、2、舌を噛むぞ!総員突撃!』

約30機の戦闘機が一斉に襲いかかったけ。

「おら!消し飛べ!」

『コクピットだ!コクピットを狙え!』

『流石に固いが……エンジンはどうだ!』

空の戦士は着々と相手を弱らせていく。

『なんだこいつ!高角砲を搭載してやがる!』

「怯むな!援護!」

『了解、30mmを叩き込んでやる!』

一機の戦闘機が高角砲めがけて弾丸の雨を降らせた。

可動部の弱い部分が弾け、そこから火を吹き始めた。

「流石!」

『あったりめぇよ!』

喜んでいると、突然大型爆撃の上部装甲が弾けた。

「お、爆弾が誘発したか?」

しかし、次の瞬間火の玉が僚機めがけて飛んできた。
 
『なんだ!く…来るなぁ!!』ドォーン

「Δ2応答しろ!Δ2!」

Δ2の機体が火だるまとかしてカリブ海に墜ちていった。

「くそ!」

『おい!なにかいるぞ!』

火の海から人が出てきた。

少女だった。

「なんだあいつは!」

『うぉぉぉぉ!Δ2の仇ぃ!!』

「よせ!なにかおかしい!」

先程30mmを放った機体が少女めがけて機関砲を唸らせる。

『うぉぉぉぉ!くたばれぇぇ!』

しかし、彼の機体は火にのみこまれた。

「まさか………バカな!」

『Δ1!ひとまず機体を先にやる!火に当てられるなよ!』

「了解!一緒に墜としてやる!」

少女の放つ火柱を避けつつありったけのミサイルや銃弾を撃ち込んだ。

「見ろ!翼が折れた!行けるぞ!」

『よし!これで…………おい!』

「どうした!」

『あの女がいないぞ!』

さっきまでいたはずの少女の姿はなく、小さな黒い物体が顔を覗かしていた。

「振動で落ちたんじゃねぇか!?」

『それなら良いが……ん!?』

突如、黒い物体が火を放ちながら飛び出していった。

『ロケットだと!?』

「まさか!首都に!」

くしくも彼らの予想は当たることになる。
しかし、あのロケットには爆薬は積まれておらず、変わりに積まれていたのは先程の少女だった。
54:さいろう :

2017/05/14 (Sun) 22:35:13

ネクロシア王国side

「ぐぬぬぬ...」

「早く落ちろぉぉ!!!」

熱い!くそ...この脳筋めぇ!!

「なぜ死なない!なぜ!」

「人間なめんなぁ!!!」

「お前のような人間がいてたまるかぁ!!!」

つぅ...温度はすでに200%越え...銃は溶けた...一か八か...

「落~ち~ろ~!!!」

「あぁ!落ちてやんよ!」

「なに!?」

「ぐはっ!」

「は?おい...まて...冗談だろ!」

「嘘じゃねぇ...よ...」

「ふざけるな!最後の最後で手を抜くなんて!」

彼女は満身創痍の俺の首をつかんで持ち上げる...

「チェック...メイ...ト」

「な...に...」

「すまない...銃剣術で戦うといったが...あれは嘘だ」

「裏切り...もの...Zzz」

補助スーツに薬を入れといてよかった...

「そっちは終わったのか!」

「OKだ!軍曹!」

「こっちも一人仕留めた...ってなにがあったらそんなひどい状態になるんだ?」

彼に言われ俺は思い出したように激痛に襲われた

「痛っ...ごふっ!?」

手の平は骨まで見えており胸部には剣が貫通した穴が残ってる...不思議と剣は消えていたが...

「大丈夫か!?」

「だいじょ...その緑のビン...早く!」

「あ、あぁ...」

軍曹から受け取ったビンの中身を俺は体に浴びた...するとさっきまでの傷が嘘のように消えた

「...!?」

「別に驚くことでもない...細胞を活性化させただけだ」

「ただ俺専用だから使うなよ?常人が使ったら俗にゆうゾンビみたいになっちまうだろうからな」

「あ...あぁ...」

「さぁ...あと2人だ...右の娘は俺が...左は頼む」

「了解」

「多分、例の死神族ってやつだろうが...あんたなら生き残ると信じてる...じゃ、始めるぞ」
55:世紀末の暇人 :

2017/05/14 (Sun) 23:25:57

聖十字共和国連邦side
コスタリカ・首都中央通り
「急げ!」

「早くしてよぉ!!走った方が早いよぉ!」

「それは隊長だけです!あともう少し……ってうあぁ!」

空から降ってきた物体にルイン率いる武装親衛隊は進路を塞がれた。

「なんだ……これ。不発弾?」

「離れてろ……ABCかもしれん。」

沈黙を破るかのように黒い物体に亀裂が走った。

「なんだ!」

「距離をとれ!誰か爆弾に詳しいやつはいないか!」

突如、亀裂から炎が吹き出し、近くにいた隊員を包んだ。

「うあぁぁぁぁ!!」  

「ぎゃぁぁぁ!!」

「大丈夫かぁ!!水!水を!」

すると、ルインが近くにあった水のドラム缶を破壊し隊員に被せた。

「衛生兵、処置を頼む。」

「はぁ…ありがとう、ございます……」

「うぅ……神様ぁ……」

ルインは物体の近くに寄り、喋りかけた。 

「出てこい……このくそ野郎、仲間を焼いた罪は重いぞ…!」

「………よく、気づいたね」

黒い物体から再び炎が吹き出し、今度は物体自体が砕けた。

中から一人の少女が出てきた。

「あなたも、能力者?」

「可愛いのに残念ねぇ……味方だったら結婚を申し込んでたのに…」

「あら……質問に答えてよ!」

火柱がルインに向かっていった。
がしかし、その炎をまるで風の如く切り裂いた。

「まだまだ足りないわねぇ……手加減したでしょ?」

「な…!良いよ、すぐに黒こげにしてあげる!」

「総員下がれ!周りに火事がないか捜索!あれば鎮火せよ!」

「「了解!!」」

「一人でいいの?余裕ね?」

「全く、能力者のやつはみんなそれを言うんだよ………そういうのは勝ってからにしな!」
56:さいろう :

2017/05/15 (Mon) 00:15:35

ネクロシア王国side

「少し疑っていたんですが...本当に軍人だったんですね...」

「どうして?まぁ...こんなものをまともに使えるのは軍人か非合法組織ぐらいしかないけど...」

俺は持っていた銃の残骸をちらつかす

「とりあえず戦います?」

「まぁまぁ...少し話しませんか?」

「話?」

「えぇ...遺言みたいなものです」

「そんな重い話はしてほしくないです」

「まぁまぁ...戦闘の最中ずっと気だるげだったじゃないですか...口直しに...ね?」

「口直しになってませんよ...まぁ...いいでしょう」

「すまないね...大の大人が学生にこんな話を」

「そうですね」

そして俺は彼女とほんの数十秒だけ話した...そとの観客にも監視員にも聞こえないように

「あなた、人間ですらなかったんですか...」

「残念だけど...そして俺は生まれてから不幸しかまき散らさなかった」

「ホントに?」

「少なくとも俺の主観ではそうゆう風に見えたよ...そしてそうゆうのはもう嫌なんだ...なんども人間になる術を探したけど時間がかかるほど犠牲も増えていく...」

「そうですか...ま、私には関係ないですが」

「俺の独り言だからな...」

「で、この後はどうするんです?」

「それは極秘だ...でもこの戦争が終わったら故郷に帰ろうと思ってるよ」

「ロシア?」

「いや、この戦争の終着点になるであろうところさ...俺みたいなのはそこにいたほうがいい幸い肉親なんてものは生まれてから一度もいたことはないしな」

「悲しい人なんですね」

「どうゆうことだ?」

「いえ...私の勝手な思い込みかもしれません...」

「よくわからない...まぁなるようになるさ」

「そうです...ね...」

「さて...本題だ...最終決戦と行こうじゃないか?」

「確かに...誰かわからない男と私の仲間が殺し合うのを見ながらそこまで親しくない男の遺言を聞くなんてそこまで気分のいいものではないですからね」

「それは失礼した...では、最後まで正々堂々と戦いましょう」

「あはは...そうですね...」
57:イル・マーレ :

2017/05/15 (Mon) 02:28:18

特別席

「流石軍人だな、やはり動きが違う。彼女たちは亜人とは言えまだ立ち回りのなっていない子供だ。アサナギやカヤマのように最初から戦闘力が備わっている訳ではない。」

「我の場合は、あの金髪に訓練されただけだが?」

「…………あぁ、そっか。あいつの所にいたもんな?」

「あぁ、我には最初から親が居ない。だから引き取ったとあの金髪は言っていた。でも我は、親がいると信じてる。」

「………………………」

「どうし…泣いてるのか?」

「…………すまん、なんでもない。」
(何でだよ!何で涙が出るんだよ!泣くとこじゃねぇだろうがよ!)

「そうか。そう言えば母の日を祝うのを忘れていたな。…金髪にも何か買ってやるか。」

「あ、あぁ。そうしてやるといい。…あと、シアにも買ってやってくれ。あいつは昔から独身でさみしい思いをしている。あと、実はお前を娘のように思っていてな。買ってやっといてくれ。」

「そうか、分かった。」

「……………………っ…すまないな。」

「何故謝る?」

「いや、良いんだ。今の生活は楽しいか?」

「あぁ、豪邸に一人というのもなかなかにな。」

「そうか、早く彼氏でも作れよ?」

「流石にセクハラで訴えるぞ?」

「おぉ、すまん。ま、楽しんでるならいいさ。」

「ふぅ、さてと。落ち着いた。少し席外しとく。」

「何処に行くんだ?」

「野暮用だ、すぐに帰ってくる。」

裏庭
«サカキか。»

«どうしました?司令。»

«国連を潰す時が来た。»

«ついに畳み掛けていくんですね。»

«まず、二足歩行兵器、輸送用ソウリュウの凍結を解除、国連に二足歩行兵器を禁止兵器リストからはずさせる調印をさせると共に輸送用ソウリュウを売りつけろ。あんな旧式、もう用済みだ。»

«今はインストラメントが主流ですしね。»

«とにかく、それをやってくれ、あとは、輸送用ソウリュウの中に能力反映型を混ぜておけ。そしてそいつを必ず国連対聖十字との次の戦いで使わせろ。そして何処に要るかを特定し、逐一聖十字の超能力部隊に情報を流しておけ。これで奴等にチェックだ。後は、ネクロシアをこちら側に引き戻さなければならない。凍結を解除した後、士官学校に行け、お前なら奴を見つけられるはずだ。»

«奴?分かんないです。ところで今司令、士官学校に居るでしょ。»

«えっ…あっ、ばれちゃった?»

«そりゃ、分かりますよ。回りの音で。そんなうるさいのって学園公開テストかHBM(ヒタリアブックマーケット)位でしょ。»

«あっ、それもそうか。奴ってのはお前のマスターだ。»

«マスターですか。分かりました。»

«案外驚かねぇな。»

«そうですね。マスターってどこにいてもおかしくないですし。そのせいでしょ?»

«そんなもんか?»

«そんなもんです。»

特別席

「ただいま。」

「どうも、遅かったですね。」

「あぁ、長電話でな。」

「そうですか、今良いところですよ。」

「みたいだな、うっし、観るぞ~」
58:さいろう :

2017/05/15 (Mon) 20:48:33

国連side

「やぁ、博士」

「これはこれは...なにかようですかな?」

「君の失敗作についてだね」

「あぁ...偽りのオーディンですか?あれがどうしました?」

「随分と私たちの領域を荒らしまわっているが...なにか弱点とかはないのかね?」

「すみませんね...私どもも弱点を作らないように設計したもので」

「それにあの忌々しい女が邪魔してきますからね...あれを処分しようとした時も...ちっ...」

「そうか...」

「そんなことよりこれを見てください!ついに完成しそうなんです!」

「おぉ...これが例の?」

「えぇ...あの失敗作も役に立つことがあるんですねぇ...」

「どんな兵器なんだ?」

「よくぞ聞いてくれました!」

「まぁ見た目からわかると思いますがこいつは決戦用二足歩行人造人間です!」

「特徴はその最強の防御能力!あれと同じ幹細胞の塊で破壊されてもその驚異的な回復能力と学習能力により壊されれば壊されるほど強化されていくんです!」

「攻撃力も通常の兵器...さらには核兵器さえもしのぐものです!極めつけは開口部から発射できる生体エネルギービームでry...」

(話が長くなりそうだな...さっさと戻るか...)

「あれ?もう行ってしまわれるんですか?」

「え、えぇ...」

「それは残念です...あ、そうだ」

「なんだ?」

「早く追加の素材を補充してください...ホムンクルスをオーディンが止めたせいで実験が滞ってます」

「やむを得ずに誘拐してきた女児を使ってきましたがこれも聖十字の邪魔が入って滞っています」

「あれは...」

「わかっています...いくら精神を壊すことが必要とはいえ少しやり過ぎですよ彼ら...」

(その子供を利用して実験してるのは誰だってんだ...たく、どいつもこいつも...)

「めんどくさそうですねぇ...言っときますが素材がないとあの巨人も作れないんですからね!」

「はいはい...わかったよ...すぐに手配する」

「お願いします...まだ50体しか揃えれてないですから...それにヒタリアからの贈り物を複製しなければいけませんから」

「その件に関しては期待している...次のネクロシアと聖十字に対する侵攻に合わせて二足歩行兵器の使用の認可の協議を行う予定だからな」

「任せておいてください!あ、それともう一つ」

「まだなにかあるのか?」

「一つ思い出したんですが...あの男の弱点を一つ思い出しました」

「何だ!?」

「あのクソ女に吹き込まれたのか家族とか仲間とかそうゆうのに敏感でしてねぇ...あいつが大切にしてるやつらでも人質にでもすれば出てくるんじゃないですか?」

「あの男が大切にしてる...ねぇ...まぁ役に立てさせてもらいますよ」

「素材...お願いしますよ?」

「あぁ、任せておけ!」

「できればクソ女も排除してほしいですが...ちっ...あの不死女め...せっかく俺がオーディンを使って殺させたのに...ふふ...あの時は興奮したなぁ...オーディンの絶望した顔に大嫌いなクソ女のやりきれない表情...ふふふ」

(関わらないで置くか...)

59:さいろう :

2017/05/16 (Tue) 18:00:07

ネクロシア王国side

「...」

ジャック・バトラーは焦っていた

(国を裏切り王を裏切り...やつらは何がしたいんだ?)

かつて栄華を極めていた国の命運もついに尽き、自らが生み出した化け物と宿敵に国土を食い荒らされた
そして国が二分され片方は国に片方は王につき対立を深めていった

それもそのはず、国についた人間は国土を荒らされたにも拘わらずネクロシアの援助とほとんどの商人が国についたことによって産業革命時代の栄華を取り戻しつつあったのに対し王についた人間は宗主国の戦に巻き込まれより窮地に追い込まれていったのだから...

そして王についた人間はついに王を裏切った

「はぁ...」

彼は深いため息をつく...

折角、復興して世界覇者となることを計画していたのに裏切り者のために信用を落としそうなのだから当然だ

「どうするか...」

そして彼も国についたとはいえ王を捨て切れたわけでもない...

「今の軍で介入するか...しかし、ヨーロッパ連中に邪魔されて...」

今のヨーロッパとイギリスは全く別の組織へとなっていた
かつてヨーロッパの支配者だったイギリスも敗戦により蚊帳のそと...今はカタツムリ食い連中が指揮を執っているらしい...まぁやつららしいと言えばらしいが...

「困ってるようですね」

「心配いりませんよ...ロードさん」

ちっ...余計な目もあったんだった...できればお帰り願いたいが下手にさいろうの反感を買いたくないしな...適当に話を合わせてお引き取り願うか

「イギリス第二帝国のことで?」

「まぁ...」

「支援に行きたい?」

「一イギリス人として王女が心配なだけですよ」

彼女が死ぬと我が国の存続も危ういからな

「そうですか...では、こうされてはどうでしょう?」

そう言って彼は誰かを読んだ

「入るぞ」

「な!?貴様らは!」

なぜかドイツ国防軍と大使が入ってきた...階級から見るに上級将校だ

「ようこそイギリスへ遠路はるばる来ていただいてありがとうございます...ドイツ軍人さん」

「どうゆうことですかロードさん!?」

「私が呼んだんですよ...これで支援に行けます」

「一応宣言しとくか!第二次ゼーレヴェ作戦成功!」

「「「よっしゃ!!」」」

どうゆうこだ!?意味が分からない!

「意味が分からないって顔してますね」

「まぁ二枚舌の太ったジョンどもにはわからねぇよなぁ~」

「こいつ...」

「まぁまぁ抑えて...簡単な話です」

「俺達ドイツもフレンチ野郎の横暴に嫌気がさしてきたんだよ」

「それにネクロシアには恩もあるしな」

「アメリカ陸軍も今回は助けてくれるってよあと海軍も」

「答えになってない!」

「つまりネクロシアがせっせと売りつけていた恩を回収しようと思いましてね...本来はもっと別のところで使うつもりでしたが...」

「つまり?」

「ドイツがイギリスを制圧すると見せかけて軍を移動させました...アメリカ陸軍はメキシコ国境で進軍速度を遅らせて聖十字への侵攻を遅らせています」

「そしてアメリカ海軍とネクロシア海軍が合同で大西洋の制海・制空権を確保しているので安心して支援に行けますよ...てか、行ってください」

「なにが望みなんだ...」

「ネクロシアが亡ぶ前にヨーロッパを制圧する...望むことはこれだけです...」

「イギリス王室と聖十字を救うことはあなたのキャリアとイギリスのメンツ回復にも役立ちますよ」

「なるほど...」

早々に追い返すつもりだったが...これはとんだ儲け話を入れてくれたな

「いいでしょう...ですが聖十字にはどう連絡するんです?」

「それは...我が国の諜報部に任せるとしましょう...少なくともまだ貴国を超える諜報大国なのは間違いありませんから...」

「あの王室に忍び込ませたのですか!?」

「いえ?ヒタリアがやった方法を真似してみようかな...と...まぁ見ていてください」

そして後日聖十字の王室に支援の申し出を録音したラジオと返答先が書かれた一通の手紙が転送された...
60:世紀末の暇人 :

2017/05/16 (Tue) 20:00:17

聖十字共和国連邦side
宮内庁
送られた手紙を見て、議員たちは唖然としていた。

「くそが!陛下と連絡がとれない状態でこんな手紙を送るとは………」

「この件は我々の手に余る………」

「アメリカが援助?バカいえ、今戦争してんのはイギリス第二帝政と『アメリカ』たぞ?」 

「ハンバーガーの食い過ぎで頭がいってし持ったようだ。」 

「あー陛下は無事なのか………かといって『神官』に指示を仰ぐわけには……」

「よせ……『神官』の話はするな。」

「ッ!すまん。」


女王官邸
「ハァ………もう夜明けか。」

くいは最後の一人片付け、そう呟いた。
 
「リーファは無事かなぁ。」

「隊長!」  

そこにようやくルイン達が到着する。

「おせぇよ!何してたんだよ。」  

「いやぁ敵の間者にてこずっちって……ハハハ」

「お前が手こずるなんて珍しい……どんなやつだ?」

「車で寝てますよ、しっかしおとなしくするのに時間掛かりましたねぇ。」

ニヒヒと笑うルインの肌は少しつるつるとしていた。  

「敵さん、女性か………御愁傷様だ。」  

「それより陛下は?」  

「あぁ、カインが守ってるよ。エリザベス陛下も一緒だ。」  

「カインがいるのねぇ!!」

「(あ、ヤバイ。)」


女王自室
「終わったみたいね……」

「そうですね。」

「Zzz」

「エリザベスは寝てて正解だったわね。」

こんなにかかるとは、と欠伸しながら答えるリーファに。

「お疲れ様です。少し寝ては?」

とカインが促す。

「そうね……私も…少し………Zzz」

すぐに夢の世界に入ってしまったリーファにつられて

「僕も少し寝ようかな………」

カインも夢の世界に入ってしまった。

あとから来たくいたちに死んでると勘違いされ大騒ぎになったのは言うまでもない。
61:とある新兵(情緒不安定) :

2017/05/18 (Thu) 15:20:02

公国side
辺境国連合に戦争を挑まれた公国は30XX年に滅亡した。

何が要因であったかは定かでない。しかし、軍部は決死の想いで守り続けた祖国の首都が崩壊する瞬間を目撃したという記録が残っている。

旧リボルバー公国軍は降伏調印前にほぼ全軍が潜伏したが、少しずつ発見され、ヒタリアの学園で試験が開始される頃には、一個師団程度しか生存していなかった…
62:とある新兵(情緒不安定) :

2017/05/18 (Thu) 15:34:12

~旧公国軍 前哨地点~
ガサガサッバサッ!

兵士A「…隊長 敵襲です。兵装は強化歩兵及び通常歩兵の混成。規模は一個歩兵連隊」

隊長「…来たか。兵士Aは第1対人防衛網を起動。通信兵は海軍第1•第2防衛ラインに通達しろ」

「「Roger」」
63:イル・マーレ :

2017/05/19 (Fri) 00:00:12

士官学校

«カヤマか、どうした。»

«リボルバー公国の滅亡についてですが…»

«その問題か。最初の計画からはずれるが、これはチャンスだ。»

«と、言いますと?»

«機鎧憑依数人と透明種(クリアヒュー)憑依型にスカルヘルと特隊長という人物を探させろ、要だ。そしてヘッドハンティングも命じておく。以上だ»

«了解しました。»

「誰からだ?」

「カヤマからだ、今後の動きについてだよ。」

「そうか。」

「そういや、お前、カヤマのこと好きなの?」

「ふぇっぶ…ケホッ…ケホッ…なんだ急に!セクハラだ!」

「あ~やっぱそうなのな。だとすれば、早めにいい男見つけた方がいいぞ」

「何故だ?」

「まぁ、色々と、な?俺みたいな目に会うぜ?」(子は親に似るもんだしな。こいつに感想文は書いてほしくない、あれは地獄だった…。)

「??」

「まっ、いい男見つけろよ?これはセクハラじゃねぇ。人生の先輩としての助言だ。」

「ありがたく受け取っておこう。」
64:さいろう :

2017/05/19 (Fri) 01:03:50

ネクロシア王国side

「...」

「さぁ...早く、攻撃したらどうですか?」

体が動かない...隙だらけなのに...

「私からは行きたくないですねぇ...」

「なにやってんだ!早く行け!」

「くそ!」

俺は彼女に向かって攻撃を開始する

銃は使えない...不明を操る能力は未知数...今の俺はほぼ人間...どうする、どうする!

「よそ見してるなら私でも!!!」

彼女の攻撃が俺の頬をかすめる...


情報取得


くそ...なにもわからない、下手な攻撃してもダメだ...彼女に攻撃すれば死んでしまうし...
隙をつこうにも一応軍人の卵だし...身体能力も...

「ん?」

「光が...」

あそこに拳を...

「...っ!?」

お、掠ったけど...特にダメージはない?

「!?」

彼女はひどく驚いた様子で俺を見ている...まさか彼女の防衛能力とやらが発動しなかった?


情報更新...検索候補限定


どうやら、光に従えばある程度は...っ

頭が痛い...またトラウマか?今の俺じゃそれを外に放出する危険はないが...

「くそっ!早くしてくれ!俺もそう長くは持たんぞ!」

「耐えてくれ軍曹!」

「無茶な注文をry...」

ドゴーン!

その時死神族の女が残骸で攻撃してきた...俺達はかわすだけで精いっぱいだ

「おい!くそ...残骸で寸断された...」

「どうやったんですか?私が一番初めに覚えた力を無効化するなんて」

「それは...」


拒否


「それは...」

なんだ?言ってはいけない...気がする...!?

『そうですか...やはりあなたは危険です!モルス!』

『あいよー』

これは...

『くそ!気を付けろネクロシア人!そっちに行った!』

『なんだry...ザー』

俺の記憶?でも、体験したことのない...時の神とかゆうやつが言ってたのってこれのことか?

「それは...俺にもわからんね」

ひとまず信じよう...勝つためにはそうするしかない気がする

「くっ...モルス!」

「あいよー」

「早く片付けて応援に!」

「そんなこと言ったってこいつ手ごわいんだもん」

「っ!」

結果が変った...のか?

「こんどはこちらから行く!」

ナギサの頭脳は今までにないくらい回転していた...彼の体を蝕んで必要な情報を厳選していく...この時にすでに決まっていたのかもしれない
65:さいろう :

2017/05/20 (Sat) 00:08:55

ネクロシア王国side

「ぐふっ!?」

「がはっ!」

次はどこだ...どこを狙えばいい...

「や...やめ....ぐっ!?」

「...」

『お、おっと...サラマーリ選手が一歩的に押されてます...ね』

『...』

『どうしましたか?』

『え?あ、いえ...ただ彼の戦闘行動には無駄がないなぁと』

『確かに...そこがなにか?』

『それにしても不自然なくらい綺麗な攻めだなぁと』

おかしい...いくら軍人が相手でもここまで私防御が利かないなんて!?

「ふっ...」

「こひゅ!?」

うぅ...痛い...

「...」

ナギサは着々とサラマーリを追い詰めていく...けして致命傷にならないように...周りから見ればただただ彼が彼女に拷問を加えてるようにしか見えなかっただろう

その行為は彼女が初めて味わった戦闘の恐怖と死の恐怖だったとゆう
66:世紀末の暇人 :

2017/05/21 (Sun) 20:43:46

聖十字共和国連邦side
コスタリカ冲

「奴等を叩くのにここまでの艦隊を用意するのか………気が引けるな。」

「しかし、奴等もそれぐらいしないと危険ということですよ。」
 
「会敵まであと2分!」

「総員、戦闘体制!対空・対潜警戒を厳となせ!」

「レーダーに反応、敵艦を発見!」

「意外と早かったな、砲雷撃戦用意。」

『主砲装填よぉし!』

艦の至る所から声が響く。

「射程内に入り次第、各砲自由発砲せよ。」

聖十字海軍第一・二連合艦隊と、イギリス第二帝政海軍総力との戦闘が起きた。

コスタリカ冲海戦である。
67:さいろう :

2017/05/21 (Sun) 23:30:41

ネクロシア王国side

血の匂い...助けを求める音...高揚感...

やっぱり俺は変わってない

「ぐ...ひゅ...」

俺はただただ無言で殴り続ける...静かに快感を覚えながら

「も...や...」

殴る、殴る、殴る...はじめは苦戦していたが弱点さえわかればやることは一つだ...

「...」

敵が息の根を止めるまで...

「..」

己の欲求が満ちるまで...

「.」

でも...もう...

「」

も...う...殴り...たくない...

「...い!」

「おい!」

「目...を...覚ませ!」ガっ!

不意に誰かに後頭部を殴られた

「てめぇなに考えてやがる!?もう気絶してるぞ!」

「あ...あぁ...」

「軍曹...君の敵は...」

「お前が一心不乱に殴り続けてるのを見て戦意喪失...泣き崩れちまったぞ」

「そう...か...っ!?」

「どうした?」

「いや...」

「なんだ...手か?見せてみろ...って骨折してんじゃねぇか...」

「そう...だな...」

「かなりひどいが...痛くないのか?とりあえず応急処置を...」

「大丈夫だ...いらない...ほっとけば治る」

「完全に手を形が変ってるだろ!?」

彼が驚いてる間にも手は少しずつ修復されていく...

「すげぇ...本当に治ってやがる...便利な体だな」

「便利?まさか...体は癒えても心を癒すことはできない欠陥品だ」

「そうか?便利だと思うがなぁ...」

「たとえそうだとしても俺は人間として生まれたかったよ...普通に父と母の間に生まれ普通に学校に行き普通に生きて死ぬ...俺にはそれさえ許されていなかった」

「敵を屠るために生まれ人の心につけこんでありとあらゆる手段を講じて勝利に導く...」

「与えられた悠久の時はすべて破壊することのみに使うことを許され人間の真似事をして創造しようとしても最後は壊してしまう...記憶だけならかれこれ数千年分の破壊の歴史を記録してきた...」

「忘れることも許されないからな...俺の目の間で死んだ奴の顔は味方だろうが敵だろうがはっきり覚えてるよ...いや、全員敵だったかもしれない...なんせ生まれてこの方仲間なんてものを見たことがない」

「...」

「でも、一人だけ俺を救ってくれたかもしれない人はいる...俺に笑うことを教えてくれた人だ...」

「まぁ、あの人のは少し狂気じみてたけど...」

「ま、そうゆうことだからしみったれてないで笑っていこう...」

そして俺は気絶してるサラマーリの頭を撃ち抜く

「やっぱりグロックじゃないと手になじまないな...そういえばアリスたちはなにやってるんだろう...」

68:世紀末の暇人 :

2017/05/22 (Mon) 00:32:15

聖十字共和国連邦side
ヒタリア
軍曹は、ただただ考えていた。

何故、ここではこんなに能力者がいるのだろうか……
ヒタリアは子供を戦わせ何をしようとしているのか。

結論は、出てこなかった。しかし、彼は後に悔いることになる。

ここで………奴を………《情報統制》
69:さいろう :

2017/05/22 (Mon) 01:42:13

ネクロシア王国side

「~♪」

「...」

俺はやつに呼び出された...

「どうした?そんなに見つめちゃって~」

「いや...」

結局、奴の身の上についてはわからなかった...話したことも真実がどうかわからない

「...」

わかることはやつが化け物だってこととネクロシア人だってことだ...ならばやることは一つ

「...」

二ジェラはゆっくりと照星をやつの心臓部に持っていく

「~♪」

まだ彼は迷っていた...聖十字の軍人として...何より仲間を殺された者として...目の前にいるナニかを殺りたい気持ちでいっぱいだった

「...」

だが、同時に人間臭さも感じていた...俺だってあいつと同じでたくさんの人間を殺った...変わらないじゃないか...と

だが、もう遅い...決心はついている...引き金にかけた指はすでに引かれ撃鉄は雷管をたたき鉄の筒から発射された金属の杭は化け物の心臓めがけて一切の歪みなく飛翔する

そしてそれは化け物にあっけない最期を与えた


ように見えた


「!?」

先程までやつがいた場所には少し黒みがかった霧が立ち込めてるだけで...なにもない...死体も化け物も...そして弾丸も

「ひどいなぁ...」

不意に後ろから目隠しをされた

「な...んで!?」

「言ったろ?俺は敵を屠るために生を受けたって...そしていままで周りには敵しかいなかったとも...」

「でも、ありがとう...君のおかげでもう一つ重要なことに気づけたよ」

「あ、その前に落とし物」

そう言ってやつは俺の銃のマガジンに新品同様の弾丸を込める...さっき撃った弾を修復したようだ

「ずっと疑問に思っていたんだ」

驚く俺をよそにやつは淡々と続ける

「なんで血液まで取り込んだのに劣化した弱点しか引き継げなかったのか...」

「何の話だ?」

「さぁ...ここの元司令に聞いてみると言い...とにかく分かったんだよ...なんで俺が再現できなかったか」

「内心不安だったんだよ...まさか本来の用途でも欠陥品だったのか...って」

「でも、違った...俺が受け入れればよかったんだ...自らが化け物だってことを」

「下手に人間を目指すよりできることをした方がいい...どうせ死ぬんだ...もうちょっとだけ生きてもいいよね?」

どうゆうことだ?俺がトリガーになってしまった?けじめをつけるつもりがとんでもないものの引き金を引いたのか?

「でもね...」

「俺はやっぱり最後まで笑っていたい...人間になることも誰も傷つけないように生きることも叶わなかったけど...あの人に言われた通り懸命に生きることもできそうにないけど...」

「あの人が初めて教えてくれたものは最期まで守りたい」

「くっ...」

こんなやつの戯言を聞く必要はないぞ俺!

そう言い聞かせナイフに手を掛けようとするも化け物は優しく俺の手を抑える

「頼む...せめて別れの挨拶ぐらい笑ってしてやりたい...ここで死ぬのと別れを言ってから死ぬのとでは意味が変るんだ...すぐに終わる...この戦争が俺の人生だ」

その言葉を聞いて俺は頭に血が上ったようだ...抑えられていた手を振りほどいてナイフも忘れて殴り掛かる

「てめぇがそんなことを言える立場か!」

「お前がなにもしなかったから俺の仲間は死んだ!」

「お前がそんなくだらないことをうじうじと悩み続けた結果別れの挨拶一つ残せないで死んだ奴がいた!」

「なのにてめぇには権利があるとか甘えてるんじゃねぇ!!!」

責任転嫁とゆうことはわかってる...事情はよく分からないがこいつが今はネクロシア人ではないことはなんとなくわかってる...でも、それでも俺は...

「...」

やつは黙って殴られ続ける...反撃できるはずなのに全く反撃しない

イヤな感触が俺の手に伝わる

そして数分が立った...おそらく外の人間も見ているであろう

「はぁ...はぁ...」

「気は済んだか...軍曹」

「て...めぇ...」

俺はそれでもこいつが気にくわない...自分の不幸がどうした...理不尽なことなんかいくらでもある...なのにこいつは「死にたい」と...そうじゃなくても同義の言葉を発した...それが俺の癇に障る
70:さいろう :

2017/05/22 (Mon) 02:07:32

ネクロシア王国side

自殺

自らの命を絶つこと

それは自らの行いをすべて自分が否定する自分自身への最大の冒涜

俺達軍人だって死にたくはない...だが、戦死することがイヤだとは感じない

だが自殺はだめだ...なぜかと問われたら俺は明確な答えを示せないだろう


でも、ダメだ


それをこいつはぬけぬけとしてやるとぬかしやがった...しかも別れの挨拶を言うような人間がいるのにだ

「なんで...なんで死ぬことを考える!?」

「...」

俺は問う...しごく単純明快に

「もう、疲れた」

やつは答える...予想以上に簡単な理由を

「俺を巡って戦うことも俺自身が戦うことも...もう長いことやってきた...疲れたんだ」

「忘れることも逃げることもできない...古い友は全員死んでしまったし新しい友も俺より先に死ぬ...俺の孫の世代も俺より先に死ぬ」

「そんな状況にお前は耐えれるか!?」

俺は答えに困った...

「でも...それでも...」

そしてやつが口を開く

「こんなことは口にしたくないが...今の俺ならお前の国の王城ごと別の空間に落とすことができる」

「なに!?」

「どうゆうことかわかるな...つまりお前は目覚めさせてはいけない化け物の最後のセーフティーを外したんだ」

「こんな化け物は消えたほうが世界にとって有益だろう?」

「残された人たちはどうするんだ...」

「アリスやサカキ...ベルやアイたちか...大丈夫だろう」

「結局、俺なんかは彼女たちの人生の一ピースに過ぎない」

「いいか、坊主...覚えておけ」

「パズルってのはなピースが欠けていても完成するんだよ...完成した作品が自然か不自然かの違いを作るだけだ...ましてや人間はかけたピースを補う力を持ってる」

「でもな...俺のはそれが多すぎた...欠けたピースも補えやしない」

「俺の楽しいパズルゲームがここで終わったってだけだ...なにもおかしなことではない...」

「俺の死なんて彼女たちのパズルゲームになんらかの支障をきたしてもそれは気にならないくらいの大きさだろう」

「俺はもうパズルをするのに疲れたんだ...色のないパズルをくみ上げては壊しくみ上げては壊しのサイクルから抜け出したいんだ」

「...」

俺は離してしまった...さっきまで殺そうとしていた男だったのに...後半は離してはいけない気がして...そして離してしまった

「ありがとう...軍曹...大丈夫だ!君の国は勝つ!俺が保障しよう...それじゃ、お互いの人生に乾杯」

そして俺たちのもみ合いは終わった...化け物は悲しい笑顔で闇に消えていく...なんでも特別ゲームの準備をするらしい

話してはいけない綱を離してしまったのだ...おそらく女王陛下の居城事破壊できるとゆうのははったりではないのであろう...だが、おそらくしない

しかし、それでもする可能性もある

俺は化け物を解き放ったことと一人の男の人生を終わらせてしまったかもしれない事実に心の底から絶望した
71:イル・マーレ :

2017/05/22 (Mon) 02:17:21

特席

「……………観客席も静まり返ってんな」

「もう勝負はついているではないか、早く戻し…」

「まだだ、まだ戻すな。今はまだ。」

「あいつらが決着を完全につけてる間に、俺たちも準備するぞ。」

「分かった。だが私の準備はもう終わったぞ?」

「早っ…まっ、俺の用意も出来てるがな。」

「さて。次は決勝だ。暴れるぞ?」

「了解した。我も本気を出す。」

「あっ、あといい忘れてたんだがな。」

「デュラハンちゃんなら助かったよ?もう人間としているのは無理だろうがな。」

「…………今言うのか、つまり、魂を引き剥がしたと?」

「そそ。そう言うこと。片方の魂を引き剥がしたんだよ。まぁ今度会ってから考えろ。」

「そうか。分かった。我は、決勝の後寄ってみる。」
72:とある新兵(情緒不安定) :

2017/05/22 (Mon) 12:35:42

旧公国軍side
公国軍は追い詰められていた。

度重なる攻撃•偵察•絨毯爆撃によって。

戦場は血に飢える沼地となり、兵士は沼に飲み込まれる。



兵士A「…戦闘が終了しました。被害は負傷者3名、死者7名です」

隊長「そうか…鹵獲した火器は?」

兵士A「標準的な装備が20セット。ですが気になる物が…」

兵士Aはそう言い、S-1ライフルを机に置いた。

隊長「聖十字の制式ライフル…指紋認証と遺伝子認証はどうだった」

兵士A「WHOのサーバーも捜索しましたが遺伝子認証はスーダン人が登録されています。指紋検査では王国の武器商人の指紋が拭き取られた跡で見つかりました」

隊長「ふむ…公国製のUAVはあるか?」

兵士A「有ります。航続距離はギリギリ旧コスタリカ領の聖十字軍防空基地に届くかどうかですが…」

隊長「よし。M-5陣地からなら届くだろう。書類とS-1ライフルの包装は本部から貰って入れたらUAVを打ち出せ。公国製なら包囲網も突破出来るだろう」

兵士A「Roger」
73:さいろう :

2017/05/24 (Wed) 14:56:32

ネクロシア王国side

「マスター」

「...なんだ?」

「暴走しましたね?」

「なんのことだか...」

「とぼけないでください...サラマーリさん...記憶が飛んでいたそうですよ」

「...」

「まさか、ここまでやって兵器に戻ろうなんて考えてませんよね?」

「初めから俺は兵器だった...一度も変わったことなんかない」

「...何をしてるんですか?」

「さっきの試合で取り寄せた」

「これは...」

そこには感覚や感情の起伏を激しくする薬がおいてあった

「...怖いんだ」

「俺は兵器だ...生まれてからずっと...でも、何も感じなくなることがたまらなく怖いんだ」

「情けないよな...もともとなくてもよかったのに今はなくすのが怖いなんて」

「私に言われても...感情の獲得はできていませんし」

「そうか...そうだよな」

「でも、もう解放されたい...こんな薬があるから俺は叶わない望みを追いかけてたんだよ」

そういって彼は薬に火をつけた

「あ!?」

「何してるんですか!?それがないと...」

「いいんだ...抗うことをやめただけだ...それにこの薬のせいで制限もあったしな」

「でも...」

「ははは...次の戦いとその次と...とにかく最後まで耐えて騙して裏切って...そうすれば終わるんだ...このくらいの犠牲は大したものではないさ」

「...」

「それにさっき軍曹と話して悟ったからな...もうこんなこともできるように...いや、思い出しただけだな...うん」

そういって彼をもとの肉塊に戻して別の生き物に変えたりして遊んでいた...

「...」

「どうしてなにもしゃべらないんだ?」

「こうゆうときどうゆう回答をすればいいかわかりませんから」

「そうか...」

「...」

兵器とAI...お互いに接点などほとんどないものどうしなにをどう考えても出てくる答えなどありもしないのだった...
74:世紀末の暇人 :

2017/05/24 (Wed) 21:52:18

聖十字共和国連邦side 
コスタリカ防空司令部
「領空付近に飛行物体!」

「なに!?何処だ!」

「これは……リボルバー公国です!」

「何故リボルバー公国が?」

「こちらに着陸許可信号を送ってます!」

「どうしますか?」

「う~む、許可しよう。至急、準備頼む。」


滑走路
「なんだ、無人機か……。」

「おい、ここになにかあるぞ!」

「これは…s-1ライフル!それと手紙?」

「司令、これを…」

『親愛なる聖十字へ
以下略』

「なんと……」

「すぐに大本営に打電、報告だ!」


二時間後・コスタリカ冲

「長官、大本営より連絡『このままキューバに向かい、リボルバー公国兵及び要人を救出せよ』と。」

「キューバだと?あそこは……」

「現在はリボルバー公国領ですので、問題はありません。」

「そうか、では、駆逐艦を主力として行くか。さっきの艦隊戦で何隻か大破してるからな。」

「わかりました。旗艦ローズマリーを中心に01と02を艦隊より分けます。」

「よし、それ以外は全艦帰投する!」

リボルバー兵がいるキューバに巡洋艦1・駆逐2の艦隊が救出に向かった。

尚、コスタリカ冲海戦は聖十字の圧勝であった
75:イル・マーレ :

2017/05/25 (Thu) 00:16:53

「さて、行くぞユミカ。ついに、奴等と決闘だ」

「我もうずうずしている。」

「相手は2人、ユミカはドリュアスを狙え。俺は奴と、ナギサと戦う。まっ、かすればナギサの勝ちとか言うルールだがな。」

「我は大丈夫だ。しかしナギサに無傷で勝とうと?」

「ノーダメクリアじゃなけりゃ負けとか自分で言っててアレだがきついわぁ~。っと、そろそろ向かうか。」

「そうだな。」
76:イル・マーレ :

2017/05/27 (Sat) 00:25:50

試合、開始ィ!!

『さて始まr…オオット!?いきなり山が消滅しました!どうやらセア元総司令官の仕業のようです。』

フィールド内
アサナギ&ドリュアス
「ドリュアス、覚悟はいいか?」

「問題ないです。早く始めましょう?」

セア&ナギサ
「隠れてねぇで、さぁ?思う存分楽しもうぜぇ?隠れるなら隠れてもいいぜ?隠れ家ごと吹っ飛ばしてやるから。」

「化け物が、隠れる場所がねぇ。んなもん正面しか空いてな…」

「まっ、正々堂々なら上からだね。さぁ、パーティだ。た の し も う ぜ ェ!!!!」ドン!

ナレーション
『おおっと今度は地割れだぁ!司令官の攻撃のたびにフィールド内の自然の何処かが壊れます!あれが、隠していたとでも言うべきでしょうか?吸血鬼の力なんですね!』
77:さいろう :

2017/05/27 (Sat) 09:17:52

ネクロシア王国side

「...」

穴に落ちた...頭から...

おそらく脳を損傷したな,左側が見れない

「ぷっ...くっ、ふふ」

早く上がってこいよー

セアが呼ぶ声がする

「あは...あはははは」

どうした?負けか~?

「...」

これだから人間は...まぁ、いいさっさと倒して寝よう...

「死に場所探しも人間になるのも飽きた飽~きた」

そう、自分に言い聞かせ身体に命じる...とたんに身体に崩れ霧となり上へと昇る

「霧?は!?」

俺はセアの驚愕する声と避ける音をBGMに着地する

「へぇ...やるじゃん」

ヒタリアの元司令官は余裕の表情を見せる

「そっちこそ...全くもって期待はずれだったよ」

それをネクロシアの元司令官か煽る

「あ″?」

「これはゲームじゃない戦争だ...生徒たちのためにも本気を出すべきじゃないかい?」

「言いやがったな...」

「あぁ...俺を殺して見せろ」

「アサナギ!手出しはするなよ!」

「わかってい...る!」

「無駄話はダメですよぉ~」

ターゲットはこっちに気が回ってないようだ

「うぉーー!」

ばか正直に突っ込きて顔面を殴られる寸前にアサナギの頭に照準をあわせ引き金を引いた

煙が辺りに立ち込める...俺は頭を半分に吹き飛ばされた...弾丸は...止められてる!?

セアは俺に攻撃しつつ弾丸を掴んで蒸発させていた...一辺倒の怪力バカだと思っていたが違うらしい

「...」にや

ちっ...余裕かよ...次だ

こうなったらヒトの姿を保つのもバカらしい...俺はそう考えて次の攻撃をイメージした
78:世紀末の暇人 :

2017/05/27 (Sat) 20:36:32

聖十字共和国連邦side
ニカラグア・イギリス軍衝突の地

「大隊長、よく、持ちこたえてくれました。」

「いえ、女王陛下………これも、第5中隊の決死の攻撃によるものです。称えるなら、我々ではなく彼らでしょう………」

そういって大隊長は泣き崩れた。

「そう………そろそろ、彼らも降伏するわ。そして、この戦争に終止符を打つ。」

「……………」

「くい隊長、あそこに奇妙なものが………」

「なんだ?」


部下に連れられていくと、そこにはまるで削ったかのような広い円があった。

「これ……は!?」 

「わかりません、しかし、特殊部隊の報告によるとここに何らかの力が干渉、空間ごと削っていったそうです。」

向こうでカインが手を振っていた。

「やあ、くい。気になるかい?これ。」

「そりゃ……なぁ。」

「気を付けてください、ここはまだ磁場が不安定です。それに計測装置に妙な揺らぎが………」 

「大丈夫だ、何かあったらすぐに離れろ。」

くいは一人、窪みの中央に歩いていった。

そこに、一人のネームプレートがあった。

゙ニジェラ軍曹゙

「ニジェラ…………か、」

そのとき、眩い光がくいを包んだ。

「くい!」

カインが叫んだ時にはすでに遅く、そこには少し煙が立っていた。




「うぅ………ここは?」  

くいが目を覚ますと、そこはひび割れていた。 

周囲がやたらうるさい。

「なんだここ…………」 

群衆……闘技場………

記憶が掘り返される。

「ここ………まさか!」

「この野郎!」

「タヒね!」


左右から銃弾と人が迫ってきた。
 

「ふぁっ!?」

とっさの判断で剣を抜き迫ってきた人を防ぎ、向かってきた弾丸をすんでのところで避けた。

「だれだぁ?テメェ………」

「おいおい、私ってほんとついてないなぁ……」



セア達とさいろう達が戦っている、そう、ヒタリアの軍学校闘技場のど真ん中に跳ばされてしまったのだった。
79:さいろう :

2017/05/27 (Sat) 21:27:44

ネクロシア王国side

ぐっ...なん...で

不意に頭痛の襲われたせいで俺は手を地につく...

『お~っと!?ナギサ選手...今までの疲労がここで出たか!?』

誰だ...俺に干渉をした...!?

そこには聖十字の人間が立っている...

「て...め...」

どうしてだ...まだつながってるのか!?

『マスター空間が不安定です...あ』

あってなんだよ!?あって!?

『ここより二つほど高次元の空間に接続されました...早く閉じてください』

そんなこと言っても...くそ、セアをブチのめさきゃならんてのに

『つべこべ言ってないで早く!高エネルギー体が侵入しそうです!』

はい!?

『恐らくそこの聖十字人が侵入したため空間固定軸が変異...きます!』

っ!?...なんだ...これのビジョン...記憶?

「?...!?」

のんきに呆けちゃって...


憎い...恨めしい...悔しい...


この声...あぁ、何が来るのか大体わかった...

ドリュアス!

『なんでしょうマスター?』

思考周波数で俺のものと重なってるのは何人だ?

『恐らく観客含めてこの場にいるすべての人間が...』

そうか...大物が来る...備えろ
80:世紀末の暇人 :

2017/05/27 (Sat) 22:40:44

聖十字共和国連邦side
ヒタリア
「ぎぃ!?がはっ!」

なんだ!何が起きてる!?

『痛いよぉ』

『腹へったー』

『やれやれ!』

『やれ!!』

いろんな………声、ガッ!

「くそぉぉ!?」

血ヘドを吐き、膝をつく。

これは………思考!?思考が私の中にぃ!?

「喧しいんだよぉ………テメェらぁぁ!!」

どこからかカチリ、と何かが外れるような音が聞こえた気がした。

「いっぺんタヒんでろやぁぁ!」

辺りが青白い光に包まれた。

『アポカリプス第三の照合、実行。』

「魂を抜き取らせてもらうぞ!!秘技、抜魂!」


能力者や実力者を除き、ほとんどがその魂を抜かれ、くいに吸収された。

「いてぇな……………流石に喰いすぎたか……」

『…ふっ』
 
「まだ流れ込んできやがる…………」
81:さいろう :

2017/05/27 (Sat) 22:50:16

ネクロシア王国side

「くそ...」

『お前の...お前のせいで!!!』

『子供を返して!』

「知らない...そんなの知らない!」

『知らない?みんなお前が殺したんだよ』

『あるいは人生を壊したか?』

「違う...俺じゃない...」

「なんで、憶えてるってだけで俺がやったわけでもないことを...俺が悔やまなきゃいけないんだ!」

「マスター」

「あぁあああああああああ!」

「マスター!」

「あ...な、なんだ...ドリュアスか...」

「フィールドの外にあいつらが出たら大惨事です...早く倒さないと」

「あ、あぁ...」

『なんだ?また、俺たちを殺るのか?』

「うるさい!俺じゃないって言ってるだろ!」
82:イル・マーレ :

2017/05/28 (Sun) 00:24:59

「なんだ、サリーか?いや、姿をしているだけか。」

「貴方が居なくなったりしなければ…!」

「俺には俺の役目がある。」

「貴方がどこかへ行ってしまうくらいなら…この手で、」

「やってみろ?サリーの姿をした化け物よぉ?サリーにはお前には出せない物がある。可愛さがある。第一、口調が違うし俺のことを貴方なんて呼ばねぇ。分かったらさっさと砕け散れ。」
倒してもまだ出てくるサリーの姿をしだ化け物を、あと何匹倒せばいいんだ…?あれ?何か財務大臣混じってね…?あいつから先に○るか。」

「お前は、イルミーネは!?何処だ!」

「うるせぇよ!ここにいる!てか闇にのまれろ!」

「お前のようなもやし男がイルミーネなわけ!」

「あ”ぁ”!?」

「…はぁ…疲れた。まだ居るのか…」
83:世紀末の暇人 :

2017/05/28 (Sun) 23:34:37

聖十字共和国連邦side
「アポカリプス第5の照合…………砕け散れぇ!」

目の前の人ならざる者をたんたんと処理していく。

「こいつは………ごきげんよう、そして、散れ!」

過去にくいが消した人間が目の前に現れては消えていく。

「こりゃ、精神が行くかなぁ?」

「くい……………」

不意に動きを止めた。
そして、瞬時に人ならざる者がくいの体にへばりつく。
それでも動かない………。

「くい………」

「ァ………嗚呼、ずるいぜ………それは。」

「会いたかったわ、くい。」

目の前に、くいの想い人がいた。

「くそ………お前はタヒんだんだ!」

「いいえ、私はここにいるわ。」

くいは突如走った激痛でわれにかえる。

よく見ると右手がもげ、腹部に大きな穴が穿っていた。

「こいつらぁ…………ぐっ!」

「くい………くい……」

「やめろ、やめてくれ………」

「くい、あのね?」

「やめろぉぉ!アーシャァァァ!」

「………タヒんで」

くいの頭を消し飛ばした。



「脆いわね、人ってのは。すぐに感情に支配される。」

統率を無くしたくいの体をみて、ソレは喋る。

「さて、元に戻るかしらね。」 

「ま………て………よ。」

突如くいの左手が首を捕まえる。

「がっ!?」

「よくも、よくも俺にアーシャの幻影を見せたなぁ!?」

「嘘、何で!?」

無くなったはずの頭部と右手が。

「再生してる!?ぐぅ!?」

「貴様なんぞ、この業火に焼かれてタヒね!」

「ぐ!うぐっ!!」

右手をソレの口に突っ込むとこう叫んだ。

「素敵な旅を、煉火!」


黒く淀んだ焔がソレを焼き付くした。
84:イル・マーレ :

2017/05/29 (Mon) 01:08:37

「あぁ~あ。あと何匹?これしか言えねぇんだけど。今度はシアの幻影か…シアはもっと従順なんだよ!」
フィールド内の海ごと蒸発するような勢いでソレを薙ぎ倒す。

「運が悪かったな。夜だ。昼なら勝ち目有ったかもな~。」
«アサナギ、大丈夫か?»

«問題ない、それよりなんだこの生き物は。レンの姿でも欠片も感じられん。»

«第六感ってやつか…どうすれば倒せると思う?»

«消し飛ばせば良いじゃないか。我はそうする。»

«そうか、とりあえず俺は元凶のナギサを探しに行く。お前は余裕だろうがそれまで耐えてくれ。»

上空を飛ぶ姿はまるで闇の帝王そのものとも言えるだろう

「なんだ?次は上空から来るのか?」

「よぉ、久しぶりだな。」
空から降り立った帝王は、涼しげに化け物を消し飛ばしながら笑う。

「おい、イルマーレ、平気なのか?」

「あぁ。こいつら、人というものを分かってないからな。」

「だが、愛する者だって!」

「ただの幻影だぜ?」

「どうやればそんなに割りきれるんだ。」

「なぜかって?なぜならな、こんな非道な世界。非道に生きて行くしかねぇのさ。お人好しは死ぬぜ?俺はもう行く。じゃぁな。」

「あっ、待て!」
85:さいろう :

2017/05/29 (Mon) 19:54:45

ネクロシア王国side

「ちょっと!マスターに張り付くな!」

『うごぁ...』

「ひっ!?」

「マスター!なにうずくまってんですか!」

「す、すまない...」

「全く...早く穴をふさぐ作業にかかってください!」

「あ、あぁ」

くそくそくそぉ!!

なんで...今更、なんでこんな奴らと会わなきゃいけないんだ!!

俺は必死に穴をふさぐ...慣れない力を細心の注意を払いながら操って

「たく...なんでこんなもやもやしたものを怖がってるんだか」

「え?」

「どうしました?」

そうか...ドリュアスはAIだから...

「そのまま援護を頼む」

「了解」

あとちょっと...あとちょっとで...


ん?


なんだこれ...俺は向う側を見てしまった...生きてるうちに見たくはない光景がそこには広がっている...

「これは...あ...」

向う側の何かと目があった...やつはこっちへ来いと言ってるように見えた...

「あ...あぁ...」

俺はふさがりかけてた穴のふちに手を掛け向う側に落ちようとする...

「なにやってるんですか!」

「ドリュアス!?」

その一瞬が運命の分かれ目になった...目を離したすきに俺を呼んだなにかが飛び出してきた...

『キサマカ...ワタシヲトキハナッタノハ...』

「な、なんだ...お前は!」

『ナンデモイイダロウ?キョウダイ』

「兄弟?俺には血のつながりがある家族なんか...」

『そうゆう訳じゃない...こっちの言葉にも慣れてきたな』

「お前は...」

「マスター!穴を!」

ドリュアスに言われて俺は我に返る

「こんなことしてる場合じゃ...」

『礼を言う兄弟...また、会おう!』

「待て!」

奴は俺の静止を聞かずに外へと飛び出した...どうやら取り逃がしたようだ...それにしてもなんだあいつ...

俺は不安定になった穴を閉鎖し...あたりを見渡す

どうやらまだ敵は残ってるようだ...俺が葬り去った敵や親父が殺したと思われる顔がまだ残ってる...おそらくセアやあの聖十字人には別の人間に見えてるのだろうが...

「マスター...取り逃がしました」

「うん、仕方ない...残党狩りだ...」

「随分、落ち着きましたね」

「イヤでもあんな異形を見ればねぇ...」

「え?何かいましたか?私には一瞬穴が広がってるのだけが確認できましたが...そしてそれに吸い込まれるように落ちようとしていたマスターを...」

ドリュアスには見えてなかったのか?...何者なんだ...あれは...
86:世紀末の暇人 :

2017/05/29 (Mon) 20:12:47

聖十字共和国連邦side
ヒタリア
「……………」

この姿を見たら誰もが目を疑うだろう。

体中に穴が空き、指は足らず右目は周辺の肉ごと抉れ向こう側が見えていた。

しかし。

「いてぇなぁ…………ハハッ」

煙をもうもうとあげメキメキと音を上げながら体が再生し始めていた。

「この痛さが生きてるって実感できるんだよなぁ………」
 
くいは次の標的に向かって走っていった。
87:さいろう :

2017/06/03 (Sat) 11:08:53

ネクロシア王国side

「はぁ...はぁ...」

体力の限界が近い...いくら改造したって無理なものは無理だ

「...」

右には聖十字人...いや、待て...あれはくいか?

ははは...穴に落ちるとは...どんくさい奴だ...

「大丈夫ですかマスター?」

「少し無理そう...体力ほとんど持ってかれた...まぁ、まだ必殺技が残ってるけど」

俺はセアを見る...果たして俺の拙い攻撃があいつに効くのだろうか

「どうしました?」

「いや...効くか効かないかじゃなくてやるんだ...」

「あの猫の方は頼むよ」

「やるんですね?」

「あぁ...だって終わらすつもりはないんだろう?元司令官様よぉ...」

俺はそう問いかけ返答を待つことにした...
88:イル・マーレ :

2017/06/03 (Sat) 21:38:24

ヒタリア

「あぁ、終わらすつもりは無いし、君を、軍に率いれるつもりもない。今はただ、君をここで○す。あと、頼みがひある。俺は、君にもう一度国を立て直させたいのさ。」
そう言ってセアは地に降り立つ。

「今のところ無理そうだが?」

「サカキを連れて行くといい。必ず役にたつはずだ、さて雑談はこれくらいに、続けようか。」

「あぁ。」

「よし。んじゃ、」

闇に溶けたか…常人なら理解出来ず、慌てるだろうが
「要するに…」

不意に、後ろに現れたセアの攻撃をかわした。
「へっ…何とか避けられたか…」

「俺らと戦うなら、背中は気にしろよ?」

「分かってる。」

「さて、と。んじゃ、そろそろ閉幕だぜ?さぁ!夜の可憐な舞台で!血の花火をあげるぜ!」
89:さいろう :

2017/06/03 (Sat) 21:58:27

ネクロシア王国side

「さて...」

必殺技ねぇ...言ったはいいが特に考えてない...

「っ!?」

「ちっ...」

また闇に消える...か

闇に消える...試してみるか...

ナギサは行動を意識的なものから無意識的パターン化されたものに切り替える

「さて...」

当然、単純化した行動...すぐに捉えられ攻撃が肌を肉を骨...割き砕き...徐々に体力を消耗していく

だが、その分思考はフル回転できた...本来ならもっと考察したいところだったが今は致し方ない

闇に沈む...物理的つながりがなくても連絡できるのか?見たところ影に沈んでるように見えるが...

「くっ...」

「今のをよけるとはなぁ...ま、右手はいただいた」

止血を命じて思考に沈む...早く糸口を見つけなければ...

闇...影...光源の破壊と出現ポイントの限定を試行してみるか

「ドリュアス!」

「はい、マスター!」

「余裕はあるか?」

「3%ほど!」

「なら、そろそろストレスが溜まってきてるだろう?エネルギー開放!更地にしろ!」

「了解!」

ドリュアスのエネルギータンクの一つがパージされ地形が吹き飛び余計な死角を吹き飛ばした...

「さて、これでどうなるか...」

影を俺の真後ろだけ...次来たら...どうしよう
90:世紀末の暇人 :

2017/06/03 (Sat) 22:44:14

聖十字共和国連邦side
ヒタリア
「おぉ、やってるなぁ………てかあの娘凄いなぁ、ここを更地にするなんて。」

くいは一段落つき、遠くで傍観していた。

「早く帰りたいけどなんこの、シールドみたいなものが邪魔で出れないんだよなぁ。あ、今のうちに魂返しとこ。」

くいは先程観客から奪った魂を解放した。
自身の傷を癒やすために使った魂は既に消えていたが……

「しっかし、ヒタリアは要注意すべき国かもしれん。こんなに亜人ばっかを集め軍事訓練を施し、闘い合わせるとは……。」

 
聖十字本土
「くい親衛元帥の居場所が特定できました!」

「何処だ!」

「ヒタリアです、どうやらここに繋がっていたようで。」

「よし、すぐに行こう。」

「ダメです。今行けば国際問題になりかねません!」

「失礼します!」

「なんだ?」

「リボルバー公国の方々が到着いたしました!」
91:イル・マーレ :

2017/06/03 (Sat) 23:56:35

ヒタリアside

「アサナギ、珠で影を作れ。」

「何をやってるんだ?」

アサナギは珠を6個使い、壁を構成、太陽光がフィールド上に入らなくなった。

「さてと、こっからどうするかなぁ?」

「ちっ…」

アサナギ&ドリュアス
「あらあら、そんなに珠を使ってよろしかったので?」

「確かにハンデだ。しかし、我の珠はまだ3つ、これだけあれば、軍の大隊程度なら消し飛ぶであろうなぁ。しかし、今は近接で行こう。」
そう言うと、アサナギは、3つの珠を刀へと変形、アサナギの周りに、3つの浮いている刀という形態になる。
「珠のことは知ってるとは思うが、珠に当たれば、消失する、形が変わっても同様だ。あと、出来ればこいつも使いたく無かったが…。」
アサナギの腕がみるみる凶悪に変わって行く。

「えげつないですね。」

「さぁ、我と続きだ。」
92:さいろう :

2017/06/04 (Sun) 00:46:08

ネクロシア王国side

「はぁ...」ポリポリ

影をわざわざ作る...予想通り...ただ連続性はなし...

「ならこうするか」

「術式展開...」

この短時間で組んだプログラムだけど...あぁ、パターン化するのは楽しいな♪

「ドリュアス~いまから指定した範囲にそいつ落として」

「了解」

さてと...

「セアはどこに行ったかな...」

たぶんあの影に干渉できれば...よし、あと2秒♪

「パターン01...ボール...」

「もらっry...」

「もうお前はこっち側に干渉できない...」

その瞬間ナギサに向かった拳が...セア自体が消えて元いた出口に戻された

「!?...俺は確かにとどめを...」

しかしセアはナギサの周りに影がないことに気づいた...

「ほぉ...どうやったか知らんが...アサナギ!」

「無駄だよ...彼女もそっち側だ...一生影で生きてればいい」

「ダメだ!こっちも珠があいつらの周りに作れない!」

「くそ...どうなってるんだ!?」

「ユークリッド空間...ようは球体空間...その内側に招待させてもらったのさ...影のある空間事ね」

ワームホールの開放の原理は大体理解した...座標の地点を起点に穴をあける能力だ...

ならばターゲットを中心に球形をかたどるように開けたらどうなるか...正直、セアの能力を制御することはできない

だけど...能力のトリガーとなる影を格納できたら...

「さぁ、選択肢を選べ...降伏するか続行するか...」

「くっ」

「マスター、空間の安定を確認完全に封鎖したようです」

「当然だ...今、聖十字を覆ってるフィールドの製作者が作った空間だぞ?あの時よりも素晴らしい素材があるんだから応用すれば...くふふ...」

「ですが聖十字人も巻き込んでしまいました」

「どうせ死にはしない...セア達が降伏すれば一緒に出すさ...まぁその前に実験だ...この空間にこちら側から干渉する術を探す」

「どうしてですか?」

「決まってるだろう?殺るためだよ...いくらでも時間はある...第三者が止めるまであるいは彼らが諦めるまで...楽しいなぁ...」

「はぁ...ま、いいです私は観測します...ゆっくり考えてください」

「あんまりウロチョロするなよ?制御するのが大変だから」

「はいはい...」
93:とある新兵(情緒不安定) :

2017/06/04 (Sun) 14:23:49

聖十字領戦場跡

基地司令官「…ここか?」

一般兵「聖十字領南部、ポイント2568559ですので間違いありません」
通信兵「既に仮設ながらも地下シェルター付き司令部を建設しています。ただ、問題が…」

基地司令官「公国軍狩りか…よし、聖十字軍とコンタクトをとれ。我々をPMCとして訓練契約を結ばせて資金を得るぞ」

通信兵「非常に言いづらいのですが…海軍はどうしますか?」

基地司令官「…取りあえずドックと滑走路。そしてリ陸軍ハンガーを最優先で建設しろ。」

通信兵「…了解」

公国軍は聖十字軍の艦隊により包囲網を脱出。その後、聖十字領南部の戦場跡地にある大型クレーターに移動し、PMCの皮をかぶった。

次に起こりうる戦闘に備える為に。

WW4の根源を断つために。
94:イル・マーレ :

2017/06/05 (Mon) 00:46:00

「分かったぜ。ユミカァ!珠をこの膜にぶつけろ!」

「分かった。」
珠は壁に弾かれる。

「なら。壁自身に珠をぶつける感じだ。」

「つまり…」
珠は、壁を少し溶かすも、すぐに歪みはもとに戻る。

「よし。じゃあ、この壁を制御しろ、珠を使ってワープするとき、空間が歪む。それを意図的に、この壁で発動させるんだ。無理矢理空間を元に戻せ。」

「あぁ、分かった。やってみる。」

壁に無理矢理珠を押し付け、無理矢理、空間を操作し、空間の歪みを、解決し、2人は外に出る。
「いい、手だったぜ。」

「まさか出てくるとはな、思いもしなかった。」

「ここがもともと、どんなフィールドだったか分かるか?」

「森林と街か?」

「あぁ、そしてヒタリアの地下には…。」

「なんだよ、」

「わざと水を貯蔵する空洞が有るんだよ!。地盤沈下だ、お目ぇらが次は、闇の恐怖に怯えるのさ。」
95:世紀末の暇人 :

2017/06/05 (Mon) 06:07:34

聖十字共和国連邦side
ヒタリア

「閉じ込められた……」

くいは謎の空間に閉じ込められたまま出られなくなっていた。

「さっきの奴等は相当強いな。ここを無理矢理こじ開けていくなんて。」
 
壁のようなものに手を触れながら一人呟く。

「もしかして…………いや、まさかな。」

一人、この空間に留まった。
96:さいろう :

2017/06/05 (Mon) 06:53:14

ネクロシア王国side

「闇の恐怖...ねぇ...くふ...アハハ」

「何がおかしい!?」

「いや、ぶふぉ...いやぁすまない...まぁ、好きに攻撃してくれ」

「俺はここに立ってるから」

「ああん?なにたくらんでるか知らねぇがなめてると死ぬぜ」

「そっちこそ...少々、勝利への渇望が足りないのでは?」

「そっくりそのまま返す...お前は叩き折る」

そう言うとセアはまた潜っていった

「はぁ...これだから戦闘狂は」

闇ねぇ...むしろ光の方が怖いよ...周りが全員、敵だとなんの疑いもなく見れる方が慣れっだし、簡単さ

俺の経験がそうだと証明してる...まぁ、味方だけなら俺は要らなくなっちゃうけどね

「さて、セルフワープ航法をやって退けたのはお嬢ちゃんかな?」

俺は暗闇に向かって声をかける...もっとも目はすでに変化して見えてるのだが...

「ふふふ...そうだ!そしてお前を倒すのも私だ!ところでワープ航法ってなに?」

かわいいなぁ...粋がっちゃってさ...


早くぶっ壊したい


「ドリュアス」

「はい」

「適応してるか?」

「えぇ」

「俺の検討違いだ...どうやらセアは影に反応するらしい」

「よって、完全な封じ込めは無理だ」

「はぁ」

「だから、先にあいつを倒す...」

俺はセア達を閉じ込めていた空間を解体しながら言う

「だが、いきなり出てこられても困るからな...」 

思考通信でドリュアスに観測結果を送る

「このパターンが発現したら気を付けろ」

「了解」

「さて、実験の時間だ...我々がなんの考えもなしに降服を待っていなかったことを示してやろう」

俺は解体した空間をエネルギーとして取り入れたことを確認し行動を開始した

「ん?」

「どうしました?」

「ただ、エネルギー体と無機物を入れただけにしては違和感が...ま、いいか」
97:世紀末の暇人 :

2017/06/05 (Mon) 23:31:49

聖十字共和国連邦side
ヒタリア
「お、出れた。」

くいはなんなく外に出る。

「いや、向こう側が解除したのか。ってうわぁ!?」

流れ玉がくいをかする。

「怖い怖い。やっぱりここは遠巻きに見るしか無さそうだな、だがなんかしゃくだな。」

チラッと暗闇を見た。

何かが……いる。

「影に潜んでるのか…………凄いなぁ、欲しい。」

「その能力欲しい。」

『力を解放しちゃいなよぉ?楽しいぞお?』

「うっ…………黙れよ。」

『小生に意思を委ねてみたらどうかね?』

「てめぇの魂を破壊するぞ。」 

『はいはい、黙ってますよ。また、近い内に来るよ。』

「くそ、亡霊め。」

くいはステージの端から傍観した。
98:さいろう :

2017/06/05 (Mon) 23:54:00

ネクロシア王国side

「ちっ...」

「次は右...いや、左か」

「くそ...」

なんでよけられてるん?...と、セアは感じてるだろうな...

「まぁ、当たる必要もない...」

あの、猫が次元の壁を破ったのか...かなりのエネルギー持ちだ...欲しいな

「ドリュアス、しばらくレディの相手は俺が変ろう」

「その間、監視と慣性誘導をやってくれ」

「了解...と言ってもなんの?」

「それはおいおい話す」

俺はドリュアスと交代する...思えばこの力の制御もうまくなったものだ

「次はお前か...」

「ドリュアス相手に息が上がらないなんて...すごいですね」

「ふ、あんなもの我が力の前にはスズメの涙ほどの効果もないわ」

「ほぉ...少しは学べそうだ...こちらから行かせてもらおう」

「来い!」
99:イル・マーレ :

2017/06/06 (Tue) 00:58:05

なんでよけるん?(´・ω・`)
あり?ドリュちゃんに変わった?まぁいっか、どうせ女なら崔淫してやるか、んじゃ、
「へ~い。」

「マスターに呼ばれましたし、仕方ないですね。勝利条件は、確か。あなたにかすり傷でもつければいいのでしょう?」

「そうだよ?」

「なら、」
ドリュアスは次に影からセアが現れる位置を特定しその方向に銃を向け、セアの頭に発砲した。

「どこ撃ってんの~」

と、思っていた。
「なっ…」

「ざんねん。楽しいねぇ。」
セアは次の瞬間にドリュアスの四股を切り裂く。機械らしくもなく、血なのか油なのかも分からない液体が床に散乱する。

「まだ…動けます、マスターのため。」

「ドリュアス、良いことを教えてあげよう。機械に、人の心の本質は理解出来ない。だが、心をかたどる事は出来るんだ。君は、心をかたどったいいケースだったよ。」

「何が、言いたいのですか?」

「君が機械だと言いたいんだ。」

「つまり、これから俺は、殺すんじゃない、壊すんだ。」

ドリュアスは影を纏って凶悪と化したセアの腕を見ながら、言う。
「無理みたいですね。マスター、後は頼みましたよ。」

「さよなら。」
セアは、半径5kmのクレーターと共に、ドリュアスは破壊した。

「ふぅ、これでも最低限の力なんだがなぁ。俺ってこんなに強かったのか~。」
まぁ、エベレスト削ったの俺だし。そうかもしれんな。
100:世紀末の暇人 :

2017/06/06 (Tue) 06:17:21

聖十字共和国連邦side
ヒタリア
「おぉ、こりゃひでぇ。」

ドリュアスが破壊されたのを見てそう呟く。

「これってあの男のピンチかな?どう考えても吸血鬼とかかなり無理ゲーだろ。」

ふと、何か思い付いたように立ち上がる。

「私も参戦しようかな。ヒタリアの総司令の実力も確かめて見たいし………」

剣を抜き、構える。

「身体能力向上、視力向上、………」

自身の集中力を高め、ただ一つの目標に標準を定める。

そして、一気に駆け出しものの数秒でセアの背後を取った。

「なに!?」

「影には潜らせんぞ!!」

セアが影に潜ろうとした刹那、くいの斬撃がセアを吹き飛ばした。
101:さいろう :

2017/06/06 (Tue) 08:49:46

ネクロシア王国side

「なに、やってんだあいつ?」

俺は彼女と戦闘しながら呟く

「?」

なんで、参戦したんだか...変なの

さて、データは揃ってきたしあとはあのエネルギー体を使った攻撃だけだが

『マスター』

なんだ、ドリュアス?

『ボディが壊れました』

そうだな

『ですが、任務は続行中です』

あぁ、そのまま観測を続けてくれ...感づかれないようにな

『了解です』

あとで手頃な憑依転送するから好きなように使っていいぞ

『あー、それは無理そうです』



『予想より強力な攻撃でしてコアにダメージが』

あ、まじか...ならデータだけくれ

『了解です』

とりあえず

数十秒あれば倒せるかな?」

「あ?」

「あ...」

声に出しちまった...orz

「ずいぶんなめてくれたものだな...高々数分しか戦ってないのに...」

「いいだろう...我が渾身の一撃でチリにしてくれる!あやつの力を借りるまでもないわ!」

「えぇ...」

唐突すぎんよぉ...ま、いいや術式展開

「地獄の業火に焼かれ自が罪を懺悔し続けろ!!!!」

その瞬間、今までとは比べ物にならない大きさの攻撃を繰り出してきた...が

「ネット...」

「な!?」

「回収完了...さて、あの次元壁を越えたエネルギーの正体は...げぇ、サカキ印かよ...」

すべて無意味

「ま、いいや...こうしてこうするのかな?」ボッ

「おぉ...」

「なぜ、お前がそれを...」

「俺に攻撃をして一撃で倒せなかった時点で詰みだから」

「なに?」

「さて、用済みちゃんはいただきます」

その瞬間、ナギサは体を大きく変化させアサナギを飲み込もうとする

「...っ!?」

アサナギはそれに対し反撃をする...必死に祈るように迫り来る肉壁にできうる限りの反撃を

「無駄ダヨ、モウ、君ニ適当シタ」

「いry」


ゴキュン


「ふぅ...相変わらずこの力は気持ちが悪い」

「さて、ドリュアスの体を破壊された借りは返したしこれで1.5対1だ...吸血鬼って美味しいのかな?」

ナギサは辺りを見回す

「まずはこの暗闇を何とかするか...はぁ、面倒」
102:イル・マーレ :

2017/06/07 (Wed) 15:03:49

「のわっ!?なんだなんだ…って親衛隊長殿か………」

「悪かったな。いい機会だ。貴様の力も見ておく。」

「あら、そう。しかしまぁ、あれだな」

「なんだ?」

「この戦のギミックまで暴いてくれちゃってよ…全く。」

「ギミック?」

「あ~ここ、簡単に言えば仮想世界なんだわ、んで、今回のゲームの勝利条件は、俺にかすり傷でも負わせること。んでもって、かすり傷程度、いや吹っ飛ばされたくらいなら俺の自然治癒が上回るってわけ。要するによっぽどじゃなきゃ無理ゲーなのさ。」

「なるほど。では、始めようか。」

「あぁ良いよ。」
セアの周りが暗くなった瞬間。くいの体砕け散っていた、いや、くいの体だけではない。地下貯水地に半径45,3kmのクレーターが作られていた。

「な…nを…しt。」

「声帯や脳もやられたのだろう?まともに声も、言葉も出てないぞ」

「っ…」

「悪いが、こっから先はパーティの始まりだ。親衛隊長殿はそこで見てな。最終決戦がある。あれ、さっきの嬢ちゃんが…さっきの余波か?ありゃもうただの鉄の塊じゃねぇか。死体切りが好きな俺にはちょうど良かったかも知れんがな。」

「さてと、ユミカが食われたからな…用心せねば。」まぁ、さいろうさんなら仕方ねぇか。仮想世界だし。問題ねぇ。…っても…血は繋がってるからな…複雑。
「っ…たく、だらしねぇ…かかってこいやぁ!!」
セアは地下空間の影を最大まで纏い、ナギサにむかって行く。
103:さいろう :

2017/06/07 (Wed) 17:16:41

ネクロシア王国side

「...」

何をした?

「ふぅ...」

いきなり、ふき飛ばすとはねぇ...おかげで皮膚がめくれちゃったよ...

「まぁ、この程度想定済みだけど」

「で、君はバカなの?最後の最後で無策で突っ込んでくるとか」

「っ!?」

すんでのところでセアはナギサの攻撃を回避し、また、闇に潜る

「お、驚いてる驚いてる...やっぱ、答え合わせはタノシイネ?」

「野生の勘ってヤツカナ?って...もう、もとの姿にナリカケてるヨ...参ったな、ミンナにまた、嫌われる...化け物って言われチャウ」

はぁ...人間の形を形成するパワーを切ったからか?だから生身の体は嫌なんだ...ま、いいかもう騙す必要もない


ホンとの僕二ナレばイい


がッ!

「ぐあ!?は...なせぇ...」

「学習シナイヤツは嫌いダヨ...もっと楽しまセテよもっと君ヲ教えテヨ!」

「くそ...あとちょっとで!」ブチツ!

「...」ポタッ...ポタッ...

「へへ...まずは一本」

セアの手にはナギサの腕が握られてる...どうやら無策ではなかったようた...しかし、ナギサはそれに動揺すらしない

「ソンナに僕の腕ガ欲しカッタの?」

「じゃあ、いくらでもアゲルけど?」

そして、ナギサは無数の腕を体の至るところから生やす...

「その前に握りつぶされなければイイネ!」
104:世紀末の暇人 :

2017/06/07 (Wed) 17:21:57

聖十字共和国連邦side
「仮想……………現実…………か、ハハッ。」モゾモゾ

肉片がゆっくりと『くい』だった物に吸い寄せられていく。

「回復に時間がかかるなぁ。良い、データが取れた。」

ニヤリと一人笑ったいたのだった。


聖十字本土
「陛下…………食料貯蔵率が40%を切りました。そろそろ、限界かと。」

「…………」

「アメリカもとい国連側との講和をすべきと具申します。」

「………」

「ここまで国連を苦しめたんです。あっちも喜んで講和に応ずるでしょう。」

「……そう、そうね。」
105:さいろう :

2017/06/07 (Wed) 17:38:34

???side

「へぇ...やっと効果が出てきたか」

「たく、私が揺さぶりかけないと効かない薬って意味あるの?」

「お、終わったんだな?」

「えぇ、本物と一緒に処分したわ」

「そう」

「どうゆうことサトリ!って聞いてきたわよ...本物じゃないのにねぇ」


「最期は二人仲良く...ホント、反吐が出るほど綺麗ね友情って」

そういって女は嗤う

「こっちなんかアレにホモ呼ばわりだ...たく...」

「あら?違うの?淫夢魔せ・ん・せ・い」

「薬を盛るためだ!何で好き好んで男のからだをベタベタと...」

男は全力で否定する

「お前こそいきなり添い寝とは大胆だな」

「そうでしょ~...それにあのクラス全員騙すの大変だったのよ~」

「にしてもクラスメートね...久々に青春!って感じ~...まぁ、あのサラマーリとか言う娘は騙せなかったようだけど」

「だからなるべく会わずに決勝にでないように工作したんだろう?」

「まぁね~」

「にしても各種、邪神の召喚ねぇ...こっちより実働部隊にいった方がいいんじゃないか?」

「嫌よ...死ぬかもしれないし」

「ま、俺も同意件だ...と言うことでずらかろう...ばれる前にな」

「りょーかーい...脱出口はできてるわ」

「早いな」

「あの噛ませいぬを使ったのよ...そう、一番始めにサトリって娘に絡ませたヤツ...ま、消したけどね」

「まさか初日から仕組まれてばれてるなんて思ってもいないだろうな」

「油断は禁物よ...じゃ、いきましょ」

「あぁ」

そして二人の男女は人混みに紛れ姿をくらました
106:さいろう :

2017/06/07 (Wed) 17:55:25

国連side

「議長!聖十字が音をあげました!」

「そうか...」

「どうしますか?」

「まだ、焦らしたまえ...そうだな食料備蓄が30%を切る寸前まで追い詰めろ」

「わかりました...聖十字側への回答を送らせます」

「いいか?催促がきても絶対に応じるな!協議中とな!」

「その間に例の議決とV作戦を開始する」

その日の午後


聖十字のメタンハイドレート採掘地区近海に一機のアメリカの大型旅客機が墜落


国連側はこれを民間人への不当な攻撃として聖十字側を非難しアメリカ側の調査機関の入国を要求
また、国連側は当日中に講和条約は聖十字が撃墜していないことを確認するまで協議の結果を返答できないと回答した

また、このニュースを受け聖十字に味方していた国や団体も聖十字を擁護する一方で聖十字に対し不信感を覚えた

聖十字側は撃墜を否定するも決定的な証拠がないためしぶしぶ要求を受けるしかない状態となった
107:世紀末の暇人 :

2017/06/07 (Wed) 18:28:52

聖十字共和国連邦side
女王議会
「くそ!ハナからこれが狙いだったのか!?」

「とことん嫌われましたなぁ。」

「……………」

「陛下!陛下はどこへ!?」

「今は大切な話があるので後程いらっしゃいます。」

「あの墜落した旅客機は我が国最大のメタン発掘場付近なのだぞ!やつら……我々を生かす気は微塵もない気だ!」

「視察も罠だ!受け入れるな!」

「まて!それこそ本当に我々が悪になってしまう!」

「静まれ!」PAN!

一発の銃声が場を支配した。

「貴様ら、何をうろたえておる………そんなのやつらのでっち上げに決まっておるだろ。」

「なぜそれがわかるのだ!?」

「なぜってそりゃ、メタン採掘場は本土のすぐちかくだ。それに付近に軍用機はおろか民間機なぞ飛ぶわけがない。一般航路は全部辺り一体をそらしているからだ。」

「で、では!」

「これは奴等の罠、そう言うことだ。」

「まてぇ!その判断は甘いぞ!」

「………空軍大臣、ハインケル殿か。」

「奴等がそう一筋には行くまい、奴等とてなにか策があるはず。」

「このまま、奴等の言いなりになれと?」

「そう言う意味ではないが、アメリカだけではなく、第三者も連れてくるよう要求するのがよい。」

「第三者とは?」
 
「そうだな、リボルバー公国、鳳凰共和国そしてヒタリア公国がよかろう。それと、あくまで可能性だがネクロネシアも。」

「正気か!?ヒタリアはともかくネクロネシアだと!?この国を滅ぼす気か!?」
 
「あくまで可能性だ、それに彼らが得する話を持っていってやったら、どうだ?」
108:さいろう :

2017/06/07 (Wed) 19:54:00

国連side

「ふ~む...」

やはり第三国の参入を要求してきたか...

「さすがにこの要求を突っぱねるほど馬鹿ではありませんでしたね」

「そうだな...」

「第三国に指定はあったのですか?」

「ヒタリア...リボルバー公国...鳳凰...そして、ネクロシア」

「リボルバーは先日消滅しましたからなぁ...」

「ヒタリアと鳳凰とネクロシアか」

「とゆうかこの要求を聞く必要はあるまいて...あくまで我々...いや、アメリカは"被害者"なのだから」

「では...」

「アメリカのみの調査でよかろう」

「だが、これでは飲んでくれないのでは?」

「そうですよ...」

「だから、アメリカの調査プラス第三国と行かなくても民間企業を入れましょう...そう、あくまで中立的な調査組織をね...」

「なるほど...」

「では、そう聖十字に通達しよう」

「国家レベルの問題であり他国に委任するにはあまりにも危険な話だとでも書いておけば問題なかろう」

「そうだな...これで本当に聖十字が突っぱねたら...」

「その時こそ聖十字は終わりよ...いわばこれは飛車角取り...ほとんどの歩を失った奴らがいま強力なコマを失ったら...」

「ちょっと待て、チェスのナイトの方が近くないか?」

「どちらでもいいが...私はポーカのジョーカーかな...と」

「余計な雑談をする暇があるならさっさと返答するぞ...全く...」

「「「「ハハハハハ」」」」
109:世紀末の暇人(逝きかけ) :

2017/06/07 (Wed) 21:16:32

聖十字共和国連邦side
「陛下、カインです。」

『………』

「入ります。」

中央におかれたソファにうずくまるリーファがいた。

「カイン様……」

「侍従どの、少し席を外して貰っても?」

「分かりました。」

部屋にカインとリーファだけになる。

「…………」

「…いつまでうずくまっているつもりだ、リーファ。」

「……」

「いつまで!いつまでそうやって甘えているつもりだ!!」

「………ッ!」

「あなたは!貴女はこの国の女王だろう!?こう言うときにウジウジしてどうする?」

「…………さい。」

「?」

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」

「…………」

ひたすら謝り続けるリーファに、カインは言葉を失った。

「私が……私が判断を間違えなければ……周りに流されずきちんと意見を言えてたら……!」

「リーファ……………ッ!馬鹿野郎!」

「え………」

「馬鹿野郎!馬鹿野郎馬鹿野郎、大馬鹿野郎!」

「何が、判断を間違えなければ!、だ!あんたは何も間違っていない!」
 
「そんな、だって。」

「だってじゃない!全て、貴女が選んだ道に間違い何てない!全て正解なんだよ!この国のみんなはリーファを信じてる!なのに今の姿を見たら何て言う?みんなはきっと道に迷い自らはめつしてまう!」

「…………」

「たがだかこの国が危機に陥ったからって何をそんなに嘆いているの!?早く僕を、みんなを導いてよ!リーファ!」

「…………フフッ、」

「!」

「ありがとう……目が覚めたわ。」

「リーファ…………」

「さて、もう一度再教育してやるとしますか!」

「はい!」

女王議会は米国とは和解不能と議決、それと同時に女王命令により、国内の食料を一時的に配給制、徴収、増産により食料備蓄率の回復という奇跡が起きた。
「この日を持って全軍に通達!『女王に!国に!忠義を示せ!』」

聖十字は国連に対し、撃墜は米国側の捏造でありそれを証明する証拠と講和が認められないのであらば国民が一人残らず死のうとも徹底抗戦する意を表明した。


これに賛同する国家は国連内でも過半数に及んだ。
110:とある新兵(情緒不安定) :

2017/06/07 (Wed) 21:48:35

リボルバー公国軍司令部

特隊長「…営業部からはそれだけか?」

裏の目隊員「はい。今回の件で聖十字が崩壊する可能性が2ポイント上昇しました」

ガチャ

基地司令官「聖十字の王宮と行政府の様子はどうだ?」

裏の目隊員「あまり統率がとれていません。資源地にCIA工作員やらSASが複数人確認されてますが気づいてませんね」

基地司令官「特隊長。この件は裏中隊と陽炎の総力で対処せよ。ついでに技術部から研究中の食料種も提供して聖十字を援護せよ」

特隊長「了解。我らの恩義に誓って彼らを支援します。そして、隠密に」

「「我らが大地に加護有らんことを」」
111:さいろう :

2017/06/07 (Wed) 22:10:41

国連side

「愚かな奴らだ...」

「賛同過半数...この皮肉がわからんとはな...」

「我々には全く理解できん...正真正銘狂信者の国だよ...」

「聞くところによると一応ノルマは達成したそうじゃァないか...ひとまず拍手は送っておこうではないか」

議場では拍手が起こる

「さて...聖十字に賛同した国家代表諸君」

「よくやった」

「これで彼らも心置きなく天に召されるだろう...」

「えぇ、手筈通りです...次は例の文書を?」

「あぁ...もし、我々の要求を飲んでくれるなら国家としては存続してもよかったのだが...日本のように」

「所詮、戦争はテーブルの延長線上でしかない」

「彼らが誇りをもって死にたいとゆうなら我らは止めはせん...むしろ尊敬しよう」

「だが、着地点を考えずに始めた彼らは所詮、愚鈍なモノたち...いつかは終わる運命だったのだ」

「V計画を次段階に移行...近海に待機させていた部隊で聖十字エネルギー採掘基地及びメタンハイドレートを破壊の決議をとる」

「...」

「賛成多数で...」

「少し待て」

「はい?」

「なぜネクロシア...君たちは手を上げない?」

「...おや?これはすみません...話を聞いていませんでしたよ...」

「そうかそうか...てっきり裏切ったのかと思ってたよ...」

「いえいえ..."手を上げればよろしいのですね?"」

「あぁ...そうだ...よし」

「全会一致で可決...聖十字への全面攻撃を支持...この条項には非常事態における特例法も含まれる」

「全戦時条約及び人道的措置を"聖十字にのみ"対して解除」

「これは各自の裁量でなされるが...できる限り順守してほしい...なんせ彼らが埃高き死を望んでいるのだからな」

「全国連軍に伝達...1ヵ月後の0000より敵、殲滅を許可する」

「ただ、それまで一度だけ使節団を送ろう...最終確認と行こうか」

「聖十字から反王政派や革命派を招待してのパーティーもせねばならん」

「だから、それまでの間に決めておいてくれ」

「メンバーはネクロシア・イギリス・アメリカ・ヒタリアから選抜各7名ほどでよろしいかな?」

「「「「パチパチパチパチ」」」」

「賛成多数で可決」

「では、埃まみれの英雄に乾杯」
112:イル・マーレ :

2017/06/08 (Thu) 00:13:58

ヒタリアside

「圧迫では判定は取られない。が…潰されれば別だろうなっ…んなことより、腕生え過ぎだろ…ちょっと引くぜ…」
影を纏いつつナギサの体に攻撃し続ける。

「戦闘チュウニ、何イッテるンダヨ」
ナギサも攻撃を避けつつ話す。

「いやいや…だがなぁ…やっか…グッフォッ…なん…だ?」
腹に得体の知れない何かが突き刺さっていた。

「ゴメンネ。オワラセチャッタ…。」
Win ナギサ、ドリュアスペア

フィールド外
「あぁ。良かったぜ。この勝負。」

司令室

「私が、視察に行きます」

「シアさん、頼んで良いですか。」

「ええ、司令の為になるなら。」

「海さん見た目はペテン師っぽいんだけど…何でこんなに好か…あっ…」

「今なんと?ニッコリ」

「いえいえ何でもないですよ!?」

「ん~ん?」

「とにかく…視察についてはお願いします…。」

「はいはい。それよりさっきなんと?」

「もう、良いじゃないですか…追求しないでくださいよ…。」
113:さいろう :

2017/06/08 (Thu) 00:38:33

ネクロシア王国side

「...」

「アは...アハハ...」

「...」

ドサッ...
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー


「さいろうさんは...」

「集中治療必須...と言っても安静にして寝かせとけば治りますが」

「ビックリしましたよ...レジーナが死にかけのクラテさんとサトリさんを担いでわが社の病院に駆け込んできたと思ったらこんどはさいろうさんが...」

「こいつは自業自得です...はぁ、結局私の任務は失敗しちゃったな...」

「え?」

「いえ、こっちの話です...」

二人が話していると男性が入ってきた

「すまないな...」

「お父さん...」

「いえ、これも任務ですから」

彼はサラマーリの父...と言っても人間らしい本人が言うには
名前はホトニクス・クリュシェール
世界でも有数のトップ医薬系企業の社長だ

「しかし...彼のことは...」

「わかっています。変異した細胞をもとの人間のものに戻すのは無理...でしょう?」

「すまない...それと脳の若干の変化も見られる」

「つまり...」

「あぁ...検査の結果、様々な後遺症が起きそうだよ...と言っても彼のことを聞く限りは効率化の一種なんだと思う...」

「はぁ...具体的な障害は?」

「確認しただけでも感情消失と失語症...記憶障害に...とにかく普通の人間としては生きてけなくなると思う」

「だから、やめろと言ったのに...」ボソッ...

「なんとか脳の保護はしたが...」

「もう、大丈夫です...すべて彼の自己責任」

「追いかけたのも諦めたのも壊したのも...すべて彼の責任ですから」

「そうか...すまない...できる限りのことしたが...」

「あの...」

「どうしました?サラマーリさん?」

「これからどうするんですか?」

「こらサラ...そんなことは聞くもんじゃない」

「いいですよ、これからですか...」

「予定通り聖十字にでも行ってみようかな」

「本国に帰られるのでは?」

「生憎、彼が指名手配されてまして...とゆうか死人扱いですから」

「それに...もしかしたら感情くらいなら取り戻せるかもしれません」

「少なくとも記録にある女性と会えば」

「そうですか...確かにそうゆう事例もたくさんありますからね...元気になることを祈ってますよ」

「ありがとうございます」

「では、彼の目が覚めたら連絡ください」

「あと彼女たちも」

ドリュアスはクラテ達を見る

「なんでですか?」

「おそらくヒタリア軍警察か...それとも秘密警察か...なにかしらの公的機関が事情聴取に来ると思うので」

「?」

「彼女たちが死にかけた理由ですよ...私の推測じゃおそらくヒタリア内部に侵入したネズミのせい...ヒタリアが血眼になって探してますよ、多分」
114:世紀末の暇人(逝きかけ) :

2017/06/08 (Thu) 06:18:29

聖十字共和国連邦side
ヒタリア
「驚いた、まだいきてたのか。」

「あんた………ッ!親衛隊!」

「ニジェラ軍曹、会えて光栄。」

「こちらこそ………というより、何故ここにって戦局は!?戦局はどうなりましたか!?」

「落ち着け。君たちの足止めによりすぐに増援が到着、勝ったよ。」

「そう…ですか。良かった。」


「ところで今の聖十字がどうなっているのかわからんか?」

「たった今、国連が正式に聖十字を潰すことを決めましたよ。」

「!?」

ニジェラが経緯を話す。

「無能な外交官しかいねぇな!」

「全くです。」

「とりあえず国に戻らないと。」

「どうするんですか?」  

「………あ、ひとつだけ可能性が。」 

セアの攻撃を受けたときに一瞬だけ記憶リンクを施し際、ナギサという男の正体が垣間見得た気がしたのだ。

「さいろう……行ってみるか。」
115:さいろう :

2017/06/08 (Thu) 21:51:57

ネクロシア王国side

「う...グァ...」

頭が痛い...

「こ..あ...」

ガシャン!

「うぅ...」

病院?...セア...は、ま...だ...

「お...ぇ..あ」

「起きたんですかマスター!?」

「ど...りゅ...」

くそ...目の前が霞...む...

「マスター!?」

「ますry」


ーー
ーーー
ーーーー

「は...」

「あぁ...やっちゃったねぇ...」

そこには黒い靄に隠れたなにかが立っている

「お前は...俺?」

「そう、僕」

「僕?」

「忘れちゃった?まぁ、いいや...そろそろ体を返してもらいたいな」

「なんのことだ...俺はセアと戦って...それで...」

「僕を解放した」

「お前は誰だ?」

「オーディン...君の体の持ち主だよ」

「何言っry」

その瞬間、そいつは俺に覆いかぶさる

「早く変われ!」

「なにを!?」

「だから!早く!消えろ!」

「く...そ...」

なんだこいつ...力強すぎるだ...ろ

「マスター!」

「ドリュアス!?」

ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
116:さいろう :

2017/06/08 (Thu) 22:18:50

ネクロシア王国side

「がはっ!?」

ピピピピピピ...ピー...ピー...

「気づいたぞ!大丈夫ですか!?」

「はぁはぁ...ぐ...」

「落ち着いて...大丈夫...」

「は...はぁ...」

「ok...自分が誰かわかりますか?」

「お...俺は...ぐっ!?」

『君は偽物なんだよ』

「お...ぼ...おぼぇぇぇえぇ」トシャ

「おい!袋もってこい!」

「がぁ...げぇぇぇ...」

「大丈夫です...落ち着いて...」

「俺...は...」

『そう、僕は』

『「オーディry」』

「あなたはさいろうです!」

「ドリュアスさん!?下がってください!」

「さい...ろう...」

『チッ...まぁ、いいさカギは開いてる...また、今度ね』

「うっ...あがぁぁぁぁぁ...」

激痛が俺を襲いまた深い眠りについた...
117:世紀末の暇人(逝きかけ) :

2017/06/09 (Fri) 00:12:24

聖十字共和国連邦side
聖十字本土

女王会議
「海軍としては今、再び戦いを起こすのは反対だ。」

「何を言うか!いま、ここで徹底的に叩くべきだろう!」

「陸さんは周りが見えておらぬ!海空共に反対している理由がわからんか!」

「貴様らが手伝わぬなら陸軍独自に動くわ!」

「まて、アナスタシア!航空支援が無い状態で突っ込む気か!」

「そうよ!貴方達が手伝わぬならば、たとえ全滅しようともやめないわ!」

「この馬鹿者が!それこそただの無駄死!和平の道を探るのが最優先であろう!」

「女王の命令が聞けぬというのか!」

「親衛隊としては海空に賛成である。」

「ルイン副隊長は黙ってなさい!そもそも何で隊長がここにいないの!」

「特殊部隊は陸軍に賛同する。異論は認めぬ!」
 
「黙れ小娘が!何故貴様らはこの国を滅ぼそうとする!何故正しい判断ができんのだ!」

「何が正しいかは陛下が決める!我々はそれに従えば良いのだ!」

「くそ!何のために私が国連に出向いて時間を稼いだと思うんだ!」

「ゼスター海軍大臣、余計なことを!」

「とにかくだ、今は和平の道を探すのだ!」

「絶対に和平は認めない!聖十字の誇りを見せつけてやるんだ!」
118:イル・マーレ :

2017/06/09 (Fri) 00:50:44

ヒタリアside

「とんでもねぇ事になってんな。」
このままだと聖十字がつぶれるか、なら。別の事に目を背けさせてやれば良いんだな。

その夜
議長の枕元に1通の手紙が。
ロシアが動くぜ?標的はアメリカか?ヨーロッパか?ネクロシアか?それとも…アンタか?どちらにせよ、欧州の団結が必要だろうなぁ。

「なんだこれは…この文章の信憑性は!?」

「ほぼ0に等しいです、ですが…ロシアに動きが見られているのは確かです。今聖十字を相手にしていれば…我々の敗戦が確定するかと…ヒタリアからの贈り物、ソウリュウがロシアに盗まれたとのほうこくも上がっています。」

「ぐぬ…」

ロシア
「かっはっは!イルミーネ、よくやったのぉ。」

「いえいえ、これも私の役目ですから。」
んだよこのオッサン、ベタベタ髪の毛さわりやがって、結局男って皆これかよ。
「それよりぃ、どうですか?量産体制の方は。」

「全く問題ないぞ!カッハッハ!」

「資料を見せてもらっても?」
うわぁ~オッサン酒くせぇ~

「これだよ。ほら。」

「完璧ですね。私も、裏切った甲斐がありました。」
アンタをな!

「そうかそうか!私に大いに協力してくれたまえ!」

「えぇ、もちろん」
アンタの敗戦に大いに協力してやるよ!

「イルミーネ、いいか?」

「駄目です。欧州を制圧してからにしてください。」

「強情な女だ。良いじゃないか。」

「駄目ですよ?貴方の地位が地に落ちても良いんですか?」

「そっ…それは…」

「なら止めてくださいね。私はいつでも密告出来るんで す か ら ね♪」

「カッハッハ、やはり君は面白いねぇ、妻にしたいくらいだ。」

「欧州を制圧できたら良いですよ。」

「よし、おじさん頑張っちゃうぞ。」

「その息DESU!」

「そのいきか!カッハッハ!」
119:さいろう :

2017/06/09 (Fri) 15:35:41

国連side

「どうしたんだ?」

「ロシアが...動く」

「...馬鹿なのか?」

「馬鹿だな」

「まぁ、おそらくヒタリアだろう...あの国は珍妙な力を使うからな」

「そういえばヒタリアからのロボット...盗まれたんだったな」

「おそらくロシアに...」

「彼らは加減を知らない...」

「どうしますか?」

「...望み通り団結しよう」

「ただしロシアはネクロシアに任せればいい...督戦隊ならぬ督戦国家として我らが後ろについてな」

「現在、国境線で我々の部隊と交戦中の国家が言うことを聞くでしょうか?」

「あれは聖十字に対する非道に立ち上がった義勇軍だ。我々とは関係ない」

「それもそうでしたな」

「それに聖十字側に攻撃するための力をためねばならん」

「博士!」

「はい」

「慎重状況はどうだ?」

「現在、人形クラス130体オーディンシステム全機実装済で待機しています」

「上出来だ」

「人形クラス?なんの話だ?」

「諸君から集めていた資金...あれをつぎ込み完成させた決戦兵器だよ」

そういって議長は資料を回す

「おぉ...こんなものを...」

「しかしこの後期型システムとゆうのは何ですか?」

「実証システム兼前期型はこの男です...ですので逮捕してほしかったのですが...」

「さいろう...忌々しい...」

「ですがその必要もなくなりました」

「なぜだ?」

「私の部下がやつに薬を打ちました...正直、効くかどうか心配だったのですが成功しましたよ」

「ほうどうしたんだ?」

「あいつに埋め込んだ制御人格を再起動させたのです...初期設定で命令が入力されてない場合プログラムに従い母港に戻るはず」

「それがサイト70」

「えぇ...ですので警備を増やしてほしいのですが」

「今は議論できん...それよりもロシアとV計画遂行に注力しなければ」

「V計画...そう言えば公国特殊作戦部隊...確か...」

「裏中隊か?」

「そうそう...そいつらの死体を再生できましたがどうします?私にいい案があるのですが...」

男は不気味に嗤う

「いいだろう話くらいは聞こうじゃないか」
120:さいろう :

2017/06/09 (Fri) 21:53:02

国連side

「さて...ここです」

「地下21階...独房実験室か」

「はい、ここで彼らを飼ってますので」

「飼ってるねぇ...よし、見せてもらおうか」

彼らはさらに奥に進む...するとボロボロの軍服を着た集団が独房の中にいた

「おぉ...確か発見されたときは」

「えぇ、個体によっては判別がつかないほどボロボロになっていましたがここまで復元しました」

「これもすべてさいろうのおかげですよ...あいつが無駄な努力をしてくれなければここまで復元することもできなかった」

「この死体はどうやって動いてるんだ?」

「死体ではありません」

「破損した細胞の情報を読み取り複製して元のからだを再生する...いわば復活であり正確には本人の完璧な模造品を作ることを可能にしたのです」

「ですがこれらには魂が入ってない...なので死体ではないですが生きてるわけではなくいわば一種のバイオボットのようなものですよ」

「その代わりといってはなんですがこれの中にはオーディンシステムのローコスト型ヴァルキュリアシステムを内包させています」

「あちらは完全に戦闘に特化させていますがこちらのシステムはどちらかとゆうと人間社会に紛れ込めるように設計されています...そしてこのシステムは死体の情報から元の人間の人格の再現とゆう画期的システムを実現させました」

「ほう...つまりいい案とゆうのは...」

「えぇ...魂はありませんが元の人格なら99%再現していますし記憶の読み込みも完了...身内と接してもばれることはまずないでしょう」

「我々はついに哲学的ゾンビの実証とそのコントロール技術を獲得したのです!」

「は?」

「え...あ、いや...すみません...本題に戻りますがどうやら最近解体したリボルバー公国の残党...それも裏中隊の一派と思われる組織が聖十字の傘下に入ったとのうわさを聞きまして」

「こいつらはもう私としては用済みなのでそこに潜入させひいては聖十字の内部崩壊を誘発させてはと思いまして」

「なるほどな...で、見返りは?」

「研究費用を上げることとさらなる素材の提供を」

「いいだろう!適当なものを見繕って3日後聖十字息の便に乗せる...プランはこちらで立てるからそこは心配しなくていい」

「わかりました...期待しております」

「ところで気になっていたのだが」

「はい?」

「さっきからそこの女性タイプのものがこちらをずっと見ていないか?」

「偶然こちらを向いてるだけでしょう...システムが起動していないときはただの肉塊ですし」

「そうか...ならいい」

そして彼らは部屋から出て行った...

「...」

『外に出たい?』

「...」

『答えてくれなきゃつまらないよぉ...』

「...」

一人の女が涙を流しているころ...

「俺は...誰だ...」

運命の激流にあらがう男が道を見失い

「そうです...えぇ、その通り...」

化けた女が世界を欺き...王座を目指し

「早く...会わなければ...」

時間を忘れた男が焦りを感じ

「まだまだ足りないなぁ...」

誰ともわからない者が餓えを満たすために画策し

ほんのちょっとした綻びが世界に生じて...そうして時は進んでいく...

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